ひさびさSF訪問-1

海外出張報告の残りです。
もう1ヶ月前のことを今さらアップして申し訳ないですが日本は多忙で、、

バンクーバーでの学会の後に、サンフランシスコに2日間ほど滞在してきました。

北米出張の際は、サンフランシスコに立ち寄ることにしているのですが、
コロナもあって、今回は2019年以来の4年ぶりの訪問となりました。

いつも宿泊していた小さいホテルは、物価高で、一泊3万円を超え出したので、今回は安めのホテル探しに苦労しました。
安くても2万円ほどし、治安もさほど良く無い場所でしたが、慣れた街ですので、問題なく過ごせました。

ダウンタウン周辺は、閉店が目立ち、尿臭がアップして、あまりいい感じはしませんでした。

思い出の地、ジャパンタウンに行ってきましたが、下の写真が、私たちが最初の1ヶ月間住んでいたアパートで、
ジャパンタウンの南のフィルモアにあり、まぁここも当時からあんまり治安は良くない場所でした。

ジャパンタウンには、日系の銀行であるUnionBankがあったのですが、2022年に三菱UFJが撤退Link したため、現在は、US Bank になりました。
私の移行手続きがうまくいかず、カードがなかなか日本に届かなかったので、ジャパンタウン支店で直接聞いてきました。
スタッフはUnionBank時代の日本人のままで、日本語なので話は早く、カード問題は解決しました。

さぁ、噂の外食事情を確認しようと思い、以前からよく通っていたタイ料理屋に行ってみました。
パッタイというタイ風焼きそばが好きで、よくたのんでいたですが、お値段いくらでしょう?? 

お会計、21.7ドル! チップ込むと25ドルなので、日本円で3600円!!
おーいい!!!パッタイで3600円は無理す。今、米国留学してる人たちは大変だね。。

つづく


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— posted by 千葉恒 at 09:06 am   commentComment [0] 

HR-pQCT User Meeting

海外出張報告、まだまだ続くのですが、帰国後の多忙さでアップが止まっていました。

ASBMR最終日の翌日は、例年、HR-pQCTのUsers Meeting が開催されています。
今回のトピックスは、、

1)年次報告:HR-pQCTの普及
現在、世界で96台だそうです。第一世代と第二世代の交代が進んでおり、
第一世代HR-pQCTが32台まで減り、第二世代HR-pQCTが64台まで増えています。
ぼちぼち第二世代の新規性はうたえなくなってきました。

2)年次報告:HR-pQCTの論文数
昨年は103編だったそうです。
その半分が n=10〜99例、1/4が n>100の規模で、それ以上のLarge cohortの論文は3つでした。
長崎のCohort studyであるJ-CaraT study は、まだ認知が低いですので、がんばらないといけません。

3)小児撮影
小児疾患へのHR-pQCTの応用は以前からのトピックスでして、
これは、前述のRBDとも関連していることに最近気づきました。
長崎大学ではまだ始めていませんので、今後は小児科と組んで何か始めれたらいいなと思っています。
小児撮影は、標準撮影法がまだ確立していませんが、いよいよ3つほどの候補に絞られているようでした。

4)連続撮影、Motion artifact
HR-pQCTの最大の弱点は、Scan speedが遅く、広範囲撮影ができないこと、Motion artifactが多いことです。
Motion artifactは判定が困難なこともあり、AIを用いた判定が提案されていました。
また、連続撮影を行うと、撮影スタックごとにすこしだけZ軸のずれが出ることがありますが、
これを補正する手法について2つ発表がありました。
Scanco Medicalもスタックシフト補正に、ユーザーが関心が高いことをやっと認識したようで、
標準機能にすることを検討しはじめるとのことでした。

5)画質向上
AIを使った画質向上について発表があり、かなり綺麗でした。
教師ペアを画像でなくサイノグラムで行えないかというアイデアもでて、盛り上がりました。
個人的には、微細構造の定量解析において、特に差分画像などを取った時に、
AIが作った画像がどこまで真の形態なのか疑ってしまうのですが、この点は今後 Validationが行われると思います。


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— posted by 千葉恒 at 06:58 am   commentComment [0] 

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