つい先週までは会の存在自体も知らず、どうにかして見つけて参加にこぎつけようと思っていたところ、こちらの研究者から教えてもらいました。
最初の時から、この会の存在を教えてくれればよかったのにと思う反面、
そこは、まだ来たばかりだったし、朝早いし、夏休み期間だった可能性もあったりで、色々と気を遣ってくれたのかなと。
ひょっとして、彼もASBMRやHR-pQCTミーティングに参加していたので、僕に参加する資格があると思ってくれたとか??
UCの整形外科グランドラウンドは、毎月1回、月初めの水曜に6時45分から行われています。
日本にいらっしゃる方々には大変申し訳ないんですが、こちらに来て一番の早起きでしたね。
まだ、あたりは真っ暗。十分に寒い中、自転車でGOでした。
今回のテーマは、人工関節周囲骨折でした。
僕の認識では、日本ではVancouver分類やAO分類に基づいて、ある程度治療法の選択は確立されてるかと思います。
今回、一番気になった点は、2つ。
1つ目は、生検をほぼルーチンでしている印象。
感染性偽関節を疑う根拠のないような、画像上どうみても固定力不足でCRPも陰性のような偽関節や、明らかな外傷性の初回骨折の症例にも生検してました。
2つ目は、antibiotic plateを結構使用していたこと。日本では、まだないみたいですね。
逆に、アメリカの方が、こういうplateを使うとコストにうるさそうなのになあと思いましたが。
当然、全部聞き取れたわけでないので、
長崎大学病院の外傷センター長の宮本先生 に上の2点について少しお聞きしたところ、どうもその通りのようでした。
(先のデンバーで開かれたOTAでは、ご多忙でお会いできず残念でしたが、またの訪問お待ちしてます。)
アメリカの治療を見るのも、勉強になるので、今からの冬場はつらいですが、頑張って参加しようと思います。
それにしても、演者のしゃべりが、かなり早かったです。
聞き取れないところも多く、まあ、これはコツコツとやっていくしかないわけですが。
そして、次の目標は、病院の手術症例検討会みたいなのが必ずあると思いますが、どうにかして辿り着けたらなあと思っています。
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