この夏に起きた信じられない出来事が、スプリンクラーのトラブルでした。
以前も書きましたが、芝生の維持のために、一日の決まった時間にスプリンクラーから噴水されるようになっています。
逆に、冬場は水道管が凍ってしまうので、閉めてあります。
冬に、スプリンクラーを突然深夜に閉めたのも不動産屋でしたが、この夏に突然開けに来たのも同じ不動産屋でした。
そして、さっさと帰って行ってしまいました。
芝生のスプリンクラー自体は、いつも通り定時に噴水されて問題なかったです。
ただ、しばらくして表の植木の生えているあたりに小さな水たまりができて、それが段々大きくなってきているのを発見しました。
なぜ、ここだけ??と疑問に思い、日に日に無くなることもなく、少しずつ大きくなる水たまりの土の下を掘ってみると、すごい勢いで水がでていました。
すると、そこへ偶然に水道局もやってきて、いつもより使用量が多いからリークがないか来てみたと。
それなら、もっと早く来てくれよと思いましたが、とりあえずこの状況を不動産屋に連絡しました。
不動産屋は、最初は全然話を聞いてくれず、芝生だけではなく、庭にも地下で水が出るようになっているのだと言われました。
それすら初めて聞いたけど、水がすごい量で出てるから、こんな状況になった。
ついには、消費量に驚いた水道局もやってきたことも説明すると、ようやく見に来てくれました。
そして、栓がうまく調整できていなかったことが判明。
不動産屋以外に、ここを触っていないことを説明すると、彼は平気で誰かがやったのだろうと言い放ちました。通りすがりの誰かがと。
これには、僕も妻も唖然としてしまいました。
彼も自分の過失であることは表情を見るに明らかに気づいているようでしたが、そんな事言うんだとびっくりしてしまいましたね。
最終的に水道局と交渉してくれると口約束してくれましたが、今までの彼の仕事を見るからに全く信用していませんでした。
そして、翌月に請求書がやってきて、なんといつもの10倍の請求となっていました。
不動産屋の彼は、やはり交渉してくれていませんでした。
僕らも周りのアメリカ人に相談したり、不動産屋に何度もプレッシャーをかけ続けました。
そして、不動産屋も重い腰をあげ、ようやく水道局と交渉してくれました。
後日、最終的に訂正した請求書が送られてきて一段落しました。
水道局も、よきに処理してくれたようです。
これを日本に当てはめてみると、ここまでの事は起きないのではないかと思います。
不動産屋の日頃からの仕事に対する無責任さもそうですし、水道局ももっと早く確認にきてくれてもよさそうです。
仮に管理に対して僕らに責任があるのなら、説明をするべきです。
これに限らず、書類の間違い、レシート通りの注文でない事もよくあることで、二度手間になり本当に疲れます。
そして、交渉するために、こっちが動かないと何も変らないのも、アメリカです。
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