infection

日本の話も色々と伺っていますが、こちらでは、インフルエンザが猛威をふるっております。
CDCが発表したsurveillance mapは真っ赤で(high)です。
僕の周りでも、罹患したという話を聞くようになりました。
先日、これに伴う全米での死者が1万4000人を超えたと話がでた矢先、今度はなんと、これには、新型コロナが影響しているのではないのかという話になっているそうです。

ただ、これに関しては、総合的に考えてみて、個人的に少し疑問に感じます。

こちらでは、
・インフルエンザの検査費、治療費がかなり高く、自己判断で自宅療養するケースが多い
・似た症状がでて、家族が罹患したりしてれば、やはり自己判断

といったところで、そもそもインフルエンザの検査、治療がきちんと行われておらず、統計データが日本に比べて正確ではないのではと思われます。つまり、罹患者や死者が実際にはもっと多い可能性があるにも関わらず、大まかにしか把握できていないはずで、そういう状況で、コロナの影響とかいい始めているのはどうかと個人的には思います。
それに原因は、例年と違って、珍しく当初B型が優勢になってしまったことという話もでてますし、アメリカは早期から渡航制限に厳しかったですし。

ただ、こんな状況でも、マスクをしている人は、ほぼ皆無ですね。不思議な国。
そして、こちらでの興味は身近なインフルエンザより、どちらかというとはやはり新型肺炎でして、この間しゃべってたら、日本の事も聞かれましたね。主に、クルーズの対応に関する難しい質問で、答えに困りましたが。

日本では当たり前のことが、ここでは、そうではないという現実を知っておくことは大事な事かもしれませんね。
日本の医療って、いいなあ。




— posted by 白石和輝  at 05:59 pm   commentComment [0] 

住居-5(雪かき)

先週から、雪が続いています。
今冬は、雪が少なくて、ましてや連日降り続くことはあまりなかったので、安心しきって油断していました。

一軒家タイプは、雪が降ると、歩道の雪かきをしなければなりません。
そう、しなければならないのです。

長崎人の発想でいうと、連日降らなければ、雪が溶けるのを待つことも考えると思います。
僕も天気を見ながら、今日は、しなくてもいいのではと思う日もありました。
しかし、そのままにしていても、雪はなかなか溶けず、その下には次第に氷が形成されていきます。
その氷ができてしまってから雪かきをしても、時すでに遅しで、その氷は、なかなか溶けずにずっと残ってたりするんです。
おまけに、誰かが、この氷で滑ってけがをすると、その家の家主が訴えられることもあるかもしれないとのこと。

確かに、家の契約書にも、雪かきは借主がするようにと書いてありますしね。
(Maintain the sidewalks, driveway and parking area free and clear from snow and ice. )
そこは、夏の芝刈りLink と同じで、家の前の歩道が市の管轄であれば、市の職員が定期的にやってくれるところもあるそうです。うーん。

周りを見てみると、案外!?ちゃんとしていて、朝からシャベルで作業をしてから、仕事にでかけているみたいです。


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 前日、雪かきした上に雪が積もる(泣)


— posted by 白石和輝  at 05:32 pm   commentComment [0] 

Zoo

今年は暖冬のようで、先週の日曜は、珍しく20度を超えました。
ですが、その反動か、今週は大雪weekでした。
ただ、トータルで見ると、今冬は雪が少なくて、ラッキーです。

ということで、久しぶりに動物園に出かけました。
Denver Zooは、1986年に開園して以来、ダウンタウンにも割と近くて、人気スポットです。
年間パスポートを購入すれば、夏休みなどにも気軽に行けます。

アメリカの動物園のいいところは、
歩き疲れる程広い、バッファローのような珍しい動物がいる、種類も多いところですかね。
一通りの動物がいる上に、入り口からいきなりライオンがいたり、出し惜しみしないですし。象のショーも面白いです。

ちなみに、こちらの子供達には、Wild KrattsLink とういうアニメ番組が人気です。
内容は、まず、懐かしのむつごろうさんを彷彿とさせるようなKratts兄弟の動物や虫との触れ合う実写で始まります。
その後アニメになり、その兄弟がCreature powerを使い、その動物の特徴を取り入れて問題を解決していく感じです。
Youtubeでも一部見れます。お菓子とコラボしたりいますし、こちらの親達もいい番組だと言っています。
その番組の影響で、動物園に連れて行ってと言われますが、その番組で得た知識を教えてくれるので、こちらも勉強になります。

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— posted by 白石和輝  at 02:39 pm   commentComment [0] 

ノーベル賞公演

2019年のノーベル生理・医学賞を受賞された米ジョンズ・ホプキンズ大学のセメンザ(Gregg L. Semenza)教授の特別公演がありました。

セメンザ教授は、低酸素状態で腎臓がエリスロポエチンを分泌して赤血球を増やし,酸素の運搬能力を上げようとする際に、この反応を活性化するタンパク質を発見。
これをHIF-1(低酸素誘導因子,hypoxia-inducible factor 1)と名付けたのが最初で、後に遺伝子同定されています。

この低酸素反応の研究が評価され、後に、酸素が十分な状態では逆にHIF-1αを減らす仕組みを研究した2人の研究者との共同受賞となったようです。

実は、昨年末に知り合いの家でテレビを見ていると、サイエンスzeroという日本の番組で、偶然この特集をしていました。
麻酔科領域など、低酸素に絡む分野の研究では有名な遺伝子で、虚血の研究をしていた妻とその話をしたばかりでしたが、まさか本人の公演があるとは。
(余談ですが、テレビジャパンというチャンネルでは、日本の番組を放送しています。
永住組のご家庭では、契約されているところもあります。)

公演では、これまでの研究が順を追って説明されていきました。
最近では、低酸素感知以外にも、血管新生促進の働きなどにも着目されており、
腎性貧血改善の薬だけなく、がんや目の疾患に対する治療の研究も進んでいるようです。
最後には、超低酸素環境のチベット族の、この領域の遺伝子変異の研究のお話まであり、内容は多岐に及びました。

発見はもちろんすごいことなんですが、その発見が世の中の役に立つようになるまでの、一つ一つの研究の積み重ねと、
そこに関わってきた多くの研究者の存在が印象的でした。


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— posted by 白石和輝  at 02:15 pm   commentComment [0] 

ボーダー・パトロール

今回のロングドライブで、面倒くさいトラブルに巻き込まれました。
ホワイトサンズの近くにある、US ボーダー・パトロール・チェックポイントという関門です。
そこを通過する際は、強制的に車を誘導されます。

最近は、パスポートを持ち歩くことはなく、運転免許証が身分証明かわりになっています。
お酒を買うときも、ホテルのチェックインも、その他、運転免許証を出せば、問題ないからです。
国内線の飛行機に乗るときも、パスポートを一応持参しますが、運転免許証を提示すれば、それ以上何も言われることはありません。

普段そんな感じなので、当然、今回もパスポートを持っておらず。
運転免許証を提示すると、US citizenでなければ、運転免許は証明にならないとしつこく追求をうけました。
こういうことに関しては、几帳面に電子化しているんですが、それも今回は持参していないパソコンの中。
悩んだ末に、確かDS-2019の書類が添付してあったはずとeメールから探しだし、なんとかそれで難を逃れました。
その時間30分、無駄な時間でしたね。
ホワイトサンズで会った日本人留学生もパスポート持参しておらず、同じ目にあったとのことで、この話題になりました。

僕個人のデータは、コピーした運転免許からデータを引き出しているはずです。
問題は、おそらく子供でして、移民に関してでしょうが、特に子供の証明をやたら追求されました。
子供に市民権が与えられることは非常にメリットがあります。
出産旅行を抑止するために、妊婦へのビザ発給を厳格化するというニュースも最近ありましたしね。

後で、グーグルマップで調べてみると、ただ知らなかっただけで、意外と関門の数は多いです。
西のカリフォルニア、サンディエゴ付近から始まり、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサスまで。
それも、今回のように国境の近くとは限りません。
関門の近辺にもし行く可能性がある時は、パスポートを持参するのがいいのかなと思いました。

後日談ですが、ショッキングな話もあったりしたので、さらっと書こうと思います。
この関門の事を人と話たりすると、人によって考え方や意見に違いがあって、僕の中ではそちらの方が衝撃でした。
そこは、多民族国家(人種)や現政権が一番大きな要因かなと思います。
普段、コロラドに住んでいると全然感じたこともなく気にもしない事が、今回の体験談を人と話してみることで、
現実問題として暗い部分が存在していることを実感させらた気がしました。

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— posted by 白石和輝  at 05:09 am   commentComment [0] 

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