もも狩り

今週末はもも狩りに行ってみました。人生初めての経験です。

サンフランシスコから東に1時間程いったところに、
ブレントウッドLink という果樹園で有名なところがありまして、
日本人の知り合いに誘われて20人くらいで行ってきました。

初めて見る桃の木畑に分け入り、木の下にもぐり込んで桃を探します。
熟した実は手で簡単にちぎれます。20個ほど持ち帰りましたが8$ですみました。

その後は、みんなで木陰でピクニックをしました。おにぎりやサンドイッチなどいただいて。
アメリカには半分は英語の勉強をしに来たのわけですが、現地の日本人や日系人と知り合うのもいい経験になります。
一緒にランチをした皆さんそれぞれに、いろんなバックグラウンドがあり、
中には戦時中の強制収容Link を経験した元気でかわいいおばあさんもいました。

アメリカに来てから土日に仕事が全く入らないので、毎週末、週末らしい週末を過ごせます。
長崎にもフルーツ狩りはありましたが、今まで行けたことはなかったです。
そして「本当はこれが普通の生活なのかな、、」とも思ってしまいます。。

相当気が早いですが、日本に帰ったらこうはいかないわけで、
医者という仕事を好きで選んだ以上、何というか、、自己責任ですね。
実際、仕事や研究に浸かっている生活も、それはそれで好きなわけです。

明日は8月8日。僕の誕生日かな?もう何歳か忘れました。

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— posted by 千葉恒 at 10:35 am   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

円高:アメリカ留学するなら今!

今回の留学で大助かりしてるのが、やはり円高です。
1ドル約80円、感覚としては2割引きって感じです。
(正確には1割引きかも、消費税が高いです)

5年前までは2割増しだったわけで、
10.00ドルの料理が800円になるか、1200円になるかの違いは大きいです。

もっと大昔は200円とか350円とかいう時代もあったわけで、
僕らの親達の世代は、苦労されただろうなと思います。

こちらでの銀行ですが、Union BankLink という銀行の口座を開設しています。
住所がないと銀行口座が作れない、銀行口座がないとアパートを借りれないという、
留学準備中の悩みにこたえてくれたのがこの銀行で、
日本にいながらにして米国の銀行口座を開設することができます。便利な世の中です。

どうも三菱東京UFJ銀行Link の完全子会社のようで、
同銀行の口座を持っていれば、アメリカのUnion Bank の口座も作れるようになったみたいです。
しかも、日本語での電話サービスや、支店によっては日本人スタッフもいます。

口座開設には時間がかかりますので、留学が決まった方は、早めの開設をおすすめします。
僕らは出発ギリギリとなり、結構面倒なことになりました。

アメリカの口座は主に2種類あり、saving account は貯金するための口座で、
checking account 利子はつきませんが、小切手(check)がきれる口座です。
僕らは両方もっているのですが、checking だけでもよかったのかもしれません。

日本からの送金は、まぁまぁ面倒で、手数料もかかるので、
僕らは、1ドル82円のころに、一気に送金してしまいました。
今はさらに円高なので、支払いには日本のクレジットカードを使ったりしています。

ここ50年と10年のドルチャートを、ネットで拾ってアップしてみました
すごい下がりっぷりです。。


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— posted by 千葉恒 at 12:34 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

HR−pQCT

こちら火曜夜です。

今日は同じアパートの日本人研究者のお誘いで、飲み会がありました。
久しぶりカラオケなどして、楽しんできました。

今日は、僕の研究について、ぼちぼちご報告しようかと思っています。

主に2つのリサーチを始めていますが、
その1つは、HR-pQCTというCTを使った研究です。

HR-pQCTは、High Resolution peripheral Quantitative CTのことで、
直訳すると、高解像度の末梢骨用の定量的CT装置のことです。
商品名は Xtreme CT(SCANCO medical)といい、
患者さんに使用できるCTとしては世界最高の解像度を有しています。

特徴としては、
- 生体に対して使用できる
- 高解像度:ボクセルサイズ82μm、これは通常のCTの5倍以上の解像度です。
     (ボクセル:ピクセルの3D版です)
欠点としては
- 手関節や足関節といった末梢骨しか測れない
- 撮影範囲は1cm程度と狭い
- 保険適応はなし

日本ではまだ販売されていませんが、欧米では既に研究機関を中心に普及しており、
骨粗鬆症や関節リウマチなどの骨関節疾患の臨床研究に用いられています。

生体ではなく骨サンプルを撮影する使い方もあり、その場合は機能が変わります。
- ボクセルサイズは41μmまで上げれます。
- 摘出サンプルなので、股関節や膝関節の解析もできます。
- 撮影範囲は12 cm程度まで広げれます。

多くの micro CTは、最大4 cm程度のものしか測れないので
HR-pQCTは大きめの骨サンプルの全体像を、高解像度で把握するには最適です。

そこで僕は、大腿骨頚部骨折や変形性股関節症の大腿骨頭全体のスキャンを
ぼちーーぼち、やっている日々です。
最近、一人で撮影できるようになったばっかりです。

明日も撮影です。がんばるぞい!
今日は、酔っぱらってるので、もう寝ます。。zzz

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— posted by 千葉恒 at 12:43 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

引越完了!

本日、本命だった大学のアパートへ、引越が完了しました。

最初から、この大学アパートに入居したかったのですが、空いていなかったため、
1ヶ月間だけ、Webster Tower and TerraceLink というアパートに住んでいました。
ここは、真隣が SafewayLink という、マックスバリュー的な大型スーパーで、
1ブロック隣が、Nijiya MarketLink という Japan Town の日本食材スーパーで、とても便利のいいところでしたが、
とにかく家賃が高く、職場までも時間がかかるため、家具付きの部屋を借りて、仮住まいとして住んでいました。

最近の週末は、家具を揃えるべく、moving sale と IKEA通いをしていました。
moving sale は、引越の際の中古品の個人販売のことで、
特に相手が日本人ですと話も通じるし、キレイな品が多いので、多くの品を揃えました。
IKEALink はスウェーデン発祥の世界チェーンの家具店で、値段も安くデザインもいいです。
システムが興味深く、巨大な店内はそのほとんどがショールームで、客は欲しい品物の番号を控えて、
最終的に自分で巨大倉庫に入っていって在庫を探し出して購入し、家で組み立てるようになっています。
徹底的なセルフサービスで、人件費を減らして安価に抑えているみたいです。来年、九州にも進出するらしいです。

大学のアパートLink は、2 bedroom(日本で言う2LDK)ですが、皆さんが想像するような
アメリカサイズの部屋ではなく、思ったよりせまいです。
サンフランシスコは長崎に少しだけ似たところがあって、湾に面した坂の多い街で、
土地が少なくて、地価が高く家賃も高いです。シーフードやケーブルカーが名物というのも似てます。

アパートはキャンパス内にあるので、通勤時間は今までの40分から3分へと短縮されます。
楽にはなりますが、何だか職場の中に住んでるみたいで、
まだ職場でのコミュニケーションにストレス(+++)(スリープラス)の僕としては、
帰りのバスで、大学から離れることで得られるあの安堵感がもうなくなると思うと寂しいです。
明日から、昼休みはダッシュで家に帰ってくると思います。。

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— posted by 千葉恒 at 03:01 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

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