学会演題締切

この数日間、学会の抄録作成に追われています。
締切は今週の金曜日です。

毎年、秋に開催されるOA(変形性関節症)の国際学会、OARSILink
来年から、春に開催されることになり、演題締切が12月になってしまいました。
9月に発表したばかりなのに、、

今回は、欲張って、2題登録しようとしてます。

1題は、日本でしていた研究です。
すでに英文論文にして投稿中なので、そのAbstractをコピペするだけなので楽でした。

もう1題は、現在UCSFで研究している分です。
現時点で、まだデータ数が足りなくてギリギリまで計測を続けています。
UCSFでしていることを発表しないと、旅費が出ない可能性があるので
何とか登録しようとしています。発表しても、旅費が出ない可能性もありますが、、

発表形式ですが、いつもなら迷わず「ポスター発表」を選びますが、
今回は勇気を出して「口演またはポスター発表」を選んでみます。
「口演のみ」を選ばなかったところが、まだ弱気な所です。
心のどこかで「ポスターになれ!」と願ってます。

未だに、会議中の質疑応答のやりとりを聞き取れないので、
口演発表できるか不安過ぎますが、いつかは通らねばいけない道です。

サンフランシスコに来てから、ついに5ヶ月が経ちました。早いですね。。
つい研究に没頭しがち(逃げがち)ですが(=逆に楽)、
本来の目的である英会話と、アメリカ生活を楽しむことを優先しようと思うこの頃です。


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— posted by 千葉恒 at 02:30 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

サンクスギビングデイ

日本は先週の水曜は「勤労感謝の日」で祝日だったですね。
こちらは先週の木曜、11月の第4木曜日は「サンクスギビングデイ(感謝祭)」で祝日でした。
翌日の金曜も祝日で、4連休です。

サンクスギビングデイは、聞いたことはありましたが、
よくわからない行事でしたが、こちらではかなり重要な祝日みたいです。

街中のムード的には、、正月ですね。
スーパーは人であふれ、お肉のコーナーには七面鳥が並んでいます。
同僚達は実家に帰り、「親族30人が集るよ」と言っていた同僚もいました。

サンクスギビングデイの翌日の金曜日は「ブラックフライデー」と呼ばれていて、
1年で最も安売りをする日らしく、前日から店に並ぶ人もいるほどらしいです。
日本のちょっと昔で言う所の、新年の初売り、みたいな感じでしょうか。

今、調べたところ、通説によると、小売店の年間売り上げの1/3〜1/2が
この1ヶ月だけに集中するらしく、収益が黒字になることから「ブラックフライデー」だそうです。

連休明けの月曜日を「サイバーマンデー」と言うらしく、
ネットで激しく買い物をする日らしいです。

ちなみに、インディアンにとってはサンクスギビングデイは、
この日を境に先祖の土地がヨーロッパ移民に奪われた「大量虐殺の始まりの日」とのこと。
ウィキペディア、すごい!

11月末のサンクスギビングから12月のクリスマスにかけて、
アメリカはお休みモードになるようですが、
現在、学会抄録と中間報告会と論文の締切が集中してしまって急に忙しいです。。


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— posted by 千葉恒 at 02:23 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

一時帰国 -2

前回の続きです。

11/20(日)はいとこの結婚式でした。
彼は仲のいい従弟の一人で、歳の差は3つで、小さいころ同じ街に住んでたので、よく遊んでました。
こころが優しくていい奴で、僕にとっては(勝手に)弟みたいな存在です。

帰国中に、気になっていたインフルエンザの予防接種も打つことができました。
アメリカでするべきだったのですが、連絡メールに気付かなくて打ち忘れていました。
毎日たくさんの学内メールが来るのですが、もちろん全部英語で、時々見落としがあります。
調べたところ、予防接種の中味は基本的に世界中でどこも一緒らしいので、日本で打っても問題ないらしいです。


今回の帰国中の大きなニュースは、同門会奨学金の改訂の情報です。
長崎大学整形外科同門会は、留学を志す同門に対して補助をしてくれるのですが、
尾崎新教授Link の提案で、大きく見直される方向で進んでいるとのことです。
この意味は非常に大きく、今後、若い先生達が、海外で修練を積むチャンスが格段に増えると思います。

海外留学にはいくつかの壁があります。
(1)金銭の問題:もうすぐ5ヶ月経ちますが、もちろん既に数百万円なくなっています。恐怖です。
(2)子供の教育 or 単身赴任:大変でしょうが、子供にとってはいい経験かもしれません。
(3)時間、キャリアの問題:普通は留学はキャリアアップですが、最近は臨床経験の空白を避ける人も多いようです。
(4)英語の問題:超苦しんでます。

いくら貯金とやる気があっても、近年は(5)が問題です。

(5)採用の壁:欧米の大学は近年、財政が厳しく、有給のポストはなかなか提供しなくなったそうです。
   ずっと日本人で回してきた枠すら終了を求められたりもしてるようです。かといって無給で働くことも違法です。
   日本から奨学金や給料が出ていて、それが定められた最低賃金をクリアしていれば採用され得ます。

同門会からの奨学金は、もちろん年収の一部と見なされます。これと、他の給料や奨学金を合わせて、
UCSFの場合だったら規定の年収約300万円をクリアすれば、ポスドクとして採用されます。
(追記:これは研究留学でポスドクとして雇われる場合の話です。臨床留学はObserverなのでまた違うルールだと思います。)

日本で色んな人と話をして気付いたのですが、僕の滑舌は日本語ですらあまりよくなく、
聞き返されることもよくあります。
聞き返されても、僕は何も感じず、ただ言い直したり、繰り返してたりしてます。
更に、文法も全くてきとうで、ボキャブラリーを並べているだけな気もします。

アメリカでは「伝わらなかったらどうしよう」と、発言に臆病になりがちだったのですが、
聞き取られなくても、何の負い目も感じることなく、ただ言い直せばいいだけで、
もっと気軽にテキトウに発言しようと思えました。

アメリカに帰ってから、気分は「二回目の留学!」です。
一時帰国で、留学の意味や価値を、再確認できて良かったです。

帰国中、研究関連の作業や買い出しに付き合ってくれた、田口先生、岡崎先生、お世話になりました。
久しぶりの浜勝うまかったです。

また、研究関連で百合野病院Link にも伺いましたが、百合野病院でのサンプル収集に協力いただいた、
高須賀先生、安達先生、木寺先生(2年前)、データ収集に協力いただいた川口先生、ありがとうございました。

奨学金の改訂に尽力いただいた尾崎教授、留学先選びでお世話になった伊東昌子准教授、
結婚式でお世話になったデイツLink 山口氏、妻の親友さと&あや氏、多くの人に会えてよかってです。
このブログを管理してくれている、エーアイスクエアステーションLink 大楠氏、
1日違いで会えず残念でした。また次回。

長々書いてすみません。終了。



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— posted by 千葉恒 at 03:59 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

一時帰国 -1

昨晩、サンフランシスコに帰ってきました。

いやー、、多忙でしたが、いい一時帰省でした。
日本に帰ったとたん、風邪をひいてしまって本調子ではありませんでしたが。

最後のオチは、重要書類(DS2019)を忘れて出国してしまったので(コピーはあったのですが)、
アメリカ入国審査にひっかかり、2時間ほど待つハメになりました。

僕は海外旅行で、こういう失敗を定期的にしてしまいます。
ポスター発表のポスターを忘れたり、一眼レフカメラのバッテリーを忘れたり。。

11/12-13の横浜での学会発表の後、11/14より長崎に帰省していました。

国内線に乗ったら、発券された僕の名前が「チバ コ」になっていました。
アメリカの旅行会社に頼んだので、パスポート名の「Chiba Ko」が逆輸入されてこうなったようです。
僕の名前の短さは、職場でも少しだけ悩ませたようで、
「コー」だけでいいのか「コーチバ」と呼んじゃっていいのか、と聞かれたりします。

諫早の実家に帰ったら、早速、寿司が待っていました。しあわせ。

長崎ですることは、いっぱいありまして、

まず、僕の歯の詰め物が外れていたので、歯医者Link に行ってきました。
ついでに虫歯も1カ所みつかり、そこも一緒に治療しました。
二カ所で4010円。安い!!3割負担だから原価は1万3350円です。
奥さんは、アメリカで一カ所で90.5ドル(7000円)。原価は905ドル(7万円)なので、大違いですね。

ところで、歯医者の麻酔って全然痛くないですよね。
治療中も落ち着きなくいろいろ質問したのですが、
ポイントは、(1) 表面麻酔がよく効く(歯肉はおそらく粘膜なので)
(2) 針が細い(30G、場合によっては33Gを使うそうです。細いですね。)
(3) 麻酔量が少ない(1mlで十分とのこと。下顎が上顎より多く必要らしいです)
のようです。この針、整形にも応用したいですね。

その後、アミュで髪切りLink 。15年間も同じ美容室です。

大学には、研究関連の用事があり、帰省中、ほぼ毎日通っていました。
医局にいると、何と言うか、慌ただしく気持ちが散漫していた昔の自分にすぐに戻ってしまい、
数年後の帰国後の自分の想像が、すでについてしまいました。
留学中みたいにシンプルな気持ちで生活するって、日本では難しそう。。

西諫早病院Link にも行ってきて、オペの手伝いをしてきました。
オペはガンマと人工骨頭の二例で、剛次先生、志田先生と入りましたが、
助手とはいえ、4ヶ月のブランクは意外にもほとんど感じず、安心しました。
一応、10年間つちかった技術は体にしみ込んでいるんだなー、と思えました。薬の名前なんかは早速忘れてましたが。。

続きは、また次回。


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— posted by 千葉恒 at 12:15 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

日本より

日本最高!
現在、日本に一時帰国中です。

今回の帰省は、11/12-13の横浜での学会発表と、11/20の従弟の結婚式出席が目的です。

学会は日本関節病学会。会場はパシフィコ横浜。
宿泊は、会場隣のパンパシフィックホテルに初めて泊まってみました。
いいホテルです。久しぶりの深い風呂に感動。

日本の何がいいかって、みんな日本語をしゃべっている!
何を言っているか完全にわかる。僕の言っていることが完全に伝わる。

ランドマークプラザを歩いていると「迷子の子どもがいる」という放送が聞こえ、
橋を通り抜けて、隣のクイーンズスクエアを歩いていると「迷子の子どもを探している」
という放送があり、「隣のビルにいますよ」と伝えに行ったところ、親が喜んでました。
聞き取れる幸せ、伝えれる喜び、って感じです。

日本のトイレは本当にキレイ。どこに行ってもウォシュレットがついている。
駅が明るい、安全。コンビニに感動、無駄買い。クリスマスイルミネーションがキレイ。
まるで外国人のように、日本の当たり前の風景の写真を撮ってしまいました。

今回の帰国は、学会発表なので、旅費、宿泊費が、ラボから出ないかと打診はしましたが、
うちのラボは旅費には厳しめで、出せないと言われ、
UCSF学内の出張助成金を申し込んで、何とか2000ドルを獲得できました。

次回の帰省は、来年4月の実兄の結婚式で、
たまたま日本で国際学会か何かないかなーと思ってますが、今のところないようです。

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— posted by 千葉恒 at 11:33 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

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