論文作成の補助ツール

現在、論文投稿前の英文校正中ですが、今回も使用した論文作成に使えそうな補助ツールを書きます。
過去に、このブログに書いてきた、論文の参考書Link英語添削ライト版Link に引き続いて、
これから英文を書く後輩の先生方にとって、少しでも参考になればと思います。

ライフサイエンス辞書Link  

生命科学領域のデータベースで構築されている電子辞書です。
詳しくは、こちらの記事Link に載っていますが、僕は、この中でコーパスを一番使います。
この機能は、気になる単語やフレーズの使い方の指標を示してくれます。

例えば、~のアルゴリズムという英語に対して、algorithm for ~なのか、algorithm of ~ のどちらを使おうか迷ったとします。

その時に、ライフサイエンス辞書にアクセスして、
コーパスをクリック→algorithmを入力、検索。
すると、直前でソート、直後でソートのどちらかを選択しておいたかで、たくさんの例文がでてきます。

ただ、ここで知りたいことは、上述したことなので、次に、集計値をクリックします(最初に選択しておいてもいいです)。
すると集計値で表示された単語が表示され、一語後には、for:28、to:19、in:13と表示され、of:4となっています。
つまり、forが使えるのであれば、それが一番自然な英単語の選択となり、algorithm for ~がこの場合はベターというわけです。

同じようなツールで、Hyper CollocationLink というサイトも存在します。


THESAURUS(シソーラス)Link

こちらは、類義語を探す辞書です。
論文作成中に、同じ単語が繰り返しになりそうで、それを避けたい時に役立つかもしれません。
英単語だけでなく、句動詞も調べることができます。

実際に、英単語を適当に入れてみると、たくさんの類義語が関連の高い順に出てきます。

ただし、知っている単語が見つかって、それで終わればいいですが、その使い方や、意味の微妙な違いに自信がなかったりする時は、最終的に、英和や英英辞書を使って確認した方がいいと思います。


af



— posted by 白石和輝  at 01:05 am   commentComment [0] 

最近の話題

日本でも報じられていましたが、飛行機のトラブルLink がありました。
デンバー発のフライトが、エンジントラブルを引き起こして、引き返しました。
乗客は無事でしたが、エンジン部分のたくさんの破片が住宅街に落ちてきたそうです。
住居の庭や屋根、公園などで、破片が確認されています。
場所は、Broomfieldというところで、閑静な住宅街があり、知人が住んでいるため、僕も何度か行ったことがあります。
それもあって、僕らも、驚いてしまいました。
このエンジントラブルを起こした型に関して、各航空会社での運航が停止されるようで、ただでさえ不安定なフライトの状況が、さらに悪化しないといいですが・・・。

話はかわりますが、このニュースで出てきたDebris(破片)の発音とアクセントが、僕の思ってるのと違って、個人的にそれも気になりました。
カタカナで書くと、ディブリーに近いんですね。
整形外科でも、ARMD(adverse reactions to metal debris)がありますが、自分が今まで思ってるのはデブリでした(アクセントも違う)。
僕だけなら、すみません。
でも、医学用語はせめて、こういうことがないようにしたい。

これに限らずなんですが、日本語と英語で同じという単語が、発音やアクセントが違うために、
最初は聞き取れず、後になって気づくことが少なからずあって。
それが、日本人の英語のもったいないところな気がしています。
そして、小1の子供にそれをカタカナで教えるのも、難しい。
簡単なところで、グローブ、セーター、アレルギー・・・
英語の発音をそのままに書くので、日本語のカタカナで正解は、こうだよと教えるしかありません。
そして、グローバル化に伴い、一見そのまま使えそうですが、実は使えない和製英語も意外と多いということが分かります。
今、回りを見渡してみただけでも、Plastic bottle(ペットボトル)、Backpack(リュックサック)、cardboard(段ボール)、stroller(ベビーカー)などなど。
これらは、最初の時点から、英語読みで発音も同じでは、ダメだったのかなと。
極めつけは、Costco(コストコ)は、アメリカではコスコです。
日本では、tは読まなくてはいけなかったんですか??と問いたい。
こういう微妙なところが、意外と聞き取れなかったり、伝わらなかったりする一因になっているような気がしています。

a



— posted by 白石和輝  at 01:11 pm   commentComment [0] 

スキー

念願のスキーに行きました。
これまで全く行く予定はなかったのですが、子供が仲のよいお友達と一緒に行きたいと言い出して、行くことにしました。
本当に、最後の最後になりましたが、コロラド州に留学して、スキー場に行かなかったとなると、後悔もしそうですしね。

説明するまでもないかもしれませんが、コロラド州は、ウインタースポーツのメッカとして有名です。
アスペン、ベイル、ブリッケンリッジなどスキーリゾート地がたくさんあり、全米からスキーやスノボのために、やってきます。
もちろん、コロラド近郊の人達も、スキー場へよく出かけていくので、ハイウェイであるI-70は冬の方がよく渋滞を引き起こしているそうですよ。

特に、我が家の場合、今年も夏に行動を起こさなかった時点で、こういうきっかけもなければ行く事もなかったかもしれません。
というのも、シーズンパスであるepic passなどは夏までに買ったほうが、割引されて安いと聞いていた割に、それも買わずじまいでいたからです。
行きたかったけど、しょうがない部門に、分類されていました。

場所は、copper moutain。
当日は、上の2人の訓練から始めました。
スキーは妻の方が上手いので、途中から任せて、僕は機嫌が悪い一番下の子の面倒を見ることになり・・・。
最終的に上の2人は、簡単なコース程度は、友達と一緒に滑れるようになって、すごく楽しかったと言っていました。
よかった、よかった。

僕の方はというと、一番下の子と、散歩したり雪だるま作ったりと全くスキーと関係ないことして遊んでいましたが、
少しだけ持参した幼児用のスキー板をはかせて、まねさせてみたところ、それはそれで、楽しかったようです。
後から、母親に僕とスキーをして楽しかったと報告しているのを聞いて、父は、それで救われるよ。

よかった、これでしたかった事リストから一つ消えました。


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— posted by 白石和輝  at 05:36 pm   commentComment [0] 

コロラド国定公園

先週末は、コロラド国定公園(Colorado national monumentLink )に行きました。
家から片道4時間、コロラド州西のグランドジャンクションにあります。
うちは、妻も運転するので、このくらいは全然余裕です。
なんですが、問題はずっと通っていくI-70というhighwayでして、
アップダウンが激しく、クネクネした中を100km以上のスピードで行くので、油断していたら酔ってしまうような道です。
それでも、景色はすごい道で、こんな道はコロラドくらいしかないでしょうね。

コロラド国定公園では、トレイルを2カ所歩きました。
人もほとんどおらず、気楽に過ごせました。
子供達も、コロナ渦以降のこの1年間、外で歩き回って鍛えまくったので、勝手にどんどん登っていきます。
本当に、以前よりも、長いコースにもチャレンジできるようになりました。
僕自身も、以前までは、気軽に景色を見れればそれでいいと思っていたのですが、トレイルを歩いてこそなんだと、この1年で考えが変りました。

もちろん、ドライブでも有名スポットを写真に収めて、終了。
初めての動物にも、出会えました。

この時期になると、まだまだ行ってない場所があり、ここもあそこもとなるのですが、忘れてしまいがちなのが、寒さと雪でして。
今年は、特に雪が少なくてみんな驚いていた矢先、
今週はずっと、平均マイナス15度の一週間で、本当に寒かったです。
コロラドの冬は、これがあるんだった。



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Devil's kitchen

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— posted by 白石和輝  at 07:30 pm   commentComment [0] 

引越しへむけて

最近は、引越しにむけて忙しくしています。
特に、今年はこの状況で通常とは違うので、さらに大変なような・・・。

まず、デンバー発の引越し便は休業中で、そこをどうするかから始まりました。
その後、飛行機も予約をとりましたが、すでに一度変更になりました。やはり不安定。
そして、家具達を全部出してしまわないといけませんが、この状況下で後任や新任の方がおらず、
妻を中心に色々とやりくりしながら、少しずつ減らしています。

加えて、フライト搭乗前72時間の陰性証明が、面倒でやっかいだなと。
何回か行ったことあるフリーのPCR検査Link は、結果が出るまで最低でも2、3日かかるので、早急に結果を出してくれるクリニックを探さないと行けません。

そんな状況ですが、唯一?の救いは、子供の対面授業(in-person)が再開されており、子供が家にいません。
正確にいうと、in-personとon-lineの混合で、授業が行われています。
彼らは、RoomiesおよびZoomiesと呼ばれており、子供がそう言っているのが、かわいらしいです。

現在、コロラド州は、11月をピークに罹患者が減少しており、Status levelという危険度を表した指標は、ついに黄色(concern)Link まで下がりました。
ワクチンの効果があったのかは定かではありませんが、少しずつ、いい方向へ向かっているのではないかと思います。
ちなみに、私に関してですが、まだワクチンをうっていません。
一応、聞いてみたものの、まだ私のターンではないということでした。
ここでは、末端に属していますし、昨年夏の再開の時に、キャンパスへの出入りを一番最後に許可された状況Link になんだか似てるかもなと思っています。
日本の医療従事者の方が、私より早いかもしれません。

今週は、とある小学校で、無料で本が配られていました。
中古本はたまにあるのですが、新品は初めてのような気がします。
日本では、こういった無料のものをもらったりする際には、色々と躊躇することもあるかもしれません。
こちらでは、そのあたりは全く気にする必要はなく、通りがかったりすると逆に誘導されたり、追加で情報をくれたりもします。
もらった本は、持って帰れる分だけ、日本に持って帰ろうと思っています。

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— posted by 白石和輝  at 05:03 pm   commentComment [0] 

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