Summer Student

最近,急に忙しくなってきました.
こちらは1月と7月が人の入れ替わりが激しい月なのですが,僕と同じ研究グループにいたアメリカ人整形外科医が,先月一年間の研究生活を終えレジデントに戻って行きました.
いつも相談に乗ってくれたり,ミーティングでもその人が答えてくれたりと頼りっきりでしたが,いなくなってかなり不安な毎日です.
僕がやっているStudyの画像解析も今までは3〜4人で分担していたのが,今は1人でやっている状態です.
新しく来た人が育つまで辛抱しないといけません.


さて,今日は6月から来ているsummer studentたちのポスター発表会でした.
アメリカの大学生はキャリアアップのために夏休みはボランティアをする人が多く,受け入れ先で推薦状を書いてもらったり,論文に名前が載ることで,今後の進学や就職に有利に働くそうです.今年UCSFにはSummer Research Training Programを利用して,全米やプエルトリコから58人の学生が来たそうです.
私の所属するラボに来た学生さんたちの発表はどれもすばらしく,たった2ヶ月で仕上げた発表とは思えないくらいの出来栄えでした.
すでに追い越された気分です…(まあ,当たり前ですが全部を学生さんがやったわけではないですからね(負け惜しみかな))
中でも,African-Americanの膝軟骨のT2値が他の人種と異なり,コラーゲンや水分含有量が異なる可能性があるという発表に興味を持ちました.
相手は学生さんですし,ここぞとばかりに質問しまくりました.
私のつたない英語でしたが,一生懸命答えてくれました.


このsummer studentの発表に刺激を受けたのもあって(危機感という方が正しいかも),最近,少しずつ「仕事をくれくれ作戦」を始めました.
これが功を奏するかどうかわかりませんが….
また追ってご報告します.

(写真はポスター発表の時の写真ですが,人がまだ集まる前で,この後たくさんの人でごった返していました)


2014-08-14110712




— posted by 岡崎成弘 at 02:57 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

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