サンフランシスコ留学時代にお世話になったUCSF(OTI)の長尾正人 先生が、昨年の7月に教授に就任され(すごいことです!)、今回、日整会で帰省されている長尾先生を囲んで、祝賀会が開催されました。
これまでに何回か紹介している「ベイエリア日本人整形外科の会 」ですが、2012年から続いている、UCSF、スタンフォード大学、サンノゼ州立大に留学している、日本人の整形外科医および運動器医療に携わる人たちのコミュニティでして、その中心にいるのが長尾教授です。
祝賀会には、米国で長尾先生にお世話になった人たちがが、全国から20名ほど集まりました。日整会総会に合わせたとはいえ、自分の医局の同門会を欠席したり、関西から2往復したりして出席している人もいて、本当に長尾先生の人徳の大きさを感じました。
そして、今回これを機に、ベイエリア日本人整形外科のOB会を作ることになりました。実際、この会をプロデュースしているのは、UCSF(OTI&Neurological Surgery)の森岡和仁先生と帝京大学外傷センターの石井桂輔先生ですが、一応、私が創立者の1人ということで、初代のOB会長は私ということで、当日に言われてびっくりしましたが、お引き受けさせてもらうことになりました。人生で初めての「会長」です。会長と呼んでください。形だけですが。。
さて、どういうコンセプトでこのOB会を考えればいいのか、、ホテルに帰ったあと1人考えてみたのですが、正直、留学の時期がかぶっているのは4-5人ぐらいで、残りの10名以上は、OB会で初めて出会ったような間柄ではあります。
しかし、私たちには共通点がありまして、1つは、みんな色んなリスクを背負って留学した人たちなので、現在進行形で向上心が高く、視野も大きい人が多い、もう1つは、ベイエリア(サンフランシスコ〜サンノゼ)のあの青い空、強い日差しに今でも郷愁を持っている、そしてもう1つは、長尾先生を中心としたこのコミュニティに、精神的に助けられていた経験をもっている。留学先に日本人整形外科医がいる安心感は、もうとてつもなく大きかったです。
私たちは長尾教授の教室に入局した医局員みたいなもんで、准教授は水谷潤先生(名古屋市立大、2015-16年 UCSF Neurological Surgery)、医局長(宴会部長)は石井桂輔先生(帝京大学外傷センター、2015-16年 UCSF Orthopaedic Trauma Institute)って感じでしょうか。ユニークなメンバーが揃いも揃って、大谷隼一先生(日本赤十字社医療センター、2015-16年 UCSF)は留学本 書いて会社まで立ち上げ(Quotomy )まで立ち上げ、黄金勲矢先生(札幌医大、2018-19年 UCSF)はもうユニークとしか言いようがないし、来年or再来年の第二回OB会が楽しみです。
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