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西日本整形災害外科学会@佐賀

佐賀大学整形外科の主幹で、西日本整形災害外科学会Link が開催されました。
私は2日目に骨粗鬆症のセッションの座長をさせていただきました。

今回の学会でいいなと思った試みが、一部の人しか知らないかもしれませんが、「俺たちのグルメ」です。
佐賀大学整形外科の先生たちが推薦する佐賀のグルメを、「俺たちのグルメ」と題して、パワポでまとめてくださって、事前に関係者にメールで送ってくれていたのです。
居酒屋部門とか、肉部門(佐賀牛)とかありまして、私は寿司部門1位の「嬉乃すし」にランチを食べに行きましたが、大満足でした。

佐賀大学整形外科の先生方のアイデアとホスピタリティが心に残りました。


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— posted by 千葉恒 at 06:43 am   commentComment [0] 

米子、徳山、新居浜

講演会などで地方都市に行った際は、お散歩したり美術館に立ち寄ることにしています。

写真は米子鬼太郎空港のステンドグラスと、島根の足立美術館、
徳山市(山口県)の漁港と、石油化学コンビナートの夜景萌え、
愛媛の松山空港へ着陸する前の瀬戸内の島と、新居浜市を見下ろす丘からの風景です。


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— posted by 千葉恒 at 10:31 am   commentComment [0] 

Response to reviewer

私はときどき査読をするのですが、今年は例年より多めで、数えたところ11の査読をしたようです。
うち6つがJBMM、2つがOSIN(Osteoporosis International)、Boneが1、Spineが1です。

面倒ではありますが、自分自身の勉強にもなります。
査読者の心理を知っておくと、投稿側に回った時に、そこを考慮できるからです、

査読を引き受けたら、まずは一読して「reject」か「major revision」かを決めます。
実は「major revision」は、かなり通す気、と判断していいと思います。
読んだ論文が、もう1回帰ってくるのは、とっっても憂鬱でして、それでももう1回読むと決めたぐらいですので、根本的には「accept」寄りです。

査読で問題点を指摘した後、それに対して、著者から「Response to reviewer」というファイルが送られてくるわけですが、
これには間違いなく「上手な返答の仕方」というのがあります。

1)お礼、同意、ときに褒め言葉
まずはお礼、社会人の基本ですね: Thank you for this important remark / We thank the reviewer for this suggestion
同意: We agree that 〜 / We agree with 〜 / We can understand 〜
褒め言葉: This is an interesting remark よく気づきましたね!みたいな、査読者の洞察に対して驚きを示してみたりして、相手を気持ちよくします。

2)言われたことは確実にこなす
全チェックした、みたいな言い方は好感をもてます:We have re-checked 〜
訂正したことを伝えます:We added this information at 〜 (lines XXX-XXX)  / This information has been added to 〜 (lines XXX-XXX)  / The manuscript has been modified

3)間違っていれば謝る
壮大な間違いに気づくこともあります。それは素直に謝ります: We apologize〜
レビュアーが「ほらね、気づかせてやったわ」と思えるよう、快感を与えます。

4)応えられない指摘も反論せずLimitationとする
厳しい指摘でも、可能な限りの誠意や努力の跡は見せます。
でも、データをもってない、調べられないこともあります: Unfortunately, however, we don't have 〜
それは本研究の限界として、Limitationに加えたことを伝えます。

おまけ)
一般的には普及していませんが、私は、Response to reviewer 用に図表を作って貼って、視覚的に説明します。
英語力がないことを補い、かつ、誠意をも示せるからです。

まだまだ良い言い回しがあるので、気がついたら加筆アップします。

— posted by 千葉恒 at 06:08 pm   commentComment [0] 

コホート研究

私たちのメインの研究の1つである健常人研究(04NOR、J-CaraT study)のエントリーがついに12月で完了します。(Japanese study of bone miCrostructure and minerAl density in a noRmAtive cohorT measured by HR-pQCT)

本研究では長崎県に在住する健常人520名(20〜89歳、男性260名、女性260名、各年代に40名)の、HR-pQCT、DXA、血液検査などのデータを収集しています。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。尽力してくれた、岡崎先生(と奥様)、野田看護師、たいへんお疲れ様でした。

本研究により、1)HR-pQCTの日本における基準値の作成、2)骨微細構造からみた日本人の骨粗鬆症の病態解析、3)様々なHR-pQCTの研究のコントロール群としての使用が可能となります。いずれ、本研究のための専用のウェブサイトを作成しなければなりません。

J-CaraTはHR-pQCTに焦点をあてた小規模のsingle-center studyですので、全く比べる対象でありませんが、下記のような大きなコホート研究を、今まで参考にしてきました。いずれもウェブサイトがしっかりしています。

1)JPOS研究Link
以下ウェブサイトからコピペします → Japanese Population-based Osteoporosis (JPOS)研究は、日本人女性の骨折、骨粗鬆症の予防をめざして1996年から実施されている疫学研究です。全国7カ所の調査地在住の15歳から79歳の女性から5歳毎に50人、合計4550人を無作為に選び出して調査に参加してもらった、日本人女性の特性をもっともよく表す調査となっています。

このウェブサイトは学ぶことが多く、研究の概要、成果をわかりやすく、そしてマメにアップデートしており(これは容易でない作業です)、またオプトアウトという、追加で行われる後ろ向き研究の許可をもらう行為もここで行なわれています。実は代表の伊木雅之教授(近畿大学医学部教授)にはお世話になっており、私たちのJ-CaraTを始めるときも相談をさせてもらいました。
藤原京スタディLink という男性骨粗鬆症のウェブサイトも作成されたようです。えらいな。

2)The Osteoporotic Fractures in Men (MrOS) StudyLink
以下ウェブサイトからコピペします → MrOS, a research study funded by the National Institutes of Health, began in 2000. Six clinical centers in the United States, located in Birmingham, AL; Minneapolis, MN; Palo Alto, CA; the Monogohela Valley near Pittsburgh, PA; Portland, OR; and San Diego, CA recruited 5,994 men at the baseline visit (2000 -2002).

実は私の留学先のUCSFは、骨粗鬆症や変形性関節症の有名なコホート研究のデータセンターとなっており、MrOS Study は、私たち(千葉、岡崎、佐田)も関与していた、男性骨粗鬆症では最も有名なコホートの1つです。

3)The Study of Osteoporotic Fractures (SOF)Link
以下ウェブサイトからコピペします → A multicenter, observational study of 10,000 older women. SOF, a nationwide research study funded by the National Institutes of Health, began in 1986. The study was originally focused on risk factors for fractures and falls and has grown to look at various determinants of successful aging.

これは私が10歳の時に始まっているので、よくは知らないのですが、UCSFの骨粗鬆症のコホート研究はここから始まっていると思われます。

4)The Osteoarthritis Initiative (OAI)Link
以下ウェブサイトからコピペします → A multi-center observational study of men and women. The OAI is a nationwide research study, sponsored by the National Institutes of Health (part of the Department of Health & Human Services), that will help us better understand how to prevent and treat knee osteoarthritis, one of the most common causes of disability in adults.

変形性関節症のコホート研究です。OAI は私の所属していたラボは多いに関与していました。実はラボからでる論文の1/3〜1/2はOAIの論文でした。このコホートの新しかったところは、外部の研究者もデータを使用できるようにした点でした。

5)Multicenter Osteoarthritis Study (MOST)Link
以下ウェブサイトからコピペします → A multicenter prospective observational study of risk factors for the development and progression of knee osteoarthritis and knee pain. MOST is a nationwide research study, sponsored by the National Institutes of Health / National Institute on Aging (part of the Department of Health & Human Services), that will help us better understand how to prevent and treat knee osteoarthritis, one of the most common causes of disability in adults.

名だたる骨粗鬆症と変形性関節症のコホート研究のデータセンターが、全てUCSFだったことは、留学後に知ったことでした。なんかウェブサイトが似てるな〜と思ってた、、


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— posted by 千葉恒 at 09:17 pm   commentComment [0] 

論文の探し方、読み方、整理の仕方

ブログのアップをサボってました。

骨粗鬆症&骨代謝学会の後は、出張が続き、鳥取(講演会)、宮崎(股関節学会、シンポ)、山口(講演会)、久留米(バイオメカ学会、ランチョン)、あとは、家族イベントも、雲仙旅行や幼稚園のバザーなど、、多忙にしていました。
もちろん、日々の診療(人工関節、骨粗鬆症)、研究(HR-pQCT)、教育(大学院生)で、毎日が多忙です。「働き盛り」してます。まぁそれはいいとして、

話は変わりますがが、長崎大学整形外科の医局で、若手の整形外科医を対象にした勉強会が定期的に行われているのですが(OKU)、隔週金曜の夕方に、教官が持ち回りで自分の専門とする分野のレクチャーをします。
私は今年からネタを変えて、「論文の探し方、読み方、整理の仕方」という内容にしようと思って準備中です。

これの元ネタは、この2012年ごろの、このブログです。→ 論文の収集方法Link論文の読み方Link論文の整理方法Link

7年ぶりにアップデートをしていたところ、、探し方、読み方は概ね変わらないのですが、整理方法つまり、文献管理ソフトウェアが、変わってきていますね。
EndNoteLinkMendeleyLinkPapersLinkReadCubeLink 、、みなさん何を使っていますか?

調べていてい、とくかくショックだったのが、私は「Papers」のUserなのですが、ReadCubeに買収されて、ソフトウェアとしても統合されつつあり、Papers Userの視点からすると、完全に改悪に進んでいることです。私の大嫌いな、サブスクリプション制になっています。月5ドルです。最悪です。

私としては、今のPapersをとにかく更新せずに使い続けるしかないです。このサイトLink にも苦労が書かれています。悲しいな、、


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— posted by 千葉恒 at 10:59 am   commentComment [0] 

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