[ カテゴリー » 研究 ]

論文投稿しました

やっと,UCSFでやった研究の論文を,本日投稿しました.内容はHR-pQCTを使った骨粗鬆症の研究です.
本来春くらいに投稿する予定でしたが,データがなかなか揃わなかったりして,ここまで遅くなってしまいました.
まあ,アクセプトされたわけではないので,めでたくはないのですが,だいぶ肩の荷が下りました.

私は初めから英語で書くことができないので,日本語で書いてそれを英訳するパターンです.
ネイティブの人に比べると,論文を書く時間が2倍以上かかるかもしれません.

この分野のスペシャリストと仕事ができたことで,とても勉強になりました.
私一人では到底思いつかないようなアイデアを出してくれますし.
やはりこちらの方々はスマートな英語を使いますね.

今日は安眠できそうです...

— posted by 岡崎成弘 at 08:25 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

佐田先生 到着

もう気がつけば6月ですね.
日差しも強くなって,少し暖かくなってきました.

本日,僕の後任の佐田先生がサンフランシスコに無事到着しました.
千葉先生,僕と来て,佐田先生が3代目になります.

たくさんの荷物を抱えてきました.なんとiMacも持ってきたそうです.強者ですね.
荷物が重すぎてスーツケースの車輪が壊れていましたが…

Mission BayキャンパスのISSOに行った後,山中教授とすれ違いました.
僕は2年間で初めてすれ違ったので,佐田先生も何か持っていますね.

到着したばかりで,少し不安そうな表情でしたが,佐田先生のガッツがあればきっと大丈夫だと思います.
最初のセットアップが大変だと思いますが,それもいい思い出になるので,楽しみながらがんばってほしいです.


2015-06-03130015



— posted by 岡崎成弘 at 04:47 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

千葉先生,佐田先生訪問 2015年春

IMG_4553



シアトルで行われたOARSIの後,5/3から5/6まで,千葉先生と佐田先生がSFに寄ってくれました.(私は妻の出産が近いので今年のOARSI参加は見合わせました.)
お二人共,お元気そうで何よりです.
いつもおみやげをありがとうございます.千葉先生から子供服を,佐田先生から五島うどんをいただきました.

月曜日のボスとのミーティングでは,千葉先生から今後長崎で行う予定の研究プロジェクトの紹介をしてもらいました.
ラボのDirectorとClinical directorの2人が同席するという豪華なミーティングとなり,非常に有意義なサジェッションを受けることができました.

夜は,長尾先生にTrauma courseが終わりお疲れのところ,食事会に来ていただきました.また,日本人でこちらのM.Dであり,現在MQIRラボで研究をされているKさんにも来てもらい,非常に楽しい夜になりました.


火曜日は,スタンフォード大学に第2世代のHR-pQCTの見学に行ってきました.
僕が被検者になって橈骨遠位,脛骨遠位を撮影してもらいました.
撮影中は動かないようにじっとしていないと,motion artifactという画像がブレてしまうartifactが起きてしまいます.
これは特に橈骨において多く,強い場合は撮り直しになります.
HR-pQCTの撮影時間は一部位につき約2分です.
自分では全く動いていないつもりでしたが,かなり強いmotion artifactが出てしまい,かなりショックを受けました.
手関節・前腕の固定方法,上肢の肢位,呼吸運動による動きなど,どうやったらmotion artifactを減らせるのか,現在みんなで相談中です.


私の留学期間も2ヶ月を切りました.
日本に帰ると忙しくなると思いますが,仕事・研究でいろいろしたいことがあり,SFを離れるさびしさもありますが,今はワクワク感の方が強いです.

2015-05-04202928
長尾先生,KさんとYuzukiにて


2015-05-05150724




2015-05-05151433



2015-05-07191155
千葉先生から子供服をいただきました



— posted by 岡崎成弘 at 09:50 am   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

Orthopaedic Trauma Course

2015-04-29210752
懇親会会場「Great Eastern restaurant」にて


4月30日から5月2日まで,UCSF Orthopaedic Trauma Instituteが主催する,Trauma Courseに参加してきました.
今年で10年目を迎えました.
私は4年前に一度参加したことがあり,ここで長尾先生と初めてお会いしたので,とても思い出深いコースです.

コース前日の4月29日には,日本からコースに参加する先生方向けに,長尾先生からSan Francisco General Hospital (SFGH)の紹介を約2時間かけてしていただきました.SFGHはすべての外傷に24時間対応するレベル1のtrauma centerで,サンフランシスコを始めとするベイエリアの150万の人口をカバーしています(長崎県とほぼ同じ人口ですね).
日本から来られた先生は,旭川3人,秋田2人,神戸1人,沖縄1人(なんと池間先生!)の計7名です,関西医大からは学生さんが2人,4月にSFGHで研修をされていて,症例報告もしていただきました.

Trauma Courseは朝7:30から夜6時頃まであり,とてもタイトなスケジュールが組まれ,講義とハンズオンからなっています.2年間臨床を離れていたのでコースの前は少し心配でしたが,楽しく学ぶことができました.日本ではまだ未承認の機器を見ることができるのも海外のコースに参加する魅力だと思います.


ハンズオンに参加すると,iPadなどの豪華賞品が当たるくじの応募券をもらえるのですが,なんと250ドルのLippincottの図書券をゲットしました!以前から買おうか迷っていたImagingの本を買うことができました.

西尾先生といろいろ相談しながらハンズオンをやったのが楽しかったです.またいい思い出ができました.

2015-04-29145520


2015-04-29154441





2015-05-01103514



2015-04-30152418




2015-05-01161736



2015-05-03185637



— posted by 岡崎成弘 at 09:43 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

安倍総理 UCSF訪問

現在,訪米中の安倍晋三総理が,UCSF Gladstone研究所を訪問してくださり,UCSFに在籍している日本人研究者に向けて,激励のスピーチをしていただきました.
日本の総理大臣のUCSF訪問は,26年ぶりだそうです.

Gladstone研究所に集まった日本人研究者は約100人.
私達,日本人整形外科医師は早めに会場に並び,一般人の中では最前列に陣取りました.
山中伸弥教授のスピーチから始まり,ルース元駐日大使,そして安部総理から,日本人研究者に向けてスピーチをいただきました.

私を始め,会場はやや緊張した面持ちでしたが,山中教授の自虐ネタを含んだとてもユーモアのあるスピーチから始まり,ルース元駐日大使もその自虐ネタを拾い,そして安部総理までもそのネタにオチをつけ爆笑を取り,非常に和やかな雰囲気の中,スピーチが行われました.
「みなさんが(米国に)日本の叡智をもたらし,そして日本に米国の叡智を取り入れ,人々の生活を豊かにする新たなイノベーションが誕生することを期待しています」という言葉が印象的でした.
私は,こっちに日本の叡智をもたらすことは残念ながらできていませんが,帰国後に,私に何ができるかいろいろ考えているところです.

総理が退出後,日本人研究者間での情報交換会が行われましたが,再び,山中教授,楽天の三木谷社長,ルース大使が登場され,スピーチをいただきました.とても気さくに写真撮影に応じていただきました.

首相のUCSF訪問が,私の帰国前でよかったです.昨日参加した方の中に,昨日帰国する予定だったのを,急遽明日に変更した人もいらっしゃいました.
今日は忘れられない一日になりました.


2015-04-30183231




2015-04-30182629




IMG_1960




IMG_1958



— posted by 岡崎成弘 at 09:37 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0171 sec.

prev
2024.4
next
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30