今後、留学を希望される方は、収入面の不安があるかと思います。
海外留学助成金を申請するのは一つの手段です。
以下に、僕が留学前に調べてきたことを簡単にまとめます。
支給額が様々でして、
留学先での生活費を全てまかなえる程のものは日本にはあまりなく、
整形外科分野の人でも出せそうなものは、僕の知る限り、
- 日本学術振興会(学振) 海外特別研究員 380~520万円/年
- 上原記念生命科学財団 (大正製薬) 100~400万円/1年
ぐらいだと思います。
ほかの留学助成金は、渡航費や初期投資を補う程度の額になり、
整形外科の人が出せそうなものは、僕の知る限り、
- 内藤記念科学振興財団 (エーザイ) 100万円
- 中冨健康科学振興財団 (久光製薬) 50万円
あたりがあると思います。
いずれも、年齢制限、博士号の有無、現地での収入の有無など、細かな条件があります。
加えて、申請書には受け入れ先の教授のレターが必要で、
僕のように渡米半年前にやっと決まったような場合は、締切に間に合いません。
結局、年齢、収入があってもいい、すでに留学先にいてもいい、という条件を
そろえた助成金は、上原記念のみであり、渡米直後にとにかく申請してみました。
昨年末に結果が出て、見事に落選し、UCSFの他の友人がゲットしていました。
大学院生になってからは、助成金関係はできるだけ申請してます。これで2勝7敗。
基本的には落ちます。今まで2つ取れただけでも幸せ者です。
こういう申請書にも、テクニックが必要なのでしょうが、業績やネームバリューなど、
すぐには得られないものも大きく関与しているので、そう簡単にはいきません。
何かいいテクニックを見つけたら、またここで紹介したいと思います。
T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0039 sec.
Comments