Harvest festival

この時期に収穫するものは、もちろんアメリカではパンプキンでして、
町中の家々がハロウィーンに向けて、気合いを入れて玄関周辺のかざりつけをしています。
それぞれの家の工夫、見事です。
中にはセンスが悪すぎて、気持ち悪い家も本当にありますが。

そして、ジャック・オー・ランタンを作成するための彫刻刀もショップに売られていて、売る側も負けてはいません。

昨日は、学校が主催する行事に参加してきました。
名前からは、日本の小学校の収穫祭を思い浮かべますが、全然違いましたね。
焼き芋は当然ありませんし、子供達の催しものがあるわけでもありません。
シンプルにパンプキンを名目に、子供達は普段ない特設遊具やペイント、工作をして楽しく参加する、
そして、親には小学校に対するドネーションやチャリティーの部分もついでにといったところでしょうか。

今日も、校庭には、‘Pumpkin Patch’といって、カボチャを直接販売しているブースがありました。
そして、音楽バンドの人も曲が途切れるたびに、パンプキン買うの忘れないでとか、帰る前に忘れてはいけないもの、それはあなたのパンプキン
と言っていたりして、そんなに大事かと突っ込みたくなりました。

特設遊具に関しては、ロッククライミングの壁をわざわざ運んでくるところは,さすがにすごいなあと思いましたね。
息子がチャレンジしましたが、年齢やコースによっては難しそうでした。
まあ、こういうのにチャレンジするようになっただけでも十分で、こちらのクラスの先生に恵まれたかなと。

さて、郷に入れば郷に従え。
散々、パンプキンの事を書いてきましたが、学会から帰ってきたら、すでに置いてありまして・・・・うちも、ぼちぼちかざりたいと思います。

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— posted by 白石和輝  at 11:57 pm   commentComment [0] 

グラウンドラウンド

初のグランドラウンドに参加できました。

つい先週までは会の存在自体も知らず、どうにかして見つけて参加にこぎつけようと思っていたところ、こちらの研究者から教えてもらいました。
最初の時から、この会の存在を教えてくれればよかったのにと思う反面、
そこは、まだ来たばかりだったし、朝早いし、夏休み期間だった可能性もあったりで、色々と気を遣ってくれたのかなと。
ひょっとして、彼もASBMRやHR-pQCTミーティングに参加していたので、僕に参加する資格があると思ってくれたとか??

UCの整形外科グランドラウンドは、毎月1回、月初めの水曜に6時45分から行われています。
日本にいらっしゃる方々には大変申し訳ないんですが、こちらに来て一番の早起きでしたね。
まだ、あたりは真っ暗。十分に寒い中、自転車でGOでした。

今回のテーマは、人工関節周囲骨折でした。
僕の認識では、日本ではVancouver分類やAO分類に基づいて、ある程度治療法の選択は確立されてるかと思います。

今回、一番気になった点は、2つ。
1つ目は、生検をほぼルーチンでしている印象。
感染性偽関節を疑う根拠のないような、画像上どうみても固定力不足でCRPも陰性のような偽関節や、明らかな外傷性の初回骨折の症例にも生検してました。
2つ目は、antibiotic plateを結構使用していたこと。日本では、まだないみたいですね。
逆に、アメリカの方が、こういうplateを使うとコストにうるさそうなのになあと思いましたが。

当然、全部聞き取れたわけでないので、
長崎大学病院の外傷センター長の宮本先生Link に上の2点について少しお聞きしたところ、どうもその通りのようでした。
(先のデンバーで開かれたOTAでは、ご多忙でお会いできず残念でしたが、またの訪問お待ちしてます。)
アメリカの治療を見るのも、勉強になるので、今からの冬場はつらいですが、頑張って参加しようと思います。

それにしても、演者のしゃべりが、かなり早かったです。
聞き取れないところも多く、まあ、これはコツコツとやっていくしかないわけですが。

そして、次の目標は、病院の手術症例検討会みたいなのが必ずあると思いますが、どうにかして辿り着けたらなあと思っています。

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— posted by 白石和輝  at 11:04 pm   commentComment [0] 

尾﨑教授訪問-2

尾﨑教授は、ボストンのハーバード大学とカナダのウエスタンオンタリオ大学に2回の留学経験、
千葉先生はサンフランシスコのカリフォルニア大学サンフランシスコ校に留学経験があり、留学話に花がさきました。

教授も小さい子供連れで、留学されたボストンもコロラドと同じように、
冬の長い寒い期間があったそうで、どのように過ごされていたかは興味深かったです。

また、尾﨑教授には、たくさんのおみやげをいただきました。
コロラドには海がなく、海産物は必然的にどこからか輸送されてきます。
今回、たくさんのおみやげの大部分が海産物で、ドライアイスに入れて運んでこられました。
道中、大変重かったことと思いますが、そのお心遣いに感謝致します。
生粋の長崎人である我が家にとって、海産物に対するストレスは多少なりともあり、大事に食べさせていただきたいと思います。

観光は、今回は弾丸ツアーでミーディングもあり、じっくりとはいかず、
デンバー自然科学博物館Link 、ダウンタウン散歩、ボールダーまでドライブでした。

コロラドは地ビールが有名なんですが、種類がたくさんあるビアホールが一番満足してもらえてたような気がします。

尾﨑教授、千葉先生、ご多忙の中、訪問いただきありがとうございました。
留学を経験されておられるからこその、たくさんのお心遣いに改めて感謝申し上げます。

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— posted by 白石和輝  at 12:46 am   commentComment [0] 

尾﨑教授訪問-1

長崎大学整形外科教室の尾﨑誠Link 教授がデンバーを訪問されました。

初日は、大学キャンパスで尾﨑教授、Julio先生、千葉先生Link 、私の4人でミーティングが行われました。

私は、現在の研究に関するプレゼンをさせてもらいました。
せっかくの機会だと思って、本研究に対する私自身が再確認しておきたいことを盛り込みすぎて、予想以上に長引いてしまいました。
ただ、私にとっては大変有意義な会となり、もう少し理解を深める部分が明確になってよかったです。

また、教授と千葉先生には、色々と鋭いご指摘をいただきました。
特に、今の研究をどう論文化していくかに関しては、私自身も進めながら思っていたことではあります。
お二人に後押ししてもらったので、どうもっていくかは、今後Julio先生と相談していきたいと思います。

ミーティング以外では、研究室やキャンパス内Link を散策。
キャンパスは、久々に回りましたが、広い。でも、雰囲気はアメリカっぽくて好きです。
コロラドらしい快晴で、高いところからは、ダウンタウンが見えました。
むしろ、天気がよすぎるくらいで、まだ昼間は日差しが痛い。
そして、私は慣れたのかもしれないですが、コロラド特有の乾燥と低酸素を実感されてました。

続く。



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— posted by 白石和輝  at 11:40 pm   commentComment [0] 

HR-pQCTミーティング 2019

毎年、ASBMR最終日の翌日に、HR-pQCTミーティングが開かれています。
エキスパートであるユーザーの方々が世界中から集まり、アップデートや発表、ディスカッションなどが行われています。
今回で二度目の参加をさせてもらいましたが、9月に入ってから、今日まで一番のストレスが、このミーティングでのオーラル発表でした。
抄録がアクセプトされてから、準備が発表前日まで続き、精神的にきつかったです。
本当に、疲弊しましたね。

当然、この会議がどういうものかは、抄録を書く前から分かっていました。
千葉先生が、2016年度に発表されたことも、Julio先生から話をいただいた時点で、もちろん知っていました。
抄録を書く前に、Julio先生に色々といいわけした記憶もありますね。
渡米後から言われていたことだけど、知らなかった事にして、やり過ごそうと思った時もありました。
色んな心の葛藤がありましたが、最終的にはこれも留学中の経験で、自分の研究の理解度を深めるいい機会かと思い、腹をくくって、
Bon joviではないですが、’I'll give it a shot’と、決まってしまいました。

ただ、準備に関しては期間が短く、悪い予感は的中するもので、当初は内容が多すぎかつ方針が定まっておらず、上手くまとまっていませんでした。
Julio先生はもちろん、共同演者の先輩方のブログでおなじみUCSFのAndy先生も加わった話合いは前日まで続き、
その間に千葉先生にも何度か見てもらい、アドバイスをいただきました。

発表は10分間のオーラルと5分間のディスカッションでした。
発表内容は、渡米してから、これまでの研究についてです。
一番心がけたことは、僕の英語が伝わらなくても、なるべく理解してもらえるような時間を作るために、とにかくゆっくりしゃべることでした。
前に出ると緊張は逆にとれましたが、自分でも分かるくらい、日頃から英語を話慣れてなさ満載でしたね。
最後のスライドまでたどりついた時は、勝手に安堵してしまいました。
そこから、みんな気を使ってくれて、質問も2個で終了し、ようやく本当に解放された気分になりました。

この発表を頑張って行ってみたおかげで、いくつか貴重な経験や思ったことがありました。
それについては、長くなったので、また今度書きたいと思います。

それにしても、こんなオーラル2つの学会も、もう二度とないだろうなあ。

最後に、千葉先生、岡崎先生、たくさんのおみやげありがとうございました。

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— posted by 白石和輝  at 10:38 pm   commentComment [0] 

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