グランドラウンド 2020年3月 

2週前になりますが、3月のグランドラウンドは、予定を変更して行われました。
日本も同じ状況だと思いますが、講演会は全てキャンセルになっています。
変更された内容は当日知ったのですが、大学の役職( Professor/Associate Professor/Assistant Professor)に関する事や、
研究助成金に対する説明や支援に関する事でした。

今回の内容で気になったのは、academic metricsについてです。
日本語訳したら、学術指標といったらいいのでしょうか??
役職にapplyするためには、こういうのを指標にしましょうということで、下記が示されていました。

・Number of PubMed papers (total)
・Number of PubMed papers (per/yr)
・Number of PubMed papers (1st or senior author)
・h-index
・RG percentile score
・Number of Grants (total)
・Number of Grants (Federal/DDD/NSF)
・Number of Grants (Society/Award)
・Number of Grants (Industry)

この中で何だろうと思ったのが、h-indexとRG percentile scoreでした。
研究者の中では、もしかしたら常識なのかもしれませんが、恥ずかしながら僕は知らなかったので、ここに残しておきたいと思います。

その時の説明は、
h-index: number of highly impactful publications a researcher has published.

・Assistant professor = 1-10
・Associate professor = 10-20
・Professor = >20

RG score: Measures scientific reputation based on how your work is received by your peers
でした。

この時は、何の事かさっぱり分かりませんでしたので、後で調べてみました。

h-indexに関してはココLink がわかりやすかったです。

つまり、ある研究者が、どれだけ被引用数の多い論文を、できるだけ多く発表しているかを表したものになるみたいですね。
単に発表が多いだけで、その多くの論文が引用される事が少ない価値の低い論文だった場合、評価を下げてしまいます。

一方で、RG scoreは、ココLinkココLink が参考になりました。

RGとは、ResearchGateの略で、2008年からサービスを開始している研究者のためのソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)です。
この中での活動、主に、他の研究者とのやりとりを行うことで評価され scoringされる仕組みみたいです。
登録していれば、自分の論文が読まれた数、web上でのCV登録、人気の論文の通知設定、論文のダウンロードなどのサービスもできるとのことでした。

なるほど、どういうものか分かったのですが、日本の一流研究者の間では、これらは浸透しているんでしょうか???
やってる人に、感想を聞いてみたいです。

IMG_4946
近くのスーパーの棚は、こんな事になってます・・・・


— posted by 白石和輝  at 12:22 pm   commentComment [0] 

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