あっという間の9日間でした。
6月の留学開始直前は引っ越しや市役所などでの手続きに追われ、ほとんど実家でゆっくりできなかったですが、今回は両親と話をしたり、くつろくことができました。
留学開始から3か月しか経っていない段階で一時帰国することに抵抗はありました。
しかし、結果的に長崎に戻って本当によかったと思います。
①放射光CTの解析ができた
②HR-pQCTの撮影に参加できた
③2年後を考えるようになった
①
ある程度予想した通りの結果がでました。
貴重な週末の時間を使って、ご指導してくださった千葉先生、本当にありがとうございました。
まずは日本語で論文作成に取りかかります。
②
千葉先生と肘関節の試験撮影を行いました。
前腕遠位や下腿遠位とは異なり、撮影部位周囲を十分に固定することが難しく、motion artifact(被験者のわずかな動きで生じる画像のブレ)が出てしまいました。
体位を何度も調整し、ようやく納得のいく画像を撮影することができました。
5分程度の撮影時間ですが、その間、撮影部位が動かないように集中するのは大変でした。
③
医局で仕事をされている先生方を見ていて、ふと考えました。
3か月、完全に臨床から離れていますが、2年後留学を終わるときには間違いなく長崎に戻って臨床医として働いていると思います(研究も継続しながら)。
そして、その時は医師10年目になります。
後輩を指導したり、ある程度専門分野に特化して仕事をしていく必要があるかもしれません。
臨床だけでなく、研究でも10年目に見合った知識や技術などが要求されてくると思います。
2年間の留学生活をがむしゃらにやっていくことも必要ですが、頭の片隅に2年後の自分をイメージして準備をしておくことも必要かもしれないと思いました(2年先を考える余裕がないのが現状ですが)。
また年末に帰るつもりです。
今回できた論文作成などの宿題を片付けてきたいと思います。
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