池永先生,SF研修

今年度最後のSF研修は池永先生夫妻です.
空港へ迎えに行くと長時間のフライトにもかかわらず元気そうでした.
今週も週の前半は雨,後半が晴れの天気予報で,雨だった日曜にラボに来てもらってミニレクチャーやHR-pQCTの説明をしました.
 
月曜がPresident dayで祝日だったのですが,今回もすっかり忘れていて(というより気づいていなくて),月曜と火曜に見学しているGeneral Hospital(外傷メインの病院です)のカンファランスが火曜のみとなりました.
もう2年にもなるのに,アメリカの祝日に適応できていません.
 
ナパバレーのワイナリーに時間があれば行きたいとのことで,到着した土曜に少し市内の観光をしました(ツインピークスなど).
明日ゴールゲンケートブリッジを経由してナパバレーまで遠征する予定です.
 
今回の日程は下記のようになります.
土曜)SF到着,市内の西側を中心に観光
日曜)Mission Bayラボの見学とミニレクチャー(HR-pQCTの説明,論文の読み方)
月曜)Mission Bayでミニレクチャー(論文の検索方と管理)
火曜)カンファランス見学,General Hospitalの見学(長尾先生)
水曜)グランドラウンド(UCSF整形外科の勉強会),抄読会(英語論文をぼくに発表してもらいます)
木曜)市内観光
金曜)ヨセミテツアー
土曜)帰国
 
平日に市内観光をした方が待ち時間などなく好都合だったので,次回以降も日曜はラボで勉強,木曜に観光の予定です.
次は4月と5月に新入局員の先生方が来てくれる予定になっています.
基本的に上記のような日程になりますが,木曜の市内観光と金曜(終日フリー)は希望に沿ったかたちになるようにしているので,あらかじめ予定を立てて希望を教えてくれると助かります.
 
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— posted by 佐田潔 at 10:29 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

日体協スポーツドクター講習会

先週末は日本体育協会公認スポーツドクター養成講習会に参加してきました.
留学前に基礎科目を済ませており,今回は応用科目の講義でした.
 
このスポーツドクターの資格ですが,2年間で5回(基礎2回,応用3回)の講習会(土曜と日曜)に参加さえすれば与えられ,おそらく更新などは不要だったと思います.
もっとも壁になる要素は競技団体からの推薦をもらって,各都道府県2名の枠に入ることだと思います.
ながさきがんばらんば国体の前はこの枠が大きく増えたという話を聞きましたが,数ある競技団体から毎年2名の枠というのはかなり厳しいように思います.
 
ぼくは長崎国体翌年の2015年に県の軟式野球協会から推薦状をいただき,幸運にもその年に講習会の参加資格を得ることができました(開業していらっしゃる榎本先生にずいぶんお世話になりました).
参加資格さえ得られれば,あとは時間とお金でどうにかなります.
興味がある方は是非トライしてみてはどうでしょうか?
 
榎本先生から中総体での大会ドクターなどの依頼があると伺っていますが,休日など平日の業務に支障がなければ問題ないです(むしろ時間があればやりたい).
 
追記
日体協スポーツドクターは更新が必要とのご指摘をいただきました.
訂正いたします.

— posted by 佐田潔 at 03:59 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

日本肘関節学会

東京で開かれた肘関節学会に参加してきました.
HR-pQCTの研究を日本で発表するのは今回が初めてです.
臨床の先生方がほとんどという場になるので,スライド作成が思った以上に大変でした.
 
同じ領域の研究者であれば骨微細構造のパラメータは共通認識として説明などは不要ですが,今回はそれの説明を避けることができず,また多くのデータ(パラメータ)を出してしまうと5分の発表時間では混乱してしまうと思い,解析項目は2つに限定しました.
またHR-pQCT-pQCTは広くは認識されていないこともあり,そうした説明も盛り込む必要があったため,研究内容や解析結果などはずいぶん削る必要がありました.
 
すっかりアメリカでのプレゼンに慣れてしまった(?)ために,原稿を見ながらのスタイルには抵抗を感じ,当日は原稿なしで,なるべく会場全体を見渡しながらプレゼンをしました.
飛行機の中でもずっとリハーサルをやっていたので落ち着いて発表できました.
質疑応答でもほぼ予想された質問でした.
 
最後に質問をしてくださった徳島大学の松浦先生(野球肘検診等でご著名です)には発表後にも声をかけていただきました.
是非,離断性骨軟骨炎(OCD)の病変部を見てみたいとのことでした.
学会全体でも野球肘関係,特にOCDのセッションは比較的多く,間違いなく注目していただける内容だと思っています.
来年の学会では是非OCD患者数名を撮影した報告ができればなと思っています.
 
直前までスライドをチェックしてくださった梶山先生,千葉先生ありがとうございました.
2か月以内に投稿する必要があるようですので,またよろしくお願いします.
 
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— posted by 佐田潔 at 10:40 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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