骨研究者ミーティング 2

以前も書きましたが、コロラド大学関係で骨研究をしている研究者のミーティングが存在します。
2か月前から参加させてもらっているのですが、今回はオンラインで行われました。
オンライン会議は、初めての試みだったのですが、気楽でいいですね。

内容の1つは、Julio先生と、もう一人の研究者がprincipal investigator(PI)として申請したgrant(研究助成金)に関する内容でした。
つまり、アメリカでのNIHグラントである、RO1申請について受け取ったフィードバックを、皆でディスカッションしました。
(NIHグラントのしくみについては、こちらLink

研究内容は、MRIを用いたbone marrow fat (骨髄脂肪)に関する研究です、くらいにしておきます。
計画書や予算など具体的なものを見れて、いい経験になりましたし、後からその仕組みも知る事ができました。
先生の役割は、あくまでも画像解析ですので、メカニズムとかよくわからんけど、そこは頑張るよと笑っていました。
ただ、まだ審査の途中のようでしたね(スコアも分かったうえで、再提出の期限も話していたので、2次審査前?)

これが、あの頃の先生を多忙にさせていた1つだったんだなあと振り返っています。
引きこもってたり、所在不明で、後から謝られたりもしました。

あと、これは個人の問題なのですが、なんだか英語のリスニング能力が落ちた気がしてなりません。
元々、たいしてあるわけではないのですが、うーん、この2か月の影響かな??
妻に聞いたのですが、別の日本人留学生も同じ事を話していたみたいです。
Julio先生の英語は慣れてるので、聞き取れるのですが、頭が英語モードへ全然切り替わってないような・・・。

今のノルマが落ち着いたら、何か考えようかなあ。

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— posted by 白石和輝  at 02:20 am   commentComment [0] 

ようやく

デンバー市もSafer at homeに切り替わりました。
外出禁止令が解かれ、各々での自粛になったということになります。
ほぼ2ヶ月、法令の下でのStay at homeだったわけですが、これが一定の効果があったと思いたいです。

早速、車の交通量や人の往来も、明らかに増えましたね。
我が家も、2ヶ月ぶりにガソリンを入れました。
今後、制限があるものの経済活動が再開されていきます。
いい方向に向かってくれることを祈るばかりです。

ただ、相変わらず大学の再開は未定のままです。

日本でも各都道府県で全然違うように、アメリカでも各州での規制は、かなり違います。
その影響もあってか、大学による考え方もバラバラです。
州によっては、大学も再開されていたり、規制の中でも実験には行けていたりするようです。

コロラド大学はかなり厳重で、見回りとカードキーによる入室チェックがされており、それに従わざるを得ません。
周りの留学生の話を聞いても、新規の研究ができない環境にあるようです。
私の所属する放射線科も、科全体として考えると、人を介する臨床側も所属しています。
このため、再開できるグループとしては、遅い方になるのではないかとの、Julio先生との話です。
テレワークの環境を整えるため、研究室への入室許可を得られないか相談してみたいとのことでした。
それって、長期を見込んでいるということ??

個人的には、テレワークは反対です。
やはり、メリハリや環境って大事だと思います。生産性や効率は下がる人が、多いのではないでしょうか。
企業の仕事と研究は、違うものと思いたい。
子供のオンライン授業や課題も、子供が一人でまともにできるはずもなく、親のサポートも必要であり、学校のありがたみを感じています。

こんな子連れ自宅浪人生??のような生活ですが、よかったことは、2歳児の娘とかなり仲良くなりました笑
この生活も終わりが中々見えませんが、コロラド大学に限らず、東京のほうでも研究をストップさせている大学もあるそうです。
少しでもできることに感謝して、前向きにコツコツやっていきます。

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  暑くなってきて夏の予感・・・


— posted by 白石和輝  at 01:08 pm   commentComment [0] 

コロラド州デンバー4 ~生活費の実際~

デンバー市で暮らすための生活事情ですが、アメリカの都市ごとのCost of living indexという指標が出されています。

Indexなので、都市A:100と都市B:80では、AとBの間に20%程の生活費の差があるということみたいです。
(つまり、Bの方がコストがかからない)

2020年版は、このサイトLink でまとめてあり、以下の指標が参考になるかもしれません。

Cost of Living Index:光熱費や食費などの生活費全般
Rent Index:家賃
Cost of Living Plus Rent Index:家賃を含めた生活費全般

項目を変更すれば、全世界やアメリカだけなど、指定して見ることができます。

どの指標でみるかで、順位や相対値が変わってきますが、
Denver市のCost of Living Plus Rent Indexは:63.11で、東京の63.50とあまり変わらないです。
アメリカの都市だけでみると、21番目になっていますね。

実際には、ここに留学する家族構成や人数、治安、校区で家賃が上乗せされてまた変わっていくと思うので、一概に全部が正しいとは言えないですが。

それでも、留学先の生活情報は、一番気になるところだと思います。
果たして暮らしていけるのか??は不安が多いですよね。

まずは、自分の興味ある都市や、留学先の候補など調べてみても、面白いかもしれません。

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— posted by 白石和輝  at 10:07 pm   commentComment [2] 

デンバーの春

最近の日中は、温かい日が続いています。
例年、雪は5月までらしく、もう少しで終わりかなと。
ただ、その後の夏の日差しの強さを考えると、今くらいがちょうどよさそうです。

散歩やサイクリングで見る風景は、春でいっぱいです。
花がたくさん咲いていて、鳥やリスなどの小動物も活発になってきました。
雪被りのロッキー山脈も、何度眺めても飽きないです。

デンバー市は、現在、なんとStay at home orderの延長に入っています。
大学再開も期限が分からないまま、延長が決まりました。
そのメールを同僚の一人が転送してくれて、知りました。
彼は、5月までの契約にも関わらず、このまま大学が閉鎖したままでは、次のjobに申請できないと焦ってました。
どうも他の人とも話しても、早くても夏頃の再開が落としどころのようです。
それまで彼は、全く別の仕事を探すことになるかもしれないと言っていました。
失業している人も多いので、無事につなぎが見つかるといいんですが。

春の景色を見ながら、生活が大きく変わってしまったのは人間だけなのかもしれないなあという気持ちになりました。


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— posted by 白石和輝  at 03:06 pm   commentComment [0] 

抗議活動

全米各地で、コロナウイルスに対する規制、つまりStay at home orderに対する抗議が起こっています。
先週末19日には、デンバーでも、集まった数百人が抗議デモLink を行いました。

それに対して、少数の医療従事者がこのデモに立ち向かったという話がありました。
その医療従事者に対しても、暴言が吐かれたようで、何とも言えない気持ちです。

コロラドの感染者数は、4/21で感染者数9720人、死者420人となっています。
一方で、失業保険の数も凄いことになっており、生きていくために家にいつまでもいるわけにはいかないというのも納得できます。
アメリカ国内だけでなく、ブラジルでも同じように抗議デモがあったばかりですし、世界的な社会問題であることは間違いありません。

現在、コロラド州では、この法令は4月26日までとなっており、今のところ延期はなく、段階的に再開する予定です。
ピークアウトは過ぎたためとされていますが、どうなることやら・・・。

そして、大学の再開はまだ決まっていませんが、子供達の学校は、今年度の終了が宣言Link され、このまま夏休みまで休校となりました。
ほぼ5ヶ月間休みとは、本当にすごい話です。

長崎も心配なニュースが入ってきましたね。日本も色々と大変かと思いますが、皆様ご自愛ください。
来月は、明るい話ができるようになったらいいなあと願っています。




— posted by 白石和輝  at 04:07 pm   commentComment [0] 

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