[ カテゴリー » 生活 ]

Stapleton

Denver市の東側に位置するStapleton(ステープルトン)Link 地区。
ここは、私達家族だけでなく、過去も現在も多くの日本人留学生とその家族の生活の場所です。

この地区は、元々は1995年に閉鎖された旧国際空港Link の跡地で、その名残でしょうが、空管制塔跡(下はレストランとして利用)や、
航空会社UnitedのFlight training centerがあります。
空港が移転したあとに住民が多く移住してきた比較的新しいところであり、今でも新しく住居や建物の建設が続いています。

昔、デンバーに旅行に来たことがある人で、ダウンタウンに比較的近い空港だったと話をする人は、この空港であったと思います。
今のデンバー国際空港は、なんでこんな遠いところに空港があるんだろうという感想をおそらく誰もが思ってしまう、それはそれは何もないところにあるからです。

今まで、ダイレクトにこのStapleton地区の事をブログに書くつもりは全くありませんでしたが(ある意味、個人情報??)、
今回、ある理由で書くことにしました。

なんと、このStapletonという名前が消滅するかもしれない、というか名前変更する可能性Link が高くなりました。
急に??、えー、びっくり。本当に、衝撃的。

そもそも、Stapletonの名前の由来は、昔のデンバー市長の名前に由来しています。
しかし、この人物がKKK(Ku Klux Klan:いわゆる白人至上主義グループ)に属していたことは有名で、
僕もその話は同僚から聞いたりしていました。
もちろん、今までも名前の変更に関して話合いや投票が行われており、この地区の地元新聞でも、それは時々話題にはなっていましたが、
変更しようという動きにまでは全く至っていませんでした。(昨年の投票では65%が変更なしに投票)。

しかしながら、先の黒人殺害によるデモを中心とした偏見や差別に対する動きの影響が大きく、
Master community associationが名前の変更へと一気に動いたようです。
今、全米でhateと考えられるものに対する見方が急激にかわってきているように思います。
その一番であるバージニア州の南軍指令官像の撤去Link への動きは日本でも報道されてましたが、
ここデンバー市でも、小さな事ですが、ある公園の名前の変更Link もまた報道されています。

ただ、自分が住んでいるところの名前が変更されるのは、理由はどうあれ、僕は寂しいなあと思います。
長く住むと、それなりに愛着も沸きますし、それは日本人の僕だけではないと思うんですが。
報道では、住民は変更への準備ができているって・・・、うーん。

それにしても、COVID-19、大型デモと色々あるなあと。。。
ある意味、中身の濃い留学生活です。。。。


IMG_5023



punchbowl
      管制塔跡(下はレストラン)


— posted by 白石和輝  at 01:16 am   commentComment [0] 

暑い

暑い日が、続いています。
サマータイムで夜まで明るいので、時間の感覚がおかしくなりそうです。

向かい側の家が、庭に簡易プールを出していたので、うちにも置いてみました。
アメリカは、こういうのは日本よりも安い印象があります。
とはいえ、こういう時期なので供給が追いついておらず、インターネットでも売り切れ続出でした。
今年は、市民プールもまだ閉鎖したままなので、需要が多いということかもしれません。

この自粛生活の間に、周りの家は、庭を充実させていました。
庭やガレージの整理をしたり、花や植物をきれいに植え、壁の塗り替えをするなど。
子供のいる家には、なんとブランコが置かれたり??

現在、コロラド州はフェーズ3に入り、徐々に緩和されていますが、制限がかなりあります。
他州と比べても、かなり慎重な州であることは、ここに居る誰もが感じていることです。


IMG_6228


IMG_6262



— posted by 白石和輝  at 12:17 am   commentComment [0] 

天気はいいが・・・

先々週は、ドライブに久しぶりに行きました。
とはいえ、国立公園も今から徐々に再オープンしようかなというような状態でしたので、
とある山の登山道を目指していったのですが、途中で閉鎖されていましたね。
今はまだ、こういうところが多いみたいです。

これから、夏にかけて暑くなりますし、雪はさすがにもうないのではと思っています。
特に、最近は天気がよくドライブ日和で、景色はきれいなのですが、目的地が定まらず残念な感じです。

さて、アメリカ全土に広がっている黒人死亡による抗議活動ですが、デンバー市では、ダウンタウンの市議会堂前を中心に行われています。
土日の夜が激しく警察との衝突があったようですが、月曜からは再び落ちついています。
他の州は、暴動がひどいところもあり、まだそれに比べるとという感じで、
デンバーでの現在も続いている抗議活動Link は平和的であるという見方です。
多くの人が、仰向けで寝て手を後ろに組む姿(いわゆる拘束された姿)で、9分間亡くなった黒人男性に敬意を示す行為が行われているようです。

日本でもニュースになっているため、心配してくださる方がたくさんいるのですが、大丈夫です。


IMG_5066


IMG_5080



— posted by 白石和輝  at 05:58 pm   commentComment [0] 

あいかわらず

あいかわらずの生活が続いています。

今日は、久しぶりに銀行に行きましたが、感染対策でアクリルの対面ブースが設置してありました。
従業員とお客の間の距離も、ソーシャルディスタンスを保ち、雰囲気が全然違いました。

スーパー以外の飲食店や会社も徐々に再開しています。
画像はアメリカのスーパーでおなじみのトレジョですが、人数制限のため、店外で線にあわせて並ばないといけません。
一方で、他のお店はこれを撤廃したところもあり、感染のリスク対策のためには、トレジョスタイルがいいのかもしれませんが、やはり面倒ですね。
周りには、あらかじめ食品などをオーダーしてピックアップを利用している人もいますが、その待ち時間が数日以上かかるらしく、不便だと言っていました。

コロラド大学も、グループによっては再開したようです。
しかし、人員全体の20~30%のみと制限つきです。
つまり、5人のところは、1人だけ許可されるということになります。
ただ、放射線科は全体の数が多い上、僕らのようなworkは、必然的に後回しにされているんだろうなと思います。

6月に入りますが、当初の予想どおり、まだまだ先になりそうです。



IMG_5082



— posted by 白石和輝  at 06:52 pm   commentComment [0] 

ようやく

デンバー市もSafer at homeに切り替わりました。
外出禁止令が解かれ、各々での自粛になったということになります。
ほぼ2ヶ月、法令の下でのStay at homeだったわけですが、これが一定の効果があったと思いたいです。

早速、車の交通量や人の往来も、明らかに増えましたね。
我が家も、2ヶ月ぶりにガソリンを入れました。
今後、制限があるものの経済活動が再開されていきます。
いい方向に向かってくれることを祈るばかりです。

ただ、相変わらず大学の再開は未定のままです。

日本でも各都道府県で全然違うように、アメリカでも各州での規制は、かなり違います。
その影響もあってか、大学による考え方もバラバラです。
州によっては、大学も再開されていたり、規制の中でも実験には行けていたりするようです。

コロラド大学はかなり厳重で、見回りとカードキーによる入室チェックがされており、それに従わざるを得ません。
周りの留学生の話を聞いても、新規の研究ができない環境にあるようです。
私の所属する放射線科も、科全体として考えると、人を介する臨床側も所属しています。
このため、再開できるグループとしては、遅い方になるのではないかとの、Julio先生との話です。
テレワークの環境を整えるため、研究室への入室許可を得られないか相談してみたいとのことでした。
それって、長期を見込んでいるということ??

個人的には、テレワークは反対です。
やはり、メリハリや環境って大事だと思います。生産性や効率は下がる人が、多いのではないでしょうか。
企業の仕事と研究は、違うものと思いたい。
子供のオンライン授業や課題も、子供が一人でまともにできるはずもなく、親のサポートも必要であり、学校のありがたみを感じています。

こんな子連れ自宅浪人生??のような生活ですが、よかったことは、2歳児の娘とかなり仲良くなりました笑
この生活も終わりが中々見えませんが、コロラド大学に限らず、東京のほうでも研究をストップさせている大学もあるそうです。
少しでもできることに感謝して、前向きにコツコツやっていきます。

IMG_5042
  暑くなってきて夏の予感・・・


— posted by 白石和輝  at 01:08 pm   commentComment [0] 

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0160 sec.

prev
2024.4
next
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30