
Gladstone Institutesと言えば,iPS細胞ですね.
今日はYamanaka labのポスドクの林さんのご好意で,研究所の中を見学をさせていただきました.
先日,佐賀県海外使節団の懇親会でお願いしたところ,快くOKをいただきました.
私のラボのあるビルから歩いて3分くらいのところにGladstone Instituesはあり,いつも羨望の眼差しで見ていましたが,今まで一度も入ったことはありませんでした.
山中伸弥教授は月に1回ほど,日本からこちらに来られているそうです.
実験室はとにかく広い!
オープンラボなので,他のラボとの境界がないのはもちろんですが,広すぎて奥が霞むほどでした.ここで活発なディスカッションがされて,新しいアイデアが生まれるんでしょうね.
iPS細胞から分化した心筋細胞を顕微鏡を使って見せてもらいました.
細胞が拍動していて,一瞬自分が揺れているのかと思いました.
幼弱な心筋細胞は電気刺激がなくても,拍動するそうです.
その後,BASセミナー

林さんが今日の演者です.
iPS細胞のお話が聞けるとあって,会場は大盛況.立ち見が出ていました.
iPS細胞を使って,希少な疾患や難病の病態を解明したり治療薬を開発したりと,とても多岐にわたる研究を具体的に聞くことができました.
iPS細胞について,ちょっとだけ詳しくなれたかなと思います.
林さんは3月末に日本に帰国されるそうです.
ますますのご活躍を期待しております.



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