Macにしてよかったことは多々ありますが,OsiriX,Papersなどのソフトが使えるのも大きな利点ではないでしょうか.(PapersはWindows版もありますが,versionが1.5です.)
Papers 2を2013年8月から使用していましたが,なんと12月にPapers 3がリリースされていました.まだ買ったばかりなのにこのタイミングでバージョンアップなんて,ついてないなと思いましたが,8月以降に買った人は無料でバージョンアップできるとのこと.早速試してみました.
今回の大きな変更点は,Dropboxを利用した同期がサポートされたことだと思います.Papers 2でももちろんDropboxにライブラリを設定することは可能でした.しかし,2台以上のMacでPapers同時に開くと,ライブラリが複数できてしまっていましたが,これが解消されました.
また,これまではDropboxにライブラリを置き,ipadでiAnnotate PDFというアプリで読むようにしていましたが,設定がちょっと面倒くさいのが正直なところでした.今回,iOS版のPapersも新しくリリースされたので,Dropboxで連携すればとても簡単にiPad, iPhoneで文献を読むことができます.
Papers 2から3にしたからといって,劇的に何かが変わるわけではありませんが,
もう一つ,画面右上の吹き出しマークをクリックすると,関連文献がすぐにダウンロードできるのがとても便利です.
残念な点は2つあります.
Wordなどに文献情報を挿入するCitation機能が,最新版のPagesには使えないこと.最近,Wordを使わないようにしたばかりなので残念です.
Dropboxでライブラリを管理した際,「lock」というファイルが頻回に作られたり削除されたりするので,メニューバーに何度も出てきて目障りなこと.Dropboxの基本設定で「デスクトップの通知を表示」をオフにするしかないようです.
Mac版は$79(学生割引あり),バージョンアップは$39.5(2013年8月以降にpapers2を買った人は無料でバージョンアップ),iOS版Papersは1000円です.
まだ使い始めて1週間くらいですので,間違いなどがあればご指摘いただければと思います.



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