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UCSFキャンパス

最近職場では、CT撮影をしているか、自分のデスクで画像解析をしています。

CT撮影はチャイナベイスンLink と呼ばれている隣のキャンパスまで骨を持って行って撮影しています。
留学先を悩んでいた数年前、UCSFのホームページでこのキャンパス名を見て、
UCSFは中国にリサーチセンターを作ったのか、と本気で勘違いしてました。
SFジャイアンツのホームであるAT&Tパークの真どなりにあります。

僕のデスクがあるキャンパスはミッションベイLink と呼ばれるキャンパスで、
サンフランシスコ湾に面した埋め立て地にあり、UCSFの新しい施設がどんどん建設されているエリアです。
現在はリサーチ関連の施設が多いのですが、最終的には病院機能もここに移す予定Link のようです。
UCSF以外のマンションなどもいろいろ建設されています。

UCSFはサンフランシスコの市街地に立地しており、大きいキャンパスが1つあるわけではなく、
小さめのキャンパスが市内に点在した形で構成されています。

医学に特化した大学なので、それぞれのキャンパスはいわゆる大学病院で、
医師や医学生、研究者だけ構成されているので、総合大学のように人もそんなに多くはいません。

現在のメインのキャンパスはパルナサスLink と呼ばれているところで、
小高い丘の斜面に無理矢理建てたような大学病院です。長崎大学病院とちょっと似てます。

各キャンパス間には無料シャトルバスが走っており、それぞれに色がついており、
僕が以前住んでいたアパートの近くにあったキャンパスから、職場のミッションベイまでは、
僕の気分通りブルーのシャトルが走っており、それに乗って通勤していました。
最近はグリーンに乗って骨を運ぶ日々です。


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shuttlemap



— posted by 千葉恒 at 01:30 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

4th street

今日は夕方にダウンタウンにちょっと用事があったのでクルマででかけてきたのですが、
その帰り、僕のアパートは4th streetという通りにあるので、ダウンタウンから4th streetに入って運転していたら、
モスコーニ コンベンションセンターLink という、サンフランシスコ最大の会議場が目に入ってきました。

ここは8年前に、僕の留学への強い希望を決定づけた場所です。
僕のアパートと同じ通りにあったなんて、気付きませんでした。

このコンベンションセンターは、世界最大の学会であるアメリカ整形外科学会(AAOS)Link がよく開催される場所です。
8年前、当時医師3年目で、研修医を終えて長崎労災病院に勤務していた僕に、
研修医時代の上司である米倉先生から、SFで開催されるAAOSに行かないか?と、お誘いの電話がありました。

AAOSの存在すら知らなかったのですが、小西先生に快諾をいただき参加してきたところ、大変な刺激を受けました。
会場のあまりのデカさに感動したり、1枚刷りポスターなどのプレゼンのうまさに感心したり、
当時、日本ではあまり知られていなかった metal on metal 表面置換型 Hip ArthroplastyLink を知ることができたり、、

米倉先生の発表があったのですが、会場からの質問を席で聞いていて、僕には全く聞き取ることができず、
「このままではいけない!」と強く思ったことを、今でも鮮明に記憶しています。
その時の質問は今でも動画で残していますが、さっき聞いてみたところ、全くわかりませんでした。
完全にアメリカ白人のレロレロしたタイプの英語で、僕が嫌いなやつです。

この時の経験がきっかけで、その3年後にシカゴのAAOSで発表を試み、ひどく挫折。
さらにその5年後の今、こうしてサンフランシスコで留学をしています。

当時の写真です。僕にとっては、当時の思いがこみ上げてくる写真です。
僕のアパートやラボと同じ通りにあったのは、何かの縁かなと思います。

MOSCONESOUTH


MOSCONEWEST1


4TechnicalExhibit




— posted by 千葉恒 at 12:18 pm   commentComment [3]  pingTrackBack [0]

プレゼン日決定

ついに僕の研究のプレゼン日が決まりました。

ラボ内のミニグループ(7人くらい)では、約二週おきにミーティングを開き、
研究の中間報告などをしているのですが、
来週の金曜は、僕がここで始めた研究について発表することになりました。

発表自体は、どうにかなりそうな気がします。
自分の研究の理論や技術には自信がありますし、
英語のスライドを作っておけば内容はわかってくれそうです。

ただ、発表中にガンガンしてくる、あの質問。
なんて言ってるか全くわからないし、
わかったとしても、言いたいことがうまく言える気が全くしません。。

まぁ、日本人研究者の誰もが通ってきた道ですし、
これができるようになりたいから留学にきたわけですし。
英語の練習と思ってがんばります。

最近、職場での自分のあまりの会話量の少なさに、少し落ち込み気味です。
同僚が時々周りでしている世間話は、相変わらずほとんど聞き取れません。
黙々とパソコンに向かう一日に、時々かなしくなります。

明日も一人黙々とパソコン作業か。はぁ〜〜〜。
何だか暗くてすみません。楽しくなる日が来ると信じてます。
奥さんと日本人仲間の存在に救われる日々です。

— posted by 千葉恒 at 02:23 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

HR−pQCT

こちら火曜夜です。

今日は同じアパートの日本人研究者のお誘いで、飲み会がありました。
久しぶりカラオケなどして、楽しんできました。

今日は、僕の研究について、ぼちぼちご報告しようかと思っています。

主に2つのリサーチを始めていますが、
その1つは、HR-pQCTというCTを使った研究です。

HR-pQCTは、High Resolution peripheral Quantitative CTのことで、
直訳すると、高解像度の末梢骨用の定量的CT装置のことです。
商品名は Xtreme CT(SCANCO medical)といい、
患者さんに使用できるCTとしては世界最高の解像度を有しています。

特徴としては、
- 生体に対して使用できる
- 高解像度:ボクセルサイズ82μm、これは通常のCTの5倍以上の解像度です。
     (ボクセル:ピクセルの3D版です)
欠点としては
- 手関節や足関節といった末梢骨しか測れない
- 撮影範囲は1cm程度と狭い
- 保険適応はなし

日本ではまだ販売されていませんが、欧米では既に研究機関を中心に普及しており、
骨粗鬆症や関節リウマチなどの骨関節疾患の臨床研究に用いられています。

生体ではなく骨サンプルを撮影する使い方もあり、その場合は機能が変わります。
- ボクセルサイズは41μmまで上げれます。
- 摘出サンプルなので、股関節や膝関節の解析もできます。
- 撮影範囲は12 cm程度まで広げれます。

多くの micro CTは、最大4 cm程度のものしか測れないので
HR-pQCTは大きめの骨サンプルの全体像を、高解像度で把握するには最適です。

そこで僕は、大腿骨頚部骨折や変形性股関節症の大腿骨頭全体のスキャンを
ぼちーーぼち、やっている日々です。
最近、一人で撮影できるようになったばっかりです。

明日も撮影です。がんばるぞい!
今日は、酔っぱらってるので、もう寝ます。。zzz

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— posted by 千葉恒 at 12:43 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

シークエンスが生まれる瞬間

7/21(木)です。

ここのラボには、新しいMRIシークエンスを考える人達がいます。
昨日は、その作業に夜遅くまで付き合うことになりました。

僕らは臨床医なので、MRIシークエンスは、知りたい情報に応じて選べばいいだけす。
半月板や靭帯を見たい時はT2スター、骨折や炎症を見たいときはSTIRなど。
彼らは骨構造、特に骨梁構造を評価できるシークエンスを開発中です。

夕方、診療が終わった後の病院に、ヒト摘出大腿骨頭を持って行き
3TMRI装置で、ある試作中のシークエンスで撮影します。
条件を変えてまた撮影し、条件を変えてまた撮影し、、
いい像ができるまで、ひたすらそれを繰り返すのです。

ワークステーションに、全くわけのわからない暗号を入力していきます。
僕は隣で見ているだけですが、時々コメントを求められます。
僕がMDであり、シークエンスのユーザーであり、
MRI骨梁構造解析の経験もあるので、コメントを求めてくれてるようです。

このラボにはMDは4-5人しかおらず、残り20人くらいは、ほとんど工学系PhDです。
彼らはプログラミングができるが、人体解剖や疾患、使用目的を知らない。
僕らは臨床的意義を知ってるが、暗号は打ち込めない。

その日は結局、既存のFIESTA-cというシークエンスより
優れた像を得ることはできませんでした。
しかし、こうやって新しいものを作るんだなぁ、といい勉強になりました。

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— posted by 千葉恒 at 03:36 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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