最近、もうひとつ追われていたのが、
日本生理学会大会@北九州
の準備でした。
これは依頼でのシンポジストだったのですが、英語での発表20分という、
まぁまぁストレスなお題でした。
英語発表は定期的にしていて、最大は
韓国骨代謝学会で25分の講演
をしたことがありますが、
今回はそれに匹敵する時間で、負担を減らすべく、今回から新たな試みをすることにしました。
あまり前向きな試みではないのですが、
通常、日本語での発表は、もちろん原稿などなく、スライドを見てその場でしゃべってますが、
英語での発表は、原稿を作って、丸暗記していました。
この原稿作り作業がエンドレスでして、、見直すたびに無限に修正されて、
いつまでたっても暗記作業に入れない、という問題をかかえていました。
そこで、変なプライドは捨てて、暗記を放棄することにし、原稿を見て発表しようと。
紙原稿は薄暗くて見えませんので、スマホで原稿を見ながらしゃべってみました。
おそらく私の目線は一回も聴衆に向けられませんでしたが、気楽でスムーズした。
これでポジティブな意味で、一歩後退できた気がします。。
スマホの画面はやはり小さくて、次回からはiPadにしようかなと思います。
ところで、第101回 日本生理学会大会ですが、
101回って、春秋2回ペースでやってたのかな?と思ってしまいましたが、
大変失礼しました、
1922年(大正11年)からの歴史
があるそうです。
その辺の新興学会とは訳が違います。
あとでジワっと気づいたのですが、
他界した父
は、整形外科医に転向する前は、
もともと生理学の学者で、おそらくこの学会でも発表をしたたんじゃないかな。
そう思うと、感慨深いものがありましたが、
あまりにも異分野すぎて、二時間ほどで、学会場を立ち去ってしまいました。
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