再開

ようやく研究室への入室が許可されました。
早くに許可が下りた人から遅れること、1か月以上になります。
この間に、e-learningを受けたり、IDの再取得などの面倒な手続きがありました。

実に4か月ぶりに入室できましたが、時間が経ちすぎていて何だか懐かしい気分にすらなりました。
併設するカフェはテイクアウトのみで閑散としていますし、掲示板の多くは、3月の案内が張られたままで時が止まったような感じです。

入室の前には、問診と検温が義務づけられています。
初日にとりあえず指定された場所に行き、係の人と話をして知りましたが、問診を毎日提出し、検温をうけた後で、
毎日違う色のリストバンドをつけなければならないそうです(QRコードでも、問診の入力ができます。)
自転車通勤で暑いので、体温が上がってないか検温の時にはドキドキしています。

閉鎖前からの変化や今の義務をいくつかあげますと、

・マスク着用義務
みんな着用しているので、かえって安心です。本当に、文化ごとかえてしまいましたね。

・エレベーター4人まで
エレベーターは最大4人まで4隅に立って使用と掲示してあります。

・研究室内もソーシャルディスタンスを
僕は関係ありませんでしたが、距離を保つために配置転換を促していました。

・消毒が至るところに
キッチンにも、今までなかった70%エタノールの巨大ボトルが、ドカンとおいてありました。

・自動扉のボタンを押す人が増えた
今までは、扉の開閉時に後続がいれば、開けたまま待ってあげるのがマナーのようで、みんなそうしていました。
しかし、車いすマークのついたオートボタンを押す人が増えた気がします。接触感染予防かなと。

人が少なく寂しい雰囲気ですが、また新たにスタートしていきたいと思います。

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— posted by 白石和輝  at 03:49 pm   commentComment [4] 

アウトレット

先週は、独立記念日でした。
しかし、今年は自粛ムードで、去年のようなパレードLink はなく、全体的にイベントも縮小されていました。
ただ、今年もテレビで見たニューヨークやワシントンの花火はド派手でしたよ。
そして、トランプ大統領の講演を生で見ていた人達のソーシャルディスタンスの保ててなさも、ニュースで話題になっていましたね。

祝日といえばセールも。アメリカの祝日はセールの日でもあります。
アウトレットでは、さらに割引きされた商品が目白押しです。
普段でも、日本に比べたら割引が大きい印象があるので、海外旅行に行かれたら立ち寄ってみるのもいいかもですね。
問題は、服とかはサイズが大きいことが多いので、そこは要注意です。

デンバー近郊には3つのアウトレットがあります。

・Denver premium outlets
・Colorado mills mall
・Outlets at castle rock

この中で、うちの子供達が一番喜ぶのは、Denver premium outletsで、外で遊べる遊具が充実しています。

今年は、トレッキングシューズを買いました。
この自粛期間中に、散策したり山道歩いたりすることが増えましたが、結構大人も子供も滑って転んだりするので、危ないなと思っていました。
コロナの影響で、密にならないように外で過ごす機会が増えたため、僕も子供達も、真っ黒になってます。


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— posted by 白石和輝  at 06:57 am   commentComment [0] 

英語添削ライト版

今回は、書いた英語論文をガッツリ添削してもらうために、どこかの校正会社に数万かけて依頼することではなく、少しライトな場合の英語添削について書こうと思います。
英語でのemailのやりとり、国際学会発表の抄録や英語論文作成など、英語のライティングの機会があるかと思いますが、
僕は、以下の2つを使って、自分の拙い英語力をカバーしています。

1)IDIY
千葉先生に紹介してもらった校正サイトで、アイディーLink と読みます。
英語力を向上させるために、色々なサービスがありますが、基本的に使用するのは、短文を校正してもらうサービスです。
僕は、学会の抄録や論文作成途中の気になる文章を添削してもらったりする事をメインで利用しています。
英語でどう表現したらいいか、どうしても分からない文章を日本語で1行だけ送って、翻訳してもらった経験もあります。
メリットは、リスポンスが早く文字数に応じた料金設定でコスパがいい、自由に自分の選びたいサービスや講師を選ぶことができるなどです。

2)Grammarly
昔は、emailの返信をいちいちIDIYでcheckしたりしていました。
ただmailのやりとりも多くなるにつれて、ビジネス定型文になれてきたことや、すぐに返信しなければいけない場面も増え、
emailに関してはもう久しくIDIYを使っていません。

ですが、気になるのはスペルミスや文法の明らかなミスで、こういった基本的な事は避けたいですよね。
そこで、僕はこのGrammarlyを使用しています。

僕は大学院に入ってから使い始めて、何年も無料版のままなのですが、今でも僕を助けてくれます。
(無料版の使い方は、コチラLinkコチラLink にあります)

登録は随分と昔にしたので忘れており、自分で設定したはずですが、Google Chromeのブラウザの拡張機能を利用して、
Gmailなどのmail機能やGoogle翻訳とも連動できるようにさせています。
なので、簡単な文章であれば、いちいちログインする必要はなく、アラートが表示され提案された単語や文法をクリックして訂正すれば終わりです。

無料版で受けられる添削内容は、英文法とスペルの重大なミスですが、これだけでも十分使えて、本当に便利です。
スペルミスは、自分が気づいてないだけで意外と多いですし、ぼんやり読めるんだけど自信もって書けない単語をいちいち調べる手間が省けます。

これが、有料のプレミアムメンバーになると、さらに高度なcheckや改善の提案などハイレベルの添削を提供してくれるようです。
僕も気になっているので、使っている人がいたら聞いてみたいですが、使う頻度がかなり多い人でないと、どうなんだろうと思うところが正直な気持ちです。

何か他に情報があれば、教えてください。

— posted by 白石和輝  at 04:43 pm   commentComment [0] 

野生動物保護区

週末は、Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge(野生動物保護区)にいきました。
有名なロッキーマウンテン国立公園とは、関係ありません。
場所も、デンバー国際空港とダウンタウンのちょうど中間にありまして、Google mapでもすぐにわかるくらいの広大な敷地に野生動物が保護されています。
(デンバー国際空港がダウンタウンから遠いのは、この場所のせいだと僕は勝手に思っています。)

元々は、第二次世界大戦の化学兵器を製造していた工場が取り壊され、がしかし、なんとそこに絶滅危惧種やその巣が発見されたため、生物保護区に指定されたという驚きの歴史があります。(by WikipediaLink )

中は、車で回るドライブコースや、トレイルコースがあり、運がよければたくさんの野生動物を見ることができます。

ただ、今回出会った大物??は、ペリカンと鹿と、遠くに見えるバッファローのおしりだけでした。
暑かったせいと、あと野生なので、そう簡単に人には近づいてこず、警戒心が見え見えです。

トレイルコースの一部にある池では、たくさんの人が魚釣りをしていました。何か釣れている様子はなかったですが。。。

あと、こういうところのビジターセンターは充実しているのですが、COVID-19の影響でどこに行っても閉鎖が続いていますね。
そして、トイレに困ることも。

感想としては、何も遮るものがないので、デンバーのダウンタウンを含めた景色はきれいに見えて、そこだけでも一回行く価値は十分にあると思いました。



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— posted by 白石和輝  at 01:19 am   commentComment [0] 

Stapleton

Denver市の東側に位置するStapleton(ステープルトン)Link 地区。
ここは、私達家族だけでなく、過去も現在も多くの日本人留学生とその家族の生活の場所です。

この地区は、元々は1995年に閉鎖された旧国際空港Link の跡地で、その名残でしょうが、空管制塔跡(下はレストランとして利用)や、
航空会社UnitedのFlight training centerがあります。
空港が移転したあとに住民が多く移住してきた比較的新しいところであり、今でも新しく住居や建物の建設が続いています。

昔、デンバーに旅行に来たことがある人で、ダウンタウンに比較的近い空港だったと話をする人は、この空港であったと思います。
今のデンバー国際空港は、なんでこんな遠いところに空港があるんだろうという感想をおそらく誰もが思ってしまう、それはそれは何もないところにあるからです。

今まで、ダイレクトにこのStapleton地区の事をブログに書くつもりは全くありませんでしたが(ある意味、個人情報??)、
今回、ある理由で書くことにしました。

なんと、このStapletonという名前が消滅するかもしれない、というか名前変更する可能性Link が高くなりました。
急に??、えー、びっくり。本当に、衝撃的。

そもそも、Stapletonの名前の由来は、昔のデンバー市長の名前に由来しています。
しかし、この人物がKKK(Ku Klux Klan:いわゆる白人至上主義グループ)に属していたことは有名で、
僕もその話は同僚から聞いたりしていました。
もちろん、今までも名前の変更に関して話合いや投票が行われており、この地区の地元新聞でも、それは時々話題にはなっていましたが、
変更しようという動きにまでは全く至っていませんでした。(昨年の投票では65%が変更なしに投票)。

しかしながら、先の黒人殺害によるデモを中心とした偏見や差別に対する動きの影響が大きく、
Master community associationが名前の変更へと一気に動いたようです。
今、全米でhateと考えられるものに対する見方が急激にかわってきているように思います。
その一番であるバージニア州の南軍指令官像の撤去Link への動きは日本でも報道されてましたが、
ここデンバー市でも、小さな事ですが、ある公園の名前の変更Link もまた報道されています。

ただ、自分が住んでいるところの名前が変更されるのは、理由はどうあれ、僕は寂しいなあと思います。
長く住むと、それなりに愛着も沸きますし、それは日本人の僕だけではないと思うんですが。
報道では、住民は変更への準備ができているって・・・、うーん。

それにしても、COVID-19、大型デモと色々あるなあと。。。
ある意味、中身の濃い留学生活です。。。。


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punchbowl
      管制塔跡(下はレストラン)


— posted by 白石和輝  at 01:16 am   commentComment [0] 

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