橋本ラボ見学

昨日は、アパートの隣人の日本人研究者、W先生の所属する橋本ラボの見学をしに行きました。

橋本ラボLink は、UCSFの麻酔科医師である橋本先生がPI(Principal Investigator)をしているラボで、
麻酔科ですが、研究内容は脳動脈瘤の研究をしています。

9月にスタンフォードのH先生のラボも見学させてもらいましたが、そこも脳分野でした。
何か脳外科に縁があるみたいです。。

橋本ラボは、UCSF General Hospital 内にあり、
脳動脈瘤と、血圧や種々の薬剤、ホルモンなどとの関連を、動物を使って研究しています。
脳動脈瘤誘発マウスを確立しており、上記の介入による差異を、
脳動脈瘤の破裂発症や、免疫染色などで評価しています。

マウスの頭蓋骨に穴を開けたり、注射したり、腎臓を摘出したり、、
かなりの精密作業をしていました。
一日のほとんどを、このような作業で費やすようで、
しかも土日もマウスの体重を測ったりしに来るらしく、根気がいる研究です。

人生で、こんなに脳動脈瘤のことを考えた日はありませんでしたが、
他の分野の話を聞くと、自分の専門バカさに気付かされるので、勉強になりました。


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— posted by 千葉恒 at 11:27 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

質問6−10

このブログは長崎大学整形外科ホームページ委員に支えられて続けているのですが、

ブログの話題提供のために、「千葉先生への100の質問」と題した質問集をいただいており、
10月に質問1〜5に答えましたが、今日は6〜10に答えてみようと思います。

質問6 アメリカの良いところはどんなところですか?

いい質問ですねー。

日本と比べると、みんなが話し合って、関わり合って生きてるような気がします。
あまりにバックグラウンドが違う人達で構成された多民族国家のためか、
日本のような「暗黙の了解」「あうんの呼吸」「行間を読む」なんて到底ありえないわけで、
自分の考えを説明して、他人を理解して、共存していってるって感じです。

例えば、僕のオフィスには、10人の同僚がいますが、アメリカ人3、インド人3、
オーストリア人1、ギリシャ人1、ロシア人1、日本人1の構成です。
ちなみに、あと20人ほどの同僚が別の建物にいますが、ドイツ、フランス、、これまたバラバラです。

あと、「周りにどう思われるか?」なんて全ーく気にせず、好きなように生きてる人が多いです。
あり得んくらいに大声で会話をしている電車の乗客とか、なんか植物のプラント持ってランニング
している夫婦とかこないだ見かけたけど、とにかく皆さま、ハートが強いです。
これまた、いろんな人種がいることに起因しているのかな。

質問7 アメリカの食生活は慣れましたか?

奥さまのお陰で、完全に日本食生活なので、問題ありません。
たまに食べるアメリカ食ですが、サンフランシスコはシーフードが有名ですが、おいしいですよ。
名物クラムチャウダーとか。あと、やっぱりアメリカは、ハンバーガーがおいしいですね。

質問8 行きつけのお店はできましたか?

日本からお客さんが来たら、連れて行くお店は、いくつかありますね。
シーフード料理、タイ料理、ベトナム料理、日本料理、ハンバーガー屋など。
ただ、日本にいた時と比べると、全然外食しなくなりました。節約ですね。

質問9 診療活動は行っているんですか?

ノーです。もうすぐ半年経ち、生活にも慣れたので、
少しずつ整形外科の見学をさせてもらおうかと計画中です。

質問10 今の心情を漢字一文字で表すとしたら?

年末っぽい質問!
えーっと、、難しいですね。海外留学は高校生からの夢だったので、夢かな。
10年後に振り返ったら「いろいろあったなー、いい経験したなー」って思えそう。
例えば、10年後に何かの機会でサンフランシスコに来て、
職場とか、寂しく一人でランチを食べたベンチとか見たら、泣き出すかもしれん。。

— posted by 千葉恒 at 03:37 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

嫁友来米

今週末は、奥さんの友達が遊びに来ていて、観光案内をしました。
これで観光案内は、えーっと4組目になります。もう慣れたものです。

写真のサンフランシスコを一望できる丘は、ツインピークスという丘で、長崎でいうと稲佐山みたいなところです。
天気が良ければ、ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島などの観光名所も見えます。

今回は、ミュアウッズという森にも初めて行ってみました。
スターウォーズ・ジェダイの帰還の、惑星エンドアの舞台になった森としても有名みたいです。
たしかに毛むくじゃらの小人が住んでいる森の惑星がでてきたエピソードがありましたね。

レッドウッドLink という木が立ち並んでいるのですが、家に帰った後知った知識では、
どうも最高100m近く成長する、世界一背の高い木らしいです。

今、ちょうどサンフランシスコに、シルクドソレイユLink が来ていて、
しかも我が家から徒歩5分の空き地に、特設会場を作ってやっていたので、それにも行ってきました。
TOTEMLink というショーで、今後ロンドンなどを回るようです。

僕が以前行ったことのあるシルクドソレイユは常設の大型会場で、その舞台装置にかなり感動したのですが、
移動公演用の小さめ特設会場で見るのは初めてで、あまり期待してなかったのですが、これもかなり良かったです。
小さい故に近くで見れて、あり得ない超人技、生演奏の音楽、舞台芸術、すべてがアイデアに満ちていて
さすが世界一のサーカス、エンターテインメント集団だと思いました。
帰りに音楽CDを衝動買いして、、これは完全に衝動買いでした。後で聴かなくなるパターンです。


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— posted by 千葉恒 at 02:04 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

中間発表終了!!

終わったー!! 中間発表が、無事終わりました!
内容も伝わって、質問にもだいたい答えれて、反応も良かったです。ホッとした。。

一昨日、スライドと原稿を何とか完成させました。
昨日は、同僚二人にスライドをチェックしてもらったり、一人リハーサルを繰り返したりして、
スライドなしでもだいたい言えるようにして、当日にのぞみました。

8:30よりミーティング開始。出席者は15人とやや少なめ。
発表者はもう一人いますが、僕が先にすることになりました。

僕のプレゼンと質疑応答は、合わせて約40分ぐらいだったかな。
相変わらず全く流暢な英語ではないですが、スライドに図示した情報で皆さん理解してくれたようです。

発表中と発表後に受けた質問は全部で10個ぐらいだったか。
何と、ほとんど理解できたので、簡単な返答はできました。
ただ、僕の次に発表をしていた人の時のやりとりは、半分くらいしか分からなかったので、
僕の時にはやさしい質問の仕方をしてくれたんだと思われます。
同僚の助けももちろんありました。アンディー(僕の面倒を見てくれてる同僚)、ナイス!
1つ全く理解できなかった質問がありました。僕の嫌いなレロレロ系アメリカ英語で、
関係ありそうなことを取りあえず答えましたが、やっぱり違ったみたいでした。

終わった後に、多くの人に「良かったよ」「キレイなスライドだったよ」と言ってもらい、安心しました。

前回のミニ発表でプロジェクターになかなか繋がらなかった教訓から、
前日の夜に会議室で映写できるか確認してみました。
そのときの写真を添付します。もちろん誰もいませんが、会議室はこんなムードです。参考までに。


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— posted by 千葉恒 at 04:08 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

中間発表間近

ついに明後日、僕の研究の中間報告の発表があります。
こちらに来てから最強のストレスです。

持ち時間は、おそらく30分〜1時間。
ラボ内のミーティングと言えども、相手は20人近くいます。
未だにあまりしゃべったことのない人もいます。

スライドは、ついつい45枚も作ってしまいました。
1枚30秒ぐらいで、25分くらいで発表できそうです。

百聞は一見にしかず、ですので、
説明を求められたときのために、図でいっぱいにしました。

気が重すぎますが、このために留学していると言ってもいいくらいなので、
英会話の練習と思ってがんばります。。


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— posted by 千葉恒 at 01:54 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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