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EULAR@マドリッド -2

HR-pQCTでいかに関節リウマチを評価するか、というクローズのミーティングがあり(SPECTRA meeting)、今回、そこに潜入してきました。
まぁ、UCSFの友達に頼んで、昨年からグループのメーリングリストに入れてもらってただけなんですけどね。。

ミーティングはEULAR会場の小会議室で開催され、30人が定員と事前にメールされていました。
こんなミーティングは、UCSF留学で大トラウマになっているので、かなり緊張してのぞみましたが、、
(会議室の入り口の写真を貼ります。なんの写真かちょっとわかりにくですが。会議中の様子はさすがに撮れず。)

部屋に入ったところ、7人、、開始した後に少し増えましたが最終的に10人、、つらい。
新メンバーと言われ自己紹介をし、時々注がれる視線をそらし続けていましたが、終盤に思い切って長崎で開発した解析手法を説明してきました。
現在、私たち含めて世界で3~4つほど提案されているerosionの解析手法があり、今後は比較しないとね、みたいな話になって、データセットが送られてくることになりました。

年に2回ある、この小さなミーティングに参加し続けることが、大事なのかな~、と思っています。
やっぱり語学力ですかね〜、、悩ましいです。

今回のEULARは、長崎大学の整形外科からは私のみの参加で、リウマチ膠原病内科(第一内科)の先生たちと行動を共にしましたが、楽しかったですねー。
個性的な先輩たちが、学会を、学問を楽しんでいる姿が印象的でした。一方、若手(中堅)はタレント揃いです。第一内科が優秀な理由が、少しわかった気がしました。

ここ数年、ヨーロッパ出張は、テロなどが怖いので、避けていましたが、今回はこのミーティングのために無理して行きました。観光は全くせずに、ホテルと会場だけで過ごしましたが、スペイン料理は楽しめました。

次回のSPECTRAミーティングは、ACR@サンディエゴです。西海岸で気楽です。


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— posted by 千葉恒 at 10:58 pm   commentComment [0] 

EULAR@マドリッド -1

初!EULARに参加してきました。

EULARはヨーロッパリウマチ学会のことで、European League Against Rheumatismの略です。
リーグ、アゲインストってのが、なんとなくカッコ良いですね。

世界的にはアメリカのACRと、ヨーロッパのEULARが、リウマチの学会として大きいのですが、以前と比べてEULARの方がACRより徐々に優位になっているようです。今回の学会参加でその理由が少しわかったような気がします。

例えば、EULAR Projects in Musculoskeletal Imaging というセッションで、Definition of rheumatoid arthritis bone erosion という演題があり、てっきりEULARの推奨するerosionの定義について、決定したものが発表されると思っていました。

ところが、発表の前半は総論で、後半は今後いかにこの定義を確立するかのスケジュールについて延々と述べられていました。ステップ1でミーティングしてどうのこうの、ステップ2でvalidationしてどうのこうの、、

この学会が重きを置いているのは「コンセンサスを作ること」のようです。完成したコンセンサスはEULARの学会誌に掲載され、多くの人が引用することとなり、その結果、雑誌のインパクトファクターは跳ね上がります。

ACRの学会誌である Arthritis & Rheumatism のインパクトファクターは、現在7.5ですが、EULARの学会誌である Annals of the Rheumatic Diseases のインパクトファクターは12.8と、過去と比べ大逆転しているようです。
戦略的ですね。

では、いかにコンセンサスミーティングの輪の中に入るかが問題ですが、、次回に続きます。

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— posted by 千葉恒 at 06:31 am   commentComment [0] 

講演会@東彼杵

東彼杵郡の医師会で講演をさせていただきました。いつものごとく、骨粗鬆症の治療について話してきました。

講演後の質問は、難しいものばかりでしたね、
1)歯科との良い連携方法は? → 私も模索中です。良い理解者を作ることだと思っています。
2)骨折既往のない骨粗鬆症患者の治療継続方法は? → これまた難しいです。続けやすい治療薬の選択と1年ごとのBMD変化で動機付ける、でしょうか。
3)テリパラチドの骨癒合促進効果 → 論文的にはコントラバーシャルですが、胸腰椎移行部のいかにも偽関節になりそうな椎体骨折の症例には私は積極的に使った方がいいと思っています。

懇親会では、現地の整形外科医療の状況についても、いろいろ聞くことができました。
東彼杵郡は、東彼杵町、川棚町、波佐見町の3町からなるのですが、整形外科は、川棚医療センターと4つのクリニック(山本整形外科、にいむら整形外科、実松整形外科、八並整形外科)があるそうです。
東には嬉野医療センター、北に佐世保総合、中央、労災病院、南に大村医療センター、貞松病院などあり、うまく連携をとって、地域医療を担っているとのことでした。
大学病院で研究と人工関節手術ばかりしている僕にとっては、頭の下がる思いでした。

私を呼んでいただいた山本整形外科の山本先生と、ご準備いただいた旭化成ファーマ黒田さまにお礼を申し上げます。


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— posted by 千葉恒 at 03:00 pm   commentComment [0] 

日整会総会@仙台

日本整形外科学会 総会@仙台 に参加してきました。
年に1回の整形外科のお祭り的な会です。1万人くらい集まるとか。

総演題数は1613題で、口演がが354題で、ポスターが1259題。
採択率は、全体で65%、口演で14%らしい。

HR-pQCTグループの演題は8題でした。
1)健常人研究:女性の骨微細構造の加齢変化(横田先生・ポスター)
2)健常人研究:女性の予測骨強度の加齢変化(横田先生・口演)
3)健常人研究:男性の骨微細構造の加齢変化(岡崎先生・口演)
4)健常人研究:男性と女性の骨微細構造の差(千葉・ポスター)
5)関節リウマチ:骨びらんの定量化方法(千葉・口演)
6)肘:野球投手の骨微細構造(佐田先生・ポスター)
7)肘:OCD患者の骨微細構造(梶山先生・ポスター)
8)手:キーンベック病の骨微細構造(辻本先生・ポスター)

手を替え品を替え、という感じのタイトルですが、まぁ、がんばったと思います。
毎年10題ぐらい出していこうかなと、個人的には思っています。

参加した方はわかると思いますが、ポスター発表がなかなかの環境でして、屋外テントのファンの騒音の中がんばりました。

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— posted by 千葉恒 at 08:15 am   commentComment [0] 

OLS Webセミナー

骨粗鬆症リエゾンサービス(OLSLink )という取り組みがあるのですが、以前も少し書いたかな、要は骨粗鬆症患者に対して、多職種で連携して予防から治療まで行う、というものです。

日本骨粗鬆症学会が、OLSの役割を担う、骨粗鬆症に関する専門知識を有するメディカルスタッフの育成をしていて、「骨粗鬆症マネージャー」という認定制度を作っています。
で、九州エリアのOLS骨粗鬆症マネージャーの人たちの勉強会を、Webセミナーでやる、っていうことが始まっていまして、私が長崎の世話人をしているんです。

会自体は、土曜の16時、という微妙な時間から始まるのですが、九州、沖縄、山口の18会場で、各会場に5〜20人のメディカルスタッフ(ナース、PTなど)と医師が参加していて、トータルでは250人ぐらい集まっているという、意外と大きな集まりです。

今回は、私が開会挨拶と座長をする当番で、、いや〜、ほんと苦手。日本語下手すぎて、自分でも驚くわ。定型的な挨拶の仕方とか全然身につかない。経験値が足りませんな。またやりたいです。

今回のトピックスは、医科歯科連携と、骨粗鬆症性椎体骨折のリハビリについてでした。

骨粗鬆症の業界で、私の大好きな先輩、兄貴分である、池田聡先生(健愛記念病院 副院長)から、医科と歯科の距離を縮めるためにいかに苦労したかという話を拝聴しまして、勉強になりました。
歯科の先生の中には、整形外科医が骨粗鬆症のクスリを出したために、患者さんが顎骨壊死になって、自分たちがその尻拭いをしている、と勘違いしていたり、患者さんに公言したりする方がいるそうなので、長崎ではそういうことはありませんが、お互いの距離を近づけておくことは大事だと思われます。

池田先生の意見に私は同意するのですが、骨粗鬆症自体が、歯を悪くする因子なので(顎骨も骨粗鬆症になるわけですから)、そこに免疫力が低下するような全身合併症や加わることで、骨粗鬆症の程度が重度になり治療薬も必ず使いますし、同時に、歯の疾患を併発するリスクも高まるのだと思います。よって、重度の骨粗鬆症や全身合併症の多い方は、歯科紹介をすべきです。
当院では、骨粗鬆症に関する医科歯科連携は構築されていませんが、今後、進めていきたいと思っています。

Webセミナーってトラブルが発生しやすく、当日は大変でした。尽力された中外製薬のみなさまにお礼申し上げます。

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— posted by 千葉恒 at 08:26 am   commentComment [0] 

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