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ポスドクポジション

時々、他の大学の大学院生がUCSFに講演をしに来ることがあり、学内メールで通知されるのですが、
最初は、何で学生が講演を?と思っていましたが、これは就職活動でした。

日本で医者をしている時は、知らなかった仕組みですが、大学院生は、
卒業後も大学で研究を続けたい人は、通常は、ポスドクとしてどこかに雇ってもらわなければなりません。

行きたいラボにアプライして、大学院での研究内容や自分のスキルをアピールするべく、
現地に赴いてプレゼンをします。それがこの講演だったんです。

あれ、僕はそういうの無かったな、、そう、コネで入ったんです。というか、
僕は医師が定職なので長年居座る訳でもないですし、資金源はほとんど日本ですし、
そのようなタイプのポスドクには強い制限を設けないようです。

僕の所属するラボの求職情報Link を見たのですが、

Position #1: Candidates with imaging experience preferred, but not mandatory. Ph.D. or equivalent degree. Interest in translational research extending high field, quantitative MR imaging, in vivo µCT imaging and pushing the limits of available technology, required. Experience in laboratory work, including research on human subjects is desirable. Candidates must have excellent communication skills, be highly organized with extreme attention to detail, and must consistently meet deadlines.

Position #2: A PhD degree in physics, biomedical engineering, or related field; background in MR physics and image processing; strong programming skills with C, C++, Matlab and IDL; strong communication skills in written and verbal English. Experience in pulse sequence programming or image processing algorithm development is a plus.

要約すると、

Position #1: PhD/撮影技術あり/MRIやHR-pQCTによるトランスレーショナルリサーチ(基礎と臨床をつなぐような研究)に興味/臨床研究の経験/高いコミュニケーション能力/仕事や時間にきちんとした人

Position #2: PhD(物理学 or Biomedical Engineering)、MRI基礎や画像処理を専門、プログラミングスキル(C言語、C++言語、マトラボ、IDL)、高い英語力、パルスシークエンスプログラミングか画像処理アルゴリズム開発の経験あればなお良し

となります。

僕は一応、#1 で採用されていると思いますが、、満たしてないですね〜。
特に「Candidates must have excellent communication skills」。それ以外はまぁ大丈夫と思いますが。。

僕の仕事は本来は臨床研究で、患者の撮影をして、データ解析をすることですが、
アメリカ人の患者に同意書を取ったり、手順を説明したりすることは僕にとってはかなり困難で、
本来はすべきですが、実際は他の同僚がしています。まぁ根性が足りないわけです。今後の僕のテーマですね。。
今の仕事は、撮影後のデータの解析が主になっています。それと、ex vivo(摘出骨)の撮影と解析です。

ちなみに、同僚の約8割が #2のパソコン野郎達ですが、マトラボ(Matlab)が彼らのスタンダードのようです。
C++のような言語を使わなくても、割と簡単にプログラミングができるらしいです。
もちろん日本でも多くの人達が使っています。
最近、長崎大学が学内ライセンス契約をしたので、帰国後には僕も使用できるかもしれませんね。

— posted by 千葉恒 at 02:13 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

橋本ラボ見学

昨日は、アパートの隣人の日本人研究者、W先生の所属する橋本ラボの見学をしに行きました。

橋本ラボLink は、UCSFの麻酔科医師である橋本先生がPI(Principal Investigator)をしているラボで、
麻酔科ですが、研究内容は脳動脈瘤の研究をしています。

9月にスタンフォードのH先生のラボも見学させてもらいましたが、そこも脳分野でした。
何か脳外科に縁があるみたいです。。

橋本ラボは、UCSF General Hospital 内にあり、
脳動脈瘤と、血圧や種々の薬剤、ホルモンなどとの関連を、動物を使って研究しています。
脳動脈瘤誘発マウスを確立しており、上記の介入による差異を、
脳動脈瘤の破裂発症や、免疫染色などで評価しています。

マウスの頭蓋骨に穴を開けたり、注射したり、腎臓を摘出したり、、
かなりの精密作業をしていました。
一日のほとんどを、このような作業で費やすようで、
しかも土日もマウスの体重を測ったりしに来るらしく、根気がいる研究です。

人生で、こんなに脳動脈瘤のことを考えた日はありませんでしたが、
他の分野の話を聞くと、自分の専門バカさに気付かされるので、勉強になりました。


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— posted by 千葉恒 at 11:27 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

中間発表終了!!

終わったー!! 中間発表が、無事終わりました!
内容も伝わって、質問にもだいたい答えれて、反応も良かったです。ホッとした。。

一昨日、スライドと原稿を何とか完成させました。
昨日は、同僚二人にスライドをチェックしてもらったり、一人リハーサルを繰り返したりして、
スライドなしでもだいたい言えるようにして、当日にのぞみました。

8:30よりミーティング開始。出席者は15人とやや少なめ。
発表者はもう一人いますが、僕が先にすることになりました。

僕のプレゼンと質疑応答は、合わせて約40分ぐらいだったかな。
相変わらず全く流暢な英語ではないですが、スライドに図示した情報で皆さん理解してくれたようです。

発表中と発表後に受けた質問は全部で10個ぐらいだったか。
何と、ほとんど理解できたので、簡単な返答はできました。
ただ、僕の次に発表をしていた人の時のやりとりは、半分くらいしか分からなかったので、
僕の時にはやさしい質問の仕方をしてくれたんだと思われます。
同僚の助けももちろんありました。アンディー(僕の面倒を見てくれてる同僚)、ナイス!
1つ全く理解できなかった質問がありました。僕の嫌いなレロレロ系アメリカ英語で、
関係ありそうなことを取りあえず答えましたが、やっぱり違ったみたいでした。

終わった後に、多くの人に「良かったよ」「キレイなスライドだったよ」と言ってもらい、安心しました。

前回のミニ発表でプロジェクターになかなか繋がらなかった教訓から、
前日の夜に会議室で映写できるか確認してみました。
そのときの写真を添付します。もちろん誰もいませんが、会議室はこんなムードです。参考までに。


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— posted by 千葉恒 at 04:08 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

中間発表間近

ついに明後日、僕の研究の中間報告の発表があります。
こちらに来てから最強のストレスです。

持ち時間は、おそらく30分〜1時間。
ラボ内のミーティングと言えども、相手は20人近くいます。
未だにあまりしゃべったことのない人もいます。

スライドは、ついつい45枚も作ってしまいました。
1枚30秒ぐらいで、25分くらいで発表できそうです。

百聞は一見にしかず、ですので、
説明を求められたときのために、図でいっぱいにしました。

気が重すぎますが、このために留学していると言ってもいいくらいなので、
英会話の練習と思ってがんばります。。


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— posted by 千葉恒 at 01:54 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ライセンスキー故障

一昨日の夜に、僕にとっては大事件が起きました。

僕の研究に使用しているソフトウェアには、ライセンスキーが必要です。

MS Office のような一般的なソフトウェアは、ご存知の通り、かつてはライセンスナンバーの入力、
現在ではさらにウェブ上で認識させてライセンスのプロテクトを行っていますが、
産業・研究用のソフトウェアは、違った仕組みを持ったものがあります。

僕の使用している研究用ソフトウェアは、ライセンスファイルとライセンスキーの2つで守られていて、
ライセンスファイルは、ただPCに入れておくだけですが、使用できる機能や期限の情報が入っており、
機能の変更や、期限の更新をするたびに、新しいファイルと入れ替えています。

ライセンスキーは、見た目は普通のUSBメモリーとほぼ一緒で、
それをUSB端子に差し込んでいるPCだけが、そのソフトウェアを使用できます。

学会抄録の締切と、中間報告会の準備に多忙の最中、それは起きました。
こういうときに限って、こういうことをしちゃうんですが、、

計算に何時間もかかるので、日中に作業をして、夜中に計算をさせているのですが、
夜に計算を始めさせて、しばらく見ていると、イマイチ動きが遅い気がしたので、
再起動をかけてやったのですが、その際に、反射的にライセンスキーを抜いてしまって、
その後から、ソフトが開かなくなりました。。

このソフトが使えないと、抄録も書けない。スライドもできない!
「ああ〜」と叫んでしまい、茫然自失、冷や汗、お先真っ暗、そこまで?って言うくらい落ち込んでしまいました。

そのソフトは日本製でして、すぐさま、日本の会社に電話をしたところ、
やはり、ライセンスキーの故障が疑わしく、基本的には、日本から新しいのを送らないと回復しない、
1週間ほどかかる、と言われました。

そこから、やんわりゴリ押し、ダダをこねました。
こういう時のこの会社の対応は、いつも非常に親切で、「何か手を考える」とのことでした。

その電話がすでに1AM前。2AMごろに、できるかどうか分からないが、あと数時間はかかると言われ、
一旦寝ることにしました。そこから数時間の睡眠中に悪夢を見る見る。メンタル弱いです。

6時AM頃に電話がかかり(日本は11pm)
「そのUSBを回復させるプログラムを作ったので今から送る、うまく行くかは不明」とのこと、

施行したところ、、、うまく行きました!!

どうも、PCの起動や終了毎に、そのUSBに書き込みをしているようで、悪いタイミングに抜いてしまったようです。
原因が未確定のまま、その回復プログラムを作ってくれたエンジニアに、心から感謝です!!


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— posted by 千葉恒 at 02:18 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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