論文引用

ひさびさ勉強の話題です。
2007年に大学院に入って現在の研究を始め、2010年から英語論文を投稿していますが、
今年からぼちぼち僕の論文が引用されるようになってきました。

論文の価値は、アクセプトされた雑誌のレベル(インパクトファクター)より、その後の引用で評価されると言われています。
いくら有名な雑誌に掲載されても、誰からも興味を示されなければ、論文としての価値はないわけで、
逆に、マイナーな雑誌であっても、内容にインパクトや重要性があれば、多くの人がそれを参考にして、さらに新しい学問を切り開く、ということになります。

現実的には、学問の世界も政治的なもので動いている部分もありますので、グループがあってお互いの論文を引用し合ったりもしているようです。
学会はそれこそ「社交場」なわけで、英語コミュニケーションはそういう意味でも重要です。
ただ、そういったやり方ばかりで生きていくのは、学者としては本末転倒で、軽蔑しちゃいますね。

自分の論文がどこで引用されたかを調べる方法が良くわからず、現在やり方を模索中ですが、
最初に書いた論文は少なくとも3つの論文に引用されているようです。
ところが、その中の1つが、内容が明らかに間違っていて、ちょっと落ち込みましたね。
「千葉らは〜と報告している」って文面で、その解釈が全く間違いでした。
それはレビュー論文で、113の論文を引用していたので、内容なんてちゃんと読んでないんでしょう。

最近は「英語ペラペラの夢」は、なかなか難しいなと感じてますが、
せめて「わかりやすい英文をスムーズに書ける」ようになりたいなと思ってます。
結論はシンプルに。心がけよう。

— posted by 千葉恒 at 03:14 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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