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SF整形外科勉強会−1

「UCSF日本人整形外科医の会」で、勉強会をしようということになり、先週の金曜日に第一回目を開催しました。

今回の参加者は、長尾先生(UCSF Orthopaedic Trauma Institute)、森岡先生(UCSF Neurosurgery、東大整形)、井上先生(UCSF Orthopedic Surgery, Spine Group、兵庫医大整形)、千葉(UCSF Radiology and Biomedical Imaging、長崎大整形)のいつもの4名と、
ゲストとして、昨年までUCSFに留学していた兵庫医大整形外科の圓尾先生、とその仲間達4人、と現在UCSFに短期留学している長崎大学の理学療法士の下迫先生の合計10人となりました。

兵庫医大整形外科の圓尾先生ら5人は、シカゴで開催されていたアメリカ整形外科学会(AAOS:American Academy of Orthopaedic Surgeons)に参加され、その後この会に参加するためにサンフランシスコに立ち寄っていただきました。

会場はサンフランシスコ総合病院内の Orthopaedic Trauma Institute 内にある、おしゃれなカンファランスルームです。

今回の内容は、圓尾先生より「成人脊柱変形の矯正手術」について、兵庫医大の西尾先生から「股関節疾患の治療戦略」について、下迫先生から、「急性期病院の早期離床およびリハビリテーションの日米比較」について、それぞれ講演していただきました。

多分野の話が聞けて、日米比較の視点もあり、議論が飛び交いとても有意義な会になりました。
今後も定期的に続けようと思っています。


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— posted by 千葉恒 at 04:24 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

スポーツ外来見学

WBCって何ですかね?そんなもの徒歩10分の近所の球場でやってましたっけ?
もう忘れたい過去ですね。ガッツリ応援してきて、傷心、トボトボ帰路につきました。
しかも帰りがけにこの看板Link 。ふざけんな!あ、取り乱しました。

気分を変えて。先週見学に行ったUCSF整形外科のスポーツ外来ですが、興味深かったですね。
見学させてもらったのは、オリンピックに帯同したこともあるスポーツドクターのAnthony LukeLink です。主に肩や膝のスポーツ障害の患者さんを診ていました。

1つ興味深かったのは、脳震盪の患者さんも診ていることですね。フットボールなどのためにアメリカで脳震盪は大きな問題で、厳密なガイドラインがあるようです。受傷した子供は、学校へ行くことも、テレビや本を見ることも禁止されているようでした。
ルーク先生のバックグラウンドは家庭医なので、全身に関する知識があるようでした。逆に整形外科に所属してますが、整形外科医ではないので手術はしません。
アメリカの整形外科は、整形外科医だけでなく、スポーツ医、リハビリ医、足病医、ナースプラクティショナーなど複数の専門家で構成されていて、興味深いですね。

スポーツ医だけにリハビリのオーダー内容が細かく、そこは流石でした。また、アスレチックトレーナーが外来に常勤していてドクターの診察後にその場で患者さんの指導をしてましたね。
この病院では、リハビリ室に毎週通うような患者さんは少なく、基本的には指導だけ受けて自宅で訓練している人が多いようです。

以前も触れましたが、アメリカでは患者さんが診察室で待っていてドクターが入っていって診察をする、というスタイルで、今回の場合も、ルーク先生には3つの部屋が割り当てられていて、ある部屋で診察している間に、他の部屋に次の患者さんを入れたり、前の患者さんがリハビリの指導をうけたりしていました。

カルテは電子カルテで、診察記事はほとんどテンプレートになっていました。
音声入力を導入していて、MRIや理学療法のオーダーなどは、ハンドマイク使って音声で入力していました。

一方、効率の悪い側面もあり、朝8時から昼過ぎの2時までかかって15人程度の診療。なかなか進まず、1時間まちの患者がイライラしてました。人件費の問題でしょうか、アシスタントが少なかったですね。
清潔の概念が日本と若干違うので、日本ではちょっとそれは不潔な操作じゃないかと言うものも正直散見され、文化の違いを感じました。


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— posted by 千葉恒 at 04:14 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

日本人整形外科医の会-5

先週末は第5回目のUCSF日本人整形外科医の会を行いました。

メンバーは、長尾先生(San Francisco General Hospital)、森岡先生(UCSF Neurosurgery、東大整形)、井上先生(UCSF Orthopedic Surgery, Spine Group、兵庫医大整形)、千葉(UCSF Radiology and Biomedical Imaging、長崎大整形)のいつもの4名と、
ゲストとして、前回も来ていただいたカイザーメディカルセンターで整形外科技師をされている樋口先生と、先週から短期留学してい長崎大学病院 理学療法部の下迫先生に加わっていただいて、合計6名となりました。

下迫先生は1ヶ月の滞在予定で、僕も便乗して、スポーツ整形の外来やリハビリ等の見学を少しだけさせてもらってます。その詳細は、また後日に書きますね。

会場は Lolinda Link と言うアルゼンチン肉料理屋で、リブアイステーキもさることながら骨髄を食べれたのが面白かったです。
骨髄に肉でも詰めているんだろうと思っていましたが、骨髄そのままでした。
おそらく大腿骨の遠位骨幹端で、海綿骨の部分は食べれず、骨幹部の骨髄の脂肪をパンにつけて食べるんですが、見た目よりおいしかったですね。味はビーフステーキの油の部分みたいな感じ。

井上先生と僕は、今年の夏に帰国してしまい、兵庫医大からは後任が来ませんので、3人となってしまいます。日本の整形外科医の先生で、UCSFに留学する人が増えないかなぁと思ってます。サンフランシスコはいいところですよ。UCSFは勉強になりますよー。留学生大募集です。


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— posted by 千葉恒 at 03:17 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

OTI見学

先週から今週にかけて見学させてもらっている、UCSF整形外科, Orthopedic Trauma Institute の週間スケジュールの概要を下記にまとめてみます。

まず朝が早いです。毎朝6:00から6:45に病棟回診をします。その時に包交も済ませます。アメリカにはNP(ナースプラクティショナーLink )という、診察や処方ができるナースがいるので、彼女らが日中に色んな業務をしてくれてるようです。MDの病棟業務は朝の1時間の時点でだいぶ済んでいるのかもしれませんね。

毎朝6:45からカンファランス開始です。最初の15分は、前日に来た救患の紹介をします。だいたい毎日5−10例くらい。感心なのは、入院になった患者だけでなく外来患者もちゃんと提示し議論していることですね。

その後、月曜と火曜の7:00~8:00には、術前、術後患者の紹介をします。週に20−30例くらい手術が入ってますが、それをOTIの約30名の医師が2つのチームに分かれて担当しています(Gold、Blueチーム)。それぞれのチームが、月曜と火曜の2日に分けて、交互に術前、術後報告をしています。つまり例えば、月曜にGoldが10例の今週の手術予定を発表し、Blueが10例の先週の術後報告をする、火曜はその逆、みたいな感じです。

テネシー大学の Campbell Clinic に見学Link に行った時もそうだったのですが、症例の発表は簡素で、病歴を読む係と画像を見せる係が分かれていて、テキパキしてます。7−8割は定型手術で特に議論をせずに流します。1時間で20〜30例の術前、術後報告が終わってるので、1例2〜3分くらいですかね。時々大激論があります。Lisfranc損傷に対する一次関節固定術について、ほとんどケンカみたいな議論がされていました。
ちなみに、このカンファには、オペ室のナースやインプラントの業者さんも参加しているようです。

あまり感心しない点としては、口頭とXpばかりで、開放創や感染創の写真を見せたり、手術の作図を提示したりはしませんね。その辺はアバウトです。Campbell Clinicと比べると、手術方針に関する具体的な議論が少ない気がします。術後Xpを見てると、レジデントによるものかイマイチな手術も正直散見されます。

月曜と火曜の8:00~8:30は、これもえらいなと思うんですが、引き続き同じ部屋で、病棟合同カンファをしています。レジデントや指導医に、病棟ナースやNPが参加して、入院患者の問題点を議論しています。

水曜~金曜の7:00~8:30は講演会(グランドラウンド)や、専門別(Trauma, Spine, Hnad, Ankle/Foot)のカンファ、レクチャーが入っています。レクチャーは、演者も上手だし、レジデントもスライドごとに必ず質問をするし、インタラクションがあってとっても効果的です。

その後は、午前〜午後と、手術または外来をするのみです。こうして見ると、朝の数時間にミーティングやレクチャーを詰め込んで、後はマイペースに仕事してる感じですね。

手術は、6割が典型的な骨折、2割が難しい骨折、残り2割が慢性疾患の手術(THAやTKAなど)って感じです。日本と同じで、難しい手術は指導医が、中等度レベルはチーフレジデント(5年目医師)が、ジュニアレジデントは筋鈎引きと閉創で、たまに簡単な手術がまわってきます。技術的には上手い人もいれば、さほど手際が良くない人もいて、人それぞれって感じです。肩甲骨Glenoid骨折のORIF、脛骨Tillaux骨折など、普段あまり見れない手術も見れて勉強になりました。

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— posted by 千葉恒 at 02:54 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

リスニング力変わらず

アメリカに戻ってくるたびに、急に英語を聞き取れるようになってないかと、変な幻想を抱くのですが、今回もダメでした。

今週から、UCSF整形外科のOrthopedic Trauma Instituteの早朝カンファに参加しているのですが、
いやー、、、きびしい。。渡米時に比べたらリスニング力はアップしていると思ってますが。。彼らはいったい何を議論しているんだ、、

だんだん、英語だけを選択的に無視する能力すらついてきました。プロジェクターの画像だけでイメージを膨らませてます。

会話を理解できない理由は、理屈っぽく分析すると、大きく3つのパターンがあると思ってます。この辺がすでに理系のダメなところです。
まず「聞き取り力不足」、もう一つは「ボキャブラリー不足」、最後に「理解力不足」。

聞き取り力不足は、「知ってる単語なのに聞き取れてない」で、これはどうにかしたいものです。
それは話し手のスピードだったり、抑揚、アクセントだったり、聞き手の集中力だったり、いろいろな理由があると思います。

ボキャブラリー不足は、「知らない単語だから聞き取れない」または「聞き取れたのに単語の意味を知らない」であり、いろんなもの読み聞きして覚えていくしかないですよね。慣用句もくせ者です。
いや、でもこれは無限大ですよ。英語のニュースサイトみてたら、そこは知らない単語の大海原です。途方もない。

理解力不足は、「言ってることの意味がわからない」で、ある程度聞き取れたとしても、その内容が理解できないというものです。
普通の内容の会話でも、速くて言い回しが難しいと、理解が追いつかないことがあります。英語字幕まで見て、ほとんど知っている単語なのに、文章としては理解できない、ということがありますよね。
また、専門的な会話や、背景を知らないと成立しない会話もありますよ。僕の場合、MRIの原理的な話とか、アメリカカルチャー(俳優やら選手やら)の話やらが、それに当たります。

どうすればいいんですかねー、、今まで、いろいろ試したものの、
洋楽を繰り返し聴く→いくら聴いても聞き取れないものは聞き取れない。
聞き流し教材を聞く→完全に無視している。
DVDを英語字幕で見る→字幕に集中し、英語が耳に入ってこない。

最近はTEDLink にちょっとだけはまってますね。
映画のtedLink じゃないですよ。クマが暴れ回るやつ。この映画、面白そうLink ですよね。
TEDLink は、いろんな分野のスペシャリストによる10−20分程度のプレゼンを提供している団体です。
アメリカのプレゼン文化の集大成の1つがここに詰まってます。
今はTEDのアジアやヨーロッパ開催版も出てますが、やはりアメリカ人のプレゼン力が群を抜いています。
TEDの件は、またいつか詳しく書きますね。


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— posted by 千葉恒 at 02:29 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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