朝から夜まで論文作成に時間を使っていますが、つい最近になって発覚した事実があります。
本当に今さら・・という内容で、自分が知らなかったという事実に情けなくなってしまいます。
それは文献検索サイト”PubMed”の検索対象はAbstractのみだった・・ということです(全文が対象になっていると思っていました)。
医者になって9年・・本当に驚愕の事実でした。
今まで文献を検索する際、PubMedをメインで使って、ほしい文献が手に入らない時は"Google Scholar"で検索していました。
ただPubMedではないけど、Google Scholarでヒットしたという文献が少なくなく、つい最近になって後者のサイトをメインで使うようになりました。
試しに同一キーワードを入れてどれぐらい文献がヒットするのかを比較したところあまりにも数が違うことに驚きました(下記参照)。
そして調べてみると、Google Scholarは全文を検索対象にしていて、PubMedはAbstractのみが対象だということを初めて知りました。
Google Scholarの方がヒットしやすい理由がわかって納得するというよりも、どうしてこんなことを今まで知らなかったんだろうとショックを受けました。
PubMedでほしい文献がヒットせずにいったいどれくらいの時間を費やしたんだろう・・(研究だけでなく1例報告の論文でも)。
悲しくなりました。
今は探している文献に短時間でたどり着くようになりました。
これは文献管理ソフトMendeleyのおかげでもあります。
後輩の先生方にはPubMedだけでなく、Google Scholarも駆使して時間と労力を節約してほしいと思います。
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