医師が海外留学する意義-3

間が空いちゃいました。
この2週ほど、締め切りラッシュで、13個の締め切りに追われていました。あとちょっと、、

森岡和仁先生の総説「グローバル時代に医師が海外留学する意義Link 」ですが、
ラストは、「英語が話せる」本質を知る、です。

留学に行く前は、まさに下記の状態。
「国際学会での発表や質疑応答に対する不安,気が進まないレセプションパーティー,憂鬱な英語論文の作成や査読への返答など,英語に関するストレスは尽きない」
→ 留学後にこれが解消されたかというと、、そうではないですが、留学前と比べると、だんぜんマシになりました。

留学の初期は、
「発音が悪いので発言を躊躇ったり,(相手の)発表を中断してまで発言すべきか戸惑うが,」
→ 私の場合、言いたいことが全く英語にできず、そのままラボでは殻に閉じこもってしまい、ミーティングでは決して発言しないキャラ、存在すら消していました。それは2年間続きましたよ。

森岡先生の場合、下記のような考えを実行し、、
「米国人は日本人よりも失敗に寛容であるため,間違えることを恥じることなく,意図さえ伝わればよいと開き直ることが大事である」
「その場で謝りを指摘したり意見することによってむしろ会話を弾ませ,結果的に黙って聞くよりも相手のためになる
「同時に、何かしらの発言をすることによって、存在感を周囲へ再認識させる機会にもなり」
→ これが実行できるって、言うは易しで大変なんことなんです!トライしたことは何度かありましたが、続かなかったな。

最終的には下記のような境地に至っています。
「コミュニケーションは発音が悪くても的確かつセンスのある発言の方が尤もらしい会話よりも共感を得やすい」
「言語の壁を越えた共感の蓄積はやがて信頼関係へと発展する.結果として,たとえ聞き直されても決して動じず,言いたいことがある時には会話を遮る勇気を持つ」
「渡米前に抱く語学への不安は「英語が話せる」本質のごく一部にすぎず,英語圏に浸ることによって万事を心得て,日本では成し得ないスキルの体得により語学に対する不安の克服に至る」
「英語を単なる世界共通のコミュニケーションツールとして考えれば,改善の余地があるにもかかわらず,自信がないことを理由に一期一会を無駄にすることはあまりに勿体ないと言える.」
→ ペラペラなんて目標にしなくていいんですね。それよりも伝えること、その中身が大事。

紹介は以上です。
すばらしいレビューで、留学を計画されている医師の方には、是非とも読んでいただきたいです。


— posted by 千葉恒 at 06:32 am   commentComment [4] 

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