森井賞 受賞

本学会で、名誉ある第18回「森井賞」を受賞することができました。

森井賞Link 」は、日本骨粗鬆症学会が、毎年、骨粗鬆症分野における優れた臨床論文に対して
(今回の場合は2022年の論文に対して)表彰する論文賞です。

昨年、Boneにアクセプトされた「TERABIT study」(テリパラチド研究)の論文が、森井賞に採択となりました。
(Randomized controlled trial of daily teriparatide, weekly high-dose teriparatide,
or bisphosphonate in patients with postmenopausal osteoporosis: The TERABIT study)

この論文は、Boneのホームページの「The most downloaded articles in the last 90 daysLink 」において、
アクセプトされた直後の2022年5月ごろから、1年以上にわたあって、ベスト8に入り続けています。

本研究は、共同著者23名、共同著者に書ききれずAcknowledgmentsで謝辞を書かせてもらった方36名、
たくさんの皆様のご協力で、成し遂げた研究です。こころより感謝申し上げます。

共著者も含めて、表彰の盾をいただく予定になっていますが、直前に理事長選挙があり、
共著者も多すぎて印刷が間に合わず、後ほど送られてくるそうです。楽しみです。


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— posted by 千葉恒 at 05:54 am   commentComment [2] 

 

骨粗鬆症学会@名古屋 -2

2日目です。思い出に残る1日となりました。

森井賞については後述します。

2日目は、骨粗鬆症学会で初めて、教育講演の機会をいただきました。
須藤会長から与えられたテーマは、「骨微細構造からみた骨粗鬆症」です。

私は、骨微細構造は日常臨床で検査できるものではないので、
骨粗鬆症学会で扱うテーマとしては、興味をひかれにくい、と思っているのですが、
超満員のご聴講をいただきました。ご参加いただいた方、ありがとうございました。

講演内容は、明日からの診療に役にたつこととして、DXA評価のノウハウで入りつつ、
後半のほとんどのスライドを、自前のデータをお示ししながら「何かを考えてもらおう」という構成にしました。

自前のデータ、つまり、私たちの520名のデータ(J-CaraT study)の散布図を、
100枚のスライドのうち40枚、ひたすら見せまくる、ということをやってみました。

教育講演は教科書的な内容を期待されているので、吉と出るか凶と出るか、心配でしたが、
思いのほか、リアクションは良かったように思います。

同日、夜は、久々の全員懇親会が開催され、古い知り合いにたくさん再会で、楽しい時を過ごせました。
みんなそれぞれのフィールドで地元でがんばっているな、と感じました。

学会のゲストである、Dr. Peter Ebeling 先生は、昨年のASBMRの学会長で、
同学会のアドバイザリーボードで、たまたまちょっと同席しただけでしたが、覚えていただいていて、
会場や全員懇親会、帰りのタクシーもご一緒させてもらい、たくさんお話しをすることができました。
完全現地開催の良さですね。

2023-10-0153945



— posted by 千葉恒 at 05:28 am   commentComment [0] 

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