日本肘関節学会

東京で開かれた肘関節学会に参加してきました.
HR-pQCTの研究を日本で発表するのは今回が初めてです.
臨床の先生方がほとんどという場になるので,スライド作成が思った以上に大変でした.
 
同じ領域の研究者であれば骨微細構造のパラメータは共通認識として説明などは不要ですが,今回はそれの説明を避けることができず,また多くのデータ(パラメータ)を出してしまうと5分の発表時間では混乱してしまうと思い,解析項目は2つに限定しました.
またHR-pQCT-pQCTは広くは認識されていないこともあり,そうした説明も盛り込む必要があったため,研究内容や解析結果などはずいぶん削る必要がありました.
 
すっかりアメリカでのプレゼンに慣れてしまった(?)ために,原稿を見ながらのスタイルには抵抗を感じ,当日は原稿なしで,なるべく会場全体を見渡しながらプレゼンをしました.
飛行機の中でもずっとリハーサルをやっていたので落ち着いて発表できました.
質疑応答でもほぼ予想された質問でした.
 
最後に質問をしてくださった徳島大学の松浦先生(野球肘検診等でご著名です)には発表後にも声をかけていただきました.
是非,離断性骨軟骨炎(OCD)の病変部を見てみたいとのことでした.
学会全体でも野球肘関係,特にOCDのセッションは比較的多く,間違いなく注目していただける内容だと思っています.
来年の学会では是非OCD患者数名を撮影した報告ができればなと思っています.
 
直前までスライドをチェックしてくださった梶山先生,千葉先生ありがとうございました.
2か月以内に投稿する必要があるようですので,またよろしくお願いします.
 
IMG_1535

ScreenShot2017-02-05at82739AM

— posted by 佐田潔 at 10:40 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0110 sec.


prev
2017.2
next
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28