帰国して、4ヶ月程になりました。長崎はジメジメじっとりの梅雨も終わりまして、夏の暑さが始まっています。
そして、この環境でのオリンピックはさぞや過酷と思いますが、私のように何だかんだで、しっかり見てしまっている人も少なくないのではないかと思っています。
このブログでの帰国後のネタとしては、
帰りの空港でカードのスキミングにあったせいで、後処理が大変だったとか、荷物が2ヶ月程かけて忘れた頃にのんびりやってきたとか、
子供達に英検を受けさせてみたとか(自分ではなく)、何かと留学後記ネタはあったのですが、完全スルーしてしまっていました。
そういえば、デンバーでは、MLBのオールスターが終わりましたね。大谷選手、見てみたかったなあ。
それから、変形性関節症の学会であるOARSI 2021もデンバーであるはずだったのですが、私の帰国後であり、しかもvirtual開催だったみたいです。
こちらも残念。
近況としては、現在、長崎大学病院で勤務しています。
臨床(関節再建)、研究(骨微細構造解析)、それから教官の仕事(学生担当など)をメインにバタバタの毎日です。
この日常に戻れるのかを留学の最後は心配していましたが、全く問題なく、体は意外とすぐに慣れました。そして忙しいながらも、楽しいですね。
帰宅はかなり遅いですが、手術も研究もまだまだ勉強すること、やることがたくさんあり、やりがいもあって心は充実しています。
そういえば、大事な報告として、
University of Coloradoでの研究論文が無事にアクセプトされました。
http://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34122326/
本場のPh.Dの元での論文作成ならではの苦労や、ここでは書けないような驚くべきことをたくさん経験しましたが、それも今となっては思い出話です。
向こうの上司であったJulio先生や共著者の先生方には、この場を借りて感謝を申し上げます。
そして、学会にin-personでなかなか参加できないこの御時世ですが、骨形態計測学会 というマニアック?な学会から若手研究賞を頂きました。
長崎大学骨微細構造解析グループの登竜門的な賞ですが、35歳以下に対する賞のため、本当にギリギリでいただくことになりました。
研究の方は、また新たな取り組みがスタートしていますし、今後も、精進していきたいと思います。
また、そのうちに近況報告します。
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