MATLAB-3

そんなんだったら、プログラミングがない方が簡単でいいと思われるかもしれません。
ですが、例えばstatistical parametric mappingを作成する作業などは、どうしても必要になってきます。

現在の解析の一部の手順を書きますと、パラメータ1個を解析処理した結果、374万×182人の値が割り当てられる計算になります。
さらに、その偏相関(partial correlation)となると、例えばコントロール群では、パラメータA (374万×98) × パラメータB (374万×98)に加えて、98人分の年齢、身長、体重、形状の共変量で調整・・・。

そこから、さらに3次元の元の場所に、相関係数を戻して・・・。

といった感じで、これは、さすがにプログラミングがないと厳しいかなあといった感じです。
慣れていくしかないですね。

本当は、渡米当初から、大学を経由すれば、自分のパソコンにもフリーでMATLABをダウンロードできると言われてたんです。
ですが、それに必要な大学の個人メールアドレスがトラブルで数ヶ月も発行されずに、秘書さんや関係各署に問い合わせてみても、結局はたらい回しにあって、アメリカの洗礼を浴びましたね。

今は自分のパソコンで使えるようになり、簡単な計算や勉強を家でもできるようになったので、よかったです。
とはいえ、解析データは莫大ですし、Julio先生とシェアしているので、1日中キャンパスのパソコンに向かうスタイルは変わらないのですが。

まあ、今の生活は、新たなチャレンジにはなりますが、個人的には、ifの世界の感覚も半分あるんです。
高校の最初の頃は、医学部以外に工学部も考えていた時期もあり、もし選択が違えば、こんな生活を送っていたのかなあと思っています。

というわけで、あいつ渡米して何してんだろうと思われてる時期だと思うので、今の解析やプログラミングについて少し書いてみました。

IMG_4154
     久しぶりにダウンタウンにいきました。


— posted by 白石和輝  at 11:01 pm   commentComment [0] 

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