あけまして

おめでとうございます。 ってもう、1月15日ですが。

さて、毎年かかげている今年の目標ですが、
昨年のテーマLink は「世界レベルの仕事を、工夫を凝らしつつ、楽しくやる!」でしたが、
「楽しくやる」ってのが、なかなか簡単でなかったですね。みんな常に時間に追われて、余裕がなかったかな。

今年のテーマは、私が「不得意」としてきた「組織力のレベルアップ」です。

今までの研究は「HR-pQCTでこんなんやってみました」みたいな、パイロット研究が主でしたが、
今後は、より規模が大きな臨床研究もやっていこうと思っています。

そのためには、個人ではなく組織で大きな仕事をする力が必要でして。
今まで、サンフランシスコ UCSF〜シリコンバレーで、いろんな人と出会ったり話したりする機会をもらってきましたが、
やっぱり日本の弱さはその辺にあるのかなぁ、と感じてきました。

鍵を握るのは、医師(大学院生)でなく、実は、研究補助のスタッフだと思っています。
現在、看護師、医学生、主婦の計8名の方が、HR-pQCTの研究をサポートしてくれてます。

仕事としては「コーディネート」「画像解析」「データ管理、IT」「書類(倫理委員会、CRF)」「会計」の5つです。
私が大学院生の時は(2007-11年)、私1人だったので、もちろん全部自分でやってきたのですが、
今はやっている研究の数や規模が違いますし、週1だけの社会人大学院生たちだけではとてもカバーできません。

以前、なにか学会の登録フォームで、下図のような、役職の選択をする欄がありました。
気になって、スクショを残していました。書き出すと、、

・Administrative Assistant 事務員
・Biostatistician 生物統計家
・Clinical Research Coordinator コーディネーター
・Database Analyst データマネージャーかな?
・Laboratory Director ディレクター これ私ですね
・Laboratory Information System Coordinator これはITかな
・Laboratory Supervisor スーパーバイザー 教授かな
・Laboratory Technician テクニシャン 私たちのラボの場合は、画像解析作業をする人ですね
・Nurse 看護師
・Physician 医師

私たちのラボの場合、上記のうち、生物統計家以外は、全部います:
上から、3、0、3、1、1、2、1、4、1、14人かな、
ただ、兼業・兼務が多かったり、経験値の浅さもあったりで、どうしたらいいものかと、悩み続けていました。

今年は、もっと意識的に、この組織力をレベルアップできないかと考えています、、嫌がられない範囲でね。
あとは、もし出会いがあれば、ポスドク(PhD、純研究者、医師でなくて)も、必要なのかもしれません。

ご存知の方も多いと思いますが、今、日本の臨床研究は、今、大きな転換期にあり、医師への負担が半端なく大きくなっています。
今の私の環境は、かなり恵まれており、まだ勢いのあるうちに、トライアル&エラーを繰り返して、本物にしたいと思っています。


2019-06-25102301



— posted by 千葉恒 at 09:19 pm   commentComment [0] 

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