日本リウマチ学会@福岡

日本リウマチ学会 総会・学術集会Link が長崎大学 第一内科 川上 純 教授のもとで福岡で開催されました。

長崎で開催して欲しかったですが参加者5000人を超える巨大学会であるため
開催都市が固定されているようで今回は福岡ということでした。

私はイブニングセミナー(帝人ファーマ)の講師の役割をいただきまして、
「骨粗鬆症の治療戦略とその新たな展開 〜アバロパラチドの役割〜」というタイトルで、
骨粗鬆症の評価と治療戦略、新規骨粗鬆症治療薬にあるオスタバロの解説をしてきました。
事前表示で、満員御礼でホッとしました。

第一内科には、たまたまですが医学生時代に同じ部活(軟式テニス部)だった友達が多く、
また、整形外科とリウマチ科は関節炎でつながりがありますので、現在までに多くの共同研究もしており、
懇親会では、第一内科の医局の輪に、しれっと整形外科の私が加わらせてもらって、 楽しんできました。

事務局長をされたテニス部仲間の岩本先生、学会の企画運営、懇親会の司会などなど、おつかれさまでした。

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— posted by 千葉恒 at 06:58 am   commentComment [0] 

CHEF

CHEF、シェフって読むんですが、Cemented Hip Education FoundationLink の略で、
骨セメントを使用した人工股関節の教育を主な活動としている会のことでして、
今年よりCHEFワークショップの講師陣に加わることになり、デビューしてきました。

人工股関節は、骨盤と大腿骨に金属(カップ、ステム)を埋め込む手術ですが、
その固定様式には2つありまして、
1つは、骨セメントと呼ばれる生体用アクリルを介して、金属と骨を固着させる「セメント固定」、
もう1つは、骨セメントを介さず、金属と骨を直接的に固着させる「セメントレス固定」です。

私は大学病院で、人工股関節(THA)と人工膝関節(TKA)の手術を担当しており、
グループで年間約300例のオペをしているのですが、

私がやっている人工股関節は、主に、
骨盤側は、セメントレスのカップをナビゲーションを使用して設置しており、
大腿骨側は、セメントのステムを使用しています(ハイブリットTHA)。

このセメントステムは、多くのメリットを有する一方で、やや手間のかかる手術でして、
そのノウハウを若手に伝えるべく、講師として活動することになりました。

セメントステムは特に骨粗鬆症や骨構造が劣化した症例に有用であるため、
私の臨床分野と研究分野が重なった仕事と言えます。

また仕事を増やしてしまいましたが、当面、がんばってみます。


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— posted by 千葉恒 at 03:56 am   commentComment [0] 

診療応援&年休

新生活が始まりましたね。

昨年度までは、診療応援(手術の手伝い)に、月に1回、島原病院に行っていましたが、
今年度から、長崎労災病院(佐世保市)と五島中央病院(五島市)に行くことになりました。
交互に隔週で行きますので、それぞれ月に2回程の頻度です。

最近気づいたのですが、というか、気づくの遅かったんですが、
この2つの病院は、私が医師になって大学病院での2年間の研修を終えた直後に
3年目、4年目で配属された病院で、青春の思い出がいっぱいです。

20年の時を超え、お世話になった病院に恩返しをできるのは、
これも何かの縁だな〜と思い、頑張りたいと思っています。
そして現地では、「20年ぶり〜」みたいな再会が思った以上にあって、驚いています。

私は運転が嫌いで、佐世保でもJRで行くタイプなので、
移動時間が佐世保も五島も往復5時間ほどあり、効率が良い仕事ではありません。
周りからは、こんな外勤、体壊すぜ!と言われつつも、
まぁ、いろんな事情があって、大学から私が直接いくことにしました。

一方、ですね、新しい試みなんですが、

毎月、1ー2回、水曜日に年休を取る生活を始めることことにしました。
その日は、私の趣味でありライフワークである研究に没頭したいと思います(年休?)。


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— posted by 千葉恒 at 04:00 am   commentComment [0] 

日医放&ITEM

ひさびさに、日本医学放射線学会(日医放)総会に行ってきました。

日医放は放射線科の最も大きな学会で、整形外科でいうところの日整会です。
私は整形外科医ですが、画像解析が好き過ぎて、日医放の会員でもあります。
今回は8年ぶりの参加Link となりました。

機器展示はITEMと呼ばれ、各社が最新の画像装置を展示しています。

今回、目を引いたのは、立ったまま撮影ができるキヤノンの新しいCT、Aquilion RiseLink です。
今までのCTはもちろん臥位で撮影してきたわけですが、このCTはガントリーがロボットのように動きLink 、座位や立位でも撮れます。

メリットは、立位でしかわからない病態がわかる(整形外科では脊椎や膝など)、
立ったまま撮影ができるので、検査の回転が早い、などが挙げられます。

実物を見ると、とにかくデザインや動きが近未来でかっこいい!!
私の世代ですと、スタートレック(ネクストジェネレーション)を彷彿とさせます。
どこかに転送(瞬間移動)できそう、、

あと、私のDXAに関する記事が、GEヘルスケアのブースで紹介されていて、
けっこう消費されたようで、嬉しいです。

実はダウンロードLink もでき、好評と聞いております。

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— posted by 千葉恒 at 08:56 pm   commentComment [0] 

はる

別れがあれば出会いもあり。今年も新しい仲間が増えました。

春より長崎で新しく整形外科医となった若手医師は「8名!」です。
長崎大学の中では、最も増えた診療科の1つだと思います。

私がチーフをしている人工関節グループには、下永吉先生が新たに加わり、
ナビゲーションやロボット手術の充実、骨セメントの研究などを担当してくれます。

私のラボ(RiBSLink )では、大学院生が3月に2名卒業し(渡邉先生、髙橋先生、おめでとう!)、
4月より1名、新たに加わりました(相良先生、ウェルカム!)。
今後、脊椎の画像解析を展開してくれます。


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— posted by 千葉恒 at 12:42 pm   commentComment [0] 

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