EULAR@アムステルダム -1

昨年に引き続き、EULAR(ヨーロッパリウマチ学会)で発表をしてきました。

昨年のEULARLinkACRLink でも感じたことですが、とにかく企業ブースが元気過ぎ。
リウマチ膠原病業界が、いかに創薬ブームかがわかります。

近年、特に際立っているのが、PsA(psoriatic arthritis:乾癬性関節炎Link )ですね。
ブースにDIP関節の巨大なオブジェが、、

大阪大学の呼吸器免疫内科学のホームページLink によると、、
「乾癬性関節炎に対してはNSAIDsが第一選択で、活動性が高い場合はメトトレキサートなどを追加する。効果不十分の場合は抗TNFα抗体製剤(インフリキシマブ;レミケード®、インフリキシマブBS®、アダリムマブ;ヒュミラ®)が用いられ乾癬と関節炎の両方に有効である。さらに抗IL-12/23抗体(ウステキヌマブ;ステラーラ®)、抗IL-17A抗体(セクキヌマブ;コセンティクス®、イキセキズマブ;トルツ®)、抗IL-17受容体A抗体(ブロダルマブ;ルミセフ®)、経口ホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害剤(アプレミラスト;オテズラ®)も使用できるようになり乾癬性関節炎の治療選択が広がっている。」
ですって。覚えきれませんな。

端っこの方に、エコーのブースがいくつかあったのですが、整形外科ではおなじみのArthrexが、とってもポータブルなエコーを発売していました(Arthrex® Synergy MSK™Link )。

で、いくらだと思います?、、ブースのお兄さんによると、フルセット(iPadモニターやアプリなど含めて)で13000 ユーロかドル(不明、どちらにしろ、150万円ぐらい)と言っていました。高いのか妥当なのかわからん。
日本でもつい先月、薬事が通ったみたいです。今後、話題になるかな?


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— posted by 千葉恒 at 01:02 pm   commentComment [0] 

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