日医放@横浜 -1

日本医学放射線学会(日医放)総会という、整形外科でいう日整会総会のような学会で発表をさせていただきました。

日医放総会には、10年くらい前にいちど参加したことがあるのですが、、
調べてみると、2008年と2009年に2回参加していました。
大学院の2年目と3年目ですね。とにかく色んな学会に参加して情報を得ようとしていた頃ですね。

今回は共同研究をしている放射線科の大木先生と一緒に発表しようということになり、演題登録をしました。

発表当日ですが、久しぶりにやらかしましたね、、遅刻すれすれでした。

会場に隣接するホテルに宿泊しているという油断から、セッションスタートの9:10amにホテルで起床。
6時amから起きていたのに、、二度寝です。

あわててホテルを出て、レジストレーションが、、遠い(展示ホール)、、今年一番走りましたね。
走るのが大嫌いで、できるだけ走らないように生きているのに。

震える手で、名札に名前を書いて、会場(会議センター)へダッシュ。
出番の2演題くらい前で、会場に入れました。セッション最後の発表でよかった。。

発表後は、展示場へ。最新機器が立ち並び、ワクワクしましたね。その話は次回。
その一角に、、HR-pQCTの代理店である、東洋メディックが!

骨粗鬆症学会の時とは比べものにならない、かなり立派ブースで、一流企業感が出ていました。
HR-pQCTを前面に押して下さっていて、この会場(ITEM)でHR-pQCTに出会えるとは思っていなかったので、びっくりしましたね。
会社に許可をいただいて、写真を撮らせてもらいました。

NONALNUM-SU1HXzkzODTjga7jgrPjg5Tjg7w-E



NONALNUM-SU1HXzkzOTDjga7jgrPjg5Tjg7w-E



IMG_3297



— posted by 千葉恒 at 07:46 pm   commentComment [0] 

講演会@福岡

福岡で開催された乳癌の研究会で、骨粗鬆症の講演をさせていただきました。

乳癌の治療薬の中に、アロマターゼ阻害薬(AI)という薬があるのですが、この薬を使用している人は、薬剤性の骨粗鬆症になるリスクをもっています。今回の講演では、骨粗鬆症の一般的な知識に加えて、AI関連の骨粗鬆症のお話もさせていただきました。

乳癌はもちろん専門外なので、以下の僕の知りうる知識に間違いがありましたら、誰か訂正してください。

乳癌の多くはエストロゲンによって増大する性質をもっており、エストロゲンを低下させる薬物療法が有用な治療法の1つになっています。女性は閉経するとエストロゲンが低下するので、閉経後の乳癌患者さんは大丈夫、と思いきや、閉経後もエストロゲンがなくなっているわけではありません。女性でも男性ホルモンの分泌がありますが、閉経後はその男性ホルモンをエストロゲンに変換しており、その変換酵素がアロマターゼです。よって閉経後の乳癌患者さんに対して、アロマターゼ阻害薬を使ってエストロゲンを枯渇させるという治療があり、かなり主流な治療とのことです。

一方、エストロゲンの低下は、破骨細胞の活性化を促すので、骨粗鬆症を惹起します。ただでさえ閉経でエストロゲンが低下し、閉経後骨粗鬆症になっている状態に加えて、アロマターゼ阻害薬でエストロゲンをさらに低下させると、薬剤性骨粗鬆症にもなり、ダブルパンチとなります。

治療ですが、閉経+AIによる高度の骨吸収を抑制する必要があり、強い骨吸収抑制作用をもつデノスマブやビスホスホネートが主流となっています。

長崎大学の乳腺外科の先生方は、AIによる骨粗鬆症にとても興味をもっていただいており、整形外科としては、本当に助かります。今後、一緒に研究をしたいですね、と話をしているところです。


IMG_9264



IMG_9287



— posted by 千葉恒 at 04:16 pm   commentComment [0] 

お花見

今年は雨が多かったですが、、
晴れ間に、お花見ピクニックできました。


NONALNUM-SU1HXzkzMTHjga7jgrPjg5Tjg7w-E



NONALNUM-SU1HXzMyODXjga7jgrPjg5Tjg7w-E



NONALNUM-SU1HXzkyOTbjga7jgrPjg5Tjg7w-E




— posted by 千葉恒 at 09:27 am   commentComment [2] 

長崎脊椎研究会

長崎では脊椎外科医の勉強会が定期的に行なわれているのですが(長崎脊椎研究会)、
先日、そこで、発表をさせていただきました。

HR-pQCTは四肢用のCTなので、脊椎を撮影することはできませんが、摘出骨であれば撮影が可能です。
解像度が高いので、骨梁構造の解析ができます。

図は、私たちが撮影した、カダバーの頚椎、胸椎、腰椎の画像ですが、
私は脊椎の専門家ではないので新鮮なのですが、ほんと不思議な形をしていて魅力的です。

頚椎と比較して、胸椎は前後方向に長く、腰椎はさらに左右方向にも大きい形です。
骨梁構造解析をすると、骨梁1本1本の太さに大差はありませんが、骨梁の密度は全然ちがいます。
腰椎ほど骨梁の密度は少ないようです。

どうしてなんでしょうね。。
いくつか考察はあるのですが、それはおいおい学会で発表していこうと思います。


NONALNUM-44K544Kv44Oq44O844Oz44K344On44OD44OIMjAxNy0wNC0wODIzLjQ5LjUz-E



NONALNUM-44K544Kv44Oq44O844Oz44K344On44OD44OIMjAxNy0wNC0wODIzLjUwLjA4-E



NONALNUM-44K544Kv44Oq44O844Oz44K344On44OD44OIMjAxNy0wNC0wODIzLjUwLjIx-E



— posted by 千葉恒 at 11:45 pm   commentComment [0] 

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0235 sec.

prev
2017.4
next
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30