人工関節の術前、術後評価の中でも、人工足関節置換術(TAA)の解析の話が大部分をしめるという予想外の展開でした。
(整形外科でない人のために説明すると、メジャーな人工股関節置換術(THA)や、人工膝関節置換術(TKA)に比べると、TAAの手術件数は、相当少ないです)
3次元動作解析装置を用いた歩行解析、バランス評価、筋力を含めたスコアリングなどを術前、術後で評価比較していました。
TAA後2年の術後の評価としては、術前と比べて歩行速度増加。
患側の歩行時における、足関節の動きであったり、接地における力の加わり方、scoreの改善は術後に当然得られるわけですが、
それでもROMは制限されているため、完全にsymmetry(対称)な歩行パターンには戻らないという話でした。
また最後の方のスライドでは、前十字靱帯(ACL)再建術後の話もあり、着地、その後の連続したジャンプの動きにおける下肢動作解析も、
患側と健側でAsymmetry(非対称)が残存していました。
グランドラウンドは月1回ですが、毎週あるreading circleも、一応継続して参加しています。
最近は17時くらいになると、外は真っ暗ですが、朝早い時間は意外と明るいです。
サマータイムも終わり、日本との時差がまた変わりました。
私自身の1日の過ごし方も、徐々にシフトしていくべきなのかもしれません。
来月も、この日に雪が降らないように祈っときます。
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