あいかわらず

あいかわらずの生活が続いています。

今日は、久しぶりに銀行に行きましたが、感染対策でアクリルの対面ブースが設置してありました。
従業員とお客の間の距離も、ソーシャルディスタンスを保ち、雰囲気が全然違いました。

スーパー以外の飲食店や会社も徐々に再開しています。
画像はアメリカのスーパーでおなじみのトレジョですが、人数制限のため、店外で線にあわせて並ばないといけません。
一方で、他のお店はこれを撤廃したところもあり、感染のリスク対策のためには、トレジョスタイルがいいのかもしれませんが、やはり面倒ですね。
周りには、あらかじめ食品などをオーダーしてピックアップを利用している人もいますが、その待ち時間が数日以上かかるらしく、不便だと言っていました。

コロラド大学も、グループによっては再開したようです。
しかし、人員全体の20~30%のみと制限つきです。
つまり、5人のところは、1人だけ許可されるということになります。
ただ、放射線科は全体の数が多い上、僕らのようなworkは、必然的に後回しにされているんだろうなと思います。

6月に入りますが、当初の予想どおり、まだまだ先になりそうです。



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— posted by 白石和輝  at 06:52 pm   commentComment [0] 

授業

Julio先生を多忙にさせた、もう一つの大きな原因が大学院生にむけた授業でした。
先生は、1月からエンジニア系の大学院生に対するImage processing(画像処理)の授業をされていました。
週に2コマを5ヶ月間ほど、一人で担当され、しかも、今年からのスタートだったようです。
このため、新版になった参考書の読み直しや、授業スライド作り、プログラミングやテスト作成などをしなければならず、
準備が大変だったようです。

僕自身は3月頃にその授業の存在を初めて知りました。
その時は、もう半分くらいカリキュラムは終わっていたのですが、僕も参加の許可をいただき、
大学院生と一緒に机に座って、座学を受け始めました。
しかし、程なくコロナの影響で、Zoomによるオンライン授業に切り替わることになりました。

そして、先週で終わりを迎えました。

僕がうけた授業の内容は、ざっとふりかえると

・Dilation, Erosion, opening, closing, transformation
・Segmentation
・Image registration
・Feature extraction
・Eigenfaces
・Deep learning

などなど、内容は多岐に及びました。
普段の骨微細構造解析に使用されている事以外にも、世の中の役立つ事に応用されていること、
例えば、顔認識や指紋認識などの中にも画像処理の基本的な部分が組み込まれている事が分かりました。

ただ、僕が受け始める前に基本的事項が終わっていたので、そこは残念でしたね。
時間があれば、復習したいと思います。


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— posted by 白石和輝  at 06:33 am   commentComment [0] 

骨研究者ミーティング 2

以前も書きましたが、コロラド大学関係で骨研究をしている研究者のミーティングが存在します。
2か月前から参加させてもらっているのですが、今回はオンラインで行われました。
オンライン会議は、初めての試みだったのですが、気楽でいいですね。

内容の1つは、Julio先生と、もう一人の研究者がprincipal investigator(PI)として申請したgrant(研究助成金)に関する内容でした。
つまり、アメリカでのNIHグラントである、RO1申請について受け取ったフィードバックを、皆でディスカッションしました。
(NIHグラントのしくみについては、こちらLink

研究内容は、MRIを用いたbone marrow fat (骨髄脂肪)に関する研究です、くらいにしておきます。
計画書や予算など具体的なものを見れて、いい経験になりましたし、後からその仕組みも知る事ができました。
先生の役割は、あくまでも画像解析ですので、メカニズムとかよくわからんけど、そこは頑張るよと笑っていました。
ただ、まだ審査の途中のようでしたね(スコアも分かったうえで、再提出の期限も話していたので、2次審査前?)

これが、あの頃の先生を多忙にさせていた1つだったんだなあと振り返っています。
引きこもってたり、所在不明で、後から謝られたりもしました。

あと、これは個人の問題なのですが、なんだか英語のリスニング能力が落ちた気がしてなりません。
元々、たいしてあるわけではないのですが、うーん、この2か月の影響かな??
妻に聞いたのですが、別の日本人留学生も同じ事を話していたみたいです。
Julio先生の英語は慣れてるので、聞き取れるのですが、頭が英語モードへ全然切り替わってないような・・・。

今のノルマが落ち着いたら、何か考えようかなあ。

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— posted by 白石和輝  at 02:20 am   commentComment [0] 

ようやく

デンバー市もSafer at homeに切り替わりました。
外出禁止令が解かれ、各々での自粛になったということになります。
ほぼ2ヶ月、法令の下でのStay at homeだったわけですが、これが一定の効果があったと思いたいです。

早速、車の交通量や人の往来も、明らかに増えましたね。
我が家も、2ヶ月ぶりにガソリンを入れました。
今後、制限があるものの経済活動が再開されていきます。
いい方向に向かってくれることを祈るばかりです。

ただ、相変わらず大学の再開は未定のままです。

日本でも各都道府県で全然違うように、アメリカでも各州での規制は、かなり違います。
その影響もあってか、大学による考え方もバラバラです。
州によっては、大学も再開されていたり、規制の中でも実験には行けていたりするようです。

コロラド大学はかなり厳重で、見回りとカードキーによる入室チェックがされており、それに従わざるを得ません。
周りの留学生の話を聞いても、新規の研究ができない環境にあるようです。
私の所属する放射線科も、科全体として考えると、人を介する臨床側も所属しています。
このため、再開できるグループとしては、遅い方になるのではないかとの、Julio先生との話です。
テレワークの環境を整えるため、研究室への入室許可を得られないか相談してみたいとのことでした。
それって、長期を見込んでいるということ??

個人的には、テレワークは反対です。
やはり、メリハリや環境って大事だと思います。生産性や効率は下がる人が、多いのではないでしょうか。
企業の仕事と研究は、違うものと思いたい。
子供のオンライン授業や課題も、子供が一人でまともにできるはずもなく、親のサポートも必要であり、学校のありがたみを感じています。

こんな子連れ自宅浪人生??のような生活ですが、よかったことは、2歳児の娘とかなり仲良くなりました笑
この生活も終わりが中々見えませんが、コロラド大学に限らず、東京のほうでも研究をストップさせている大学もあるそうです。
少しでもできることに感謝して、前向きにコツコツやっていきます。

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  暑くなってきて夏の予感・・・


— posted by 白石和輝  at 01:08 pm   commentComment [0] 

コロラド州デンバー4 ~生活費の実際~

デンバー市で暮らすための生活事情ですが、アメリカの都市ごとのCost of living indexという指標が出されています。

Indexなので、都市A:100と都市B:80では、AとBの間に20%程の生活費の差があるということみたいです。
(つまり、Bの方がコストがかからない)

2020年版は、このサイトLink でまとめてあり、以下の指標が参考になるかもしれません。

Cost of Living Index:光熱費や食費などの生活費全般
Rent Index:家賃
Cost of Living Plus Rent Index:家賃を含めた生活費全般

項目を変更すれば、全世界やアメリカだけなど、指定して見ることができます。

どの指標でみるかで、順位や相対値が変わってきますが、
Denver市のCost of Living Plus Rent Indexは:63.11で、東京の63.50とあまり変わらないです。
アメリカの都市だけでみると、21番目になっていますね。

実際には、ここに留学する家族構成や人数、治安、校区で家賃が上乗せされてまた変わっていくと思うので、一概に全部が正しいとは言えないですが。

それでも、留学先の生活情報は、一番気になるところだと思います。
果たして暮らしていけるのか??は不安が多いですよね。

まずは、自分の興味ある都市や、留学先の候補など調べてみても、面白いかもしれません。

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— posted by 白石和輝  at 10:07 pm   commentComment [2] 

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