現場は何と戦ってる?

長崎は平和、、と思いきや、突然の事態Link となっています。こう来たか、、
長崎大学病院も急に臨戦態勢です。

私は整形外科医なので、今のところ何の役にも立っておらず、申し訳ない。
感染症内科、呼吸器内科医がかっこよく見えます。

ちまたでは、医療現場は大変、医療崩壊はもう始まっている、とよく言われていますが、
不思議なのは、コロナウイルス「自体」と戦っている医療従事者は、医療現場でも少数で、
ほとんどの医療従事者は、コロナウイルスの「管理体制」と戦っていると思われます。

例えば私に陽性が出たら、私は当然隔離ですが、濃厚接触の同僚や家族も一旦隔離、
その間、外来や手術がストップし、治療が必要な患者さんに迷惑をかけてしまいます。
ましてや、患者さんたちに感染させてしまおうものなら、責任は重大です。

つまり現場の多くの医師(感染や呼吸器を専門としてない医師)は、おそらくは、
自分の陽性よりも、それに伴う職場の機能停止や、院内感染、家族への感染を恐れています。

よく「医療従事者へ感謝を」と流行りのように言ってますが、あれは要らないですね。
そういう仕事とわかって、医師の道を選んでいるLink わけですから。

いつまでこの状態が続くのでしょうか? 難しい問題ですよね。
撲滅は不可能ですので、インフルエンザ並みの扱いになる日が来ないと、通常診療はなかなか厳しいです。

では医療従事者でない、会社員や自営業とか主婦や学生は、何と戦っているんでしょうか?
ほとんどの人は有症状の感染をしていないので、直面している問題は、心理的恐怖だったり、
そして最近は、自粛・StayHomeだったり、経済的なものだったりすると思います。

マスコミの影響で、過激になっている側面もあり、自粛原理主義者が、
もはや、外に出ると車にひかれるかもしれないからStayHomeしよう、レベルまで近づいています。

このサイトLink を見る限り、数値上は日本全国でのピークアウトは始まっているように見えます。
2週間のずれがありますので、4/7の緊急事態宣言・StayHomeの前から、指数関数的増加はすでに止まっていることになり、
8割削減を提唱した西浦シミュレーションは、実証科学的にはすでに否定されている形です。

ただこのサイトのデータには、隠れ感染が含まれていませんので、実際のところはわかりません。
今後も医療施設や長崎のクルーズ船のように、断続的にクラスターは発生し続けると思いますので、悩ましい状況は、長く続きそうです。

書き出したら熱くなって、専門外のことを語り過ぎました。専門外の私見ですので、あまり参考にしないようにお願いします。

— posted by 千葉恒 at 08:30 am   commentComment [0] 

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