日本人留学生の会

最近、本当に多忙で更新ができていませんでしたが、家族の体調も回復し、ようやく最低限の生活ができる環境が整いつつあります。
セットアップはまだ全ておわったわけではないですが、あとでまとめて書きたいと思います。

さて、日本人留学生のミーティングに誘われて、参加してきました。
月に1回持ち回りでリサーチ発表が行われており、発表内容は過去でも現在進行形でもOK、参加は自由で、所属人数も20人弱くらいのはずとアバウトな会です。
会の名前も、正式名称はおろか、略語すら覚えていない人がいるのではと話がのぼるくらいです。
(現時点では、MMCJRGだそうですが・・)
お互いに知らなかっただけかもしれませんが、ここ数年で日本人留学生の人数が増えてきて、人が人を呼び、今の会に至るとお聞きしました。

会では、活発な議論が行われ、全く違う分野を理解するのは難しいですが、全く知識がないわけではないので、内容は非常に興味深かったです。
その後の時短、節約がコンセプトのちょっとした親睦会を含めると、学年や職種、研究分野関係なく、研究、生活についてなど気軽に日本語で情報交換できて参考になりました。

そんな中、コロラド州西側にあるVailへ留学中の整形外科のドクター2名(神戸大学、産業医科大学)が遠方より初参加され、お会いすることができました。
全米中、世界中のスポーツ選手が集まってくる、世界的にも有名な場所に留学されており、近年絶対的守護神として君臨していたソフトバンクホークスの某投手がここで手術(右股関節鏡視下関節唇修復術)を受けたため、先日、定期検査に来た時に一緒に撮った写真を見せてもらいました。羨ましい・・・
個人情報のため、お二人に名前を載せていいか聞くのを忘れたので、今回は名前を伏せさせていただきますが、研究や手術見学など訪問の約束をしてきたので、機会があれば、ぜひ訪問させていただきたいと思っています。(ちなみに、僕のブログも読んでくださっているそうです)。


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— posted by 白石和輝  at 10:04 pm   commentComment [2] 

住居-2 (住居の選択)

家族も無事に渡米してきました。
一番チビが渡米前から体調不良となり、準備もかなり大変だったようですが、お疲れでした。
こちらの留学家族の皆様から、子供の時差ぼけは恐ろしい、子供は素直だからねと言われていましたが、見事に昼夜逆転生活を過ごしてくれました。
新しい家と、こちらが夜まで明るいせいもあるかもしれませんが、、、しばらく寝不足でした。

さて、住居の話に戻りますと
大学のメディカルキャンパス周辺はデンバー市内ではなく、残念ながら家族連れには少し治安が比較的悪い場所とされています。
このため、家族連れの日本人留学生は、デンバー市郊外の3か所の地区(Cherry Creek, Lowry, Stapleton)の
どこかに住まれています。
特に子供がいる場合は校区やさらなる治安も考えなければなりません。
以下は、知人に言われてなるほどと思った五角形をイメージしながら住居を決める際に考える項目で、各項目で考えられる例をあげてみました。

・家賃 ショッピングモール近郊では値段が上昇 治安で値段も変わる
・家の広さ アパートメントタイプやコンドミニアムタイプ 同じ家賃で広さが少し違う
・安全性 アメリカでは一つ通りが違うだけでガラッと風景が変わります。
・学区  校区内の小学校がマッチングシステムで決定するようです。
・大学への近さ 車は子供たちの学校への送迎で奥さんが一日中使用しなければいけない場合あり、家からキャンパスまで遠ければ車2台所有も。

特に、アメリカの場合は、家族人数によって家の部屋数を定められている州があったり、もしくは不動産屋さんから規定以上しか貸してもらえない可能性もあり、そのあたりも注意が必要です
(例えば、5人家族なら最低でも2bed roomタイプなど)。

私の場合は、上記を考えると一択だったので、即決でした。
大学の寮があって安全であれば手っ取り早いのですが、そうでない場合、それぞれの家族構成や考え方で違いがでて、ある意味おもしろいですね。


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今週はレインボーフラッグをよく見かけました


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深夜だよ・・


— posted by 白石和輝  at 01:54 pm   commentComment [0] 

オリエンテーション

オリエンテーションにいきました。
私はJ-1ビザ、家族はJ-2ビザでの入国が決まっていますが、入国後は、ISSS(International Student & Scholar Services)からチェックインを
義務づけられています。ISSSは留学相談係のようなもので、ビザを取得するにあたって大切な書類であるDS-2019もここから発行されてきます。
チェックインのためのオリエンテーションは月に2回ほどあり、こちらでオンライン予約が必要です。
http://www.ucdenver.edu/academics/internationalprograms/oia/isss/scholars/j1/current/Pages/default.aspxLink

規定には、 All parts of the Check-In must be completed within 30 days of the start date of the J-1s DS-2019. (全てのチェックインはDS-2019にある開始日の30日以内に完成させないとならない)とあり、注意が必要です。ビザ取得後にDS-2019開始日の30日以内までに入国できずスタートを切れなければ、どうなるのか。その場合は、DS-2019を再発行してもらい、ビザ面接をうけた領事館に郵送して再度サインをもらうという不確定極まりないできごとが待っていますので、今後家族連れ留学を考えておられる方は、注意しましょう(体験談、私の最初の大きなトラブルでした)。

オリエンテーションは、キャンパス内の Fitzsimons Buildingという建物でありました。
見るからに古くて由緒ありそうなこの建物の説明を和訳しますと、
・医学部や癌センター、公衆衛生などを含む様々な部署が入っていて
・Builging500ともよばれ、真珠湾攻撃の数日前の1941年に建設。
・1999年にはコロラド州の歴史的建造物に登録。
・1955年にはアイゼンハワー大統領が選挙中に心臓発作を起こし、7週間、建物のスイートで回復を待った

本当に由緒正しき建物なんですね。。。

オリエンテーションのほうは、時間前にも関わらず、誰も部屋にいない。と思ったら、1人だけ座っていて、お互いに待つことの不安をかき消すようにおしゃべり。しばらくして、ようやく担当がやってきて、規定や手続きなどの説明が行われました。

アメリカでは、書類は空欄だらけ、書類のアップデートも自分でやることが多く、いかに日本で医局の秘書さんや病院の管理課の人に楽させてもらっていたかを痛感させられます。

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— posted by 白石和輝  at 08:54 pm   commentComment [0] 

住居-1 (住居決定)

住居が決まらないと多くの手続きが始まりません。
ですが、日本人留学生にとって、コロラド州での家探しは最初の難関と言われるくらい皆さん苦労されています。
家が決まるまで最短で2週程度、長くかかる方は1か月もかかったとお聞きします。
これには、クレジットヒストリーを全くもたないことが大きく影響しているといわれています。
(*クレジットヒストリーとは、アメリカのクレジットカードの利用履歴で、信用情報機関には、ローンの利用状況やクレジットカードの利用状況、返済履歴などが記録されており、社会的な信用度に関わる)

特に、コロラド州の人口比は白人がほぼ8割をしめ、次にヒスパニック系が多く、アジア人はほぼ見かけないため、本当に留学してきた日本人なんて子供なみに信用できない扱いなのかもしれません。

で、10月に下見に行ったにも関わらず、こういう状況を直前に知ってしまった我が家。
どうしようか、先にセットアップに行くかと悩んでいた時に、なんと引き継ぎの話を頂ききました。
子供の年は違いますが同じ家族構成で、希望していた地区。家賃の引き上げも良心的な範囲にとどまったこともあり、ほぼ二つ返事で即決しました。

最後に私の不手際もありましたが、帰国前になんとかご家族にお会いすることができ、tour of the house をしていただきながら、アメリカの住居ならではのことを色々と教えていただきました。
帰国の途につかれましたW先生、メールの段階から色々とありがとうございました。
また連絡させていただきます。

住居2へ続く



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ここ2、3日、あいにくの曇り空です


— posted by 白石和輝  at 02:03 am   commentComment [0] 

デンバー国際空港

デンバー国際空港(Denver International airport)に降りたのは3回目になります。
ユナイテッド航空とフロンティア航空のハブ空港でして、今日も大混雑。
ユナイテッド航空は成田空港からの直通があり、3回ともこれを利用しました。

3回目ともなると、空港内のレイアウトはだいぶ見慣れてきましたが、あいかわらず不思議な雰囲気です。
まず、ロッキー山脈をイメージして作られた白い屋根。空港の移動通路の下に滑走路があり、そこを飛行機が通過していく。
そして一番は、空港内外にある数々の彫刻(青い馬や石像など)、絵画。
これに関しては同じように疑問に思う人も多いみたいで、ネットでも都市伝説っぽく書かれており、信じるか信じないかは~の某番組に特集してほしいなあ。

ここまでの旅程は割と順調で、はじめてvisaで入る入国審査をクリアしました。
特にトラブルなくてよかったと思っていたところ、最後の最後で税関で呼び止められることに。
この税関、以前の学会でも同じようなことが、、、、

千葉先生のブログより
Link

おそらくチェックをうける人に法則性はなく、完全に無作為抽出のようです。
同じくらい荷物が多い人もいれば、少ない人もいる、乗り継ぎのため一旦降りる人もいるし、列に並ばされた人はみんな口々になんで?なんで?の話ばかり。

僕の荷物はスーツケース大小2個、段ボール2個、パソコン3個入ったリュックあわせて70kg近くあったのですが、何の迷いもなく片っ端から開け始めました。
スーツケースにしか食べ物ないよって言ってるのに、段ボールも大きなナイフで思いっきりザクザク。一番上にダウンがでてきて、ちょっと冷や汗。破ったら弁償してくれるのかな(怒)。
一つ一つこれは何だとチェックしたあげくに、最終的にどれが食べ物なんだという始末で、最初から農産物なんてないよ、食べ物なんてスーツケースのこれだけだよって言ってるのに、そうか、もう行っていいよの一言。

デンバー国際空港はやはり要注意かもしれません。

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— posted by 白石和輝  at 02:49 am   commentComment [0] 

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