ナパツアー

昨日はオフ日で、みんなでナパに行ってきました。

1件目は、Cade WineryLink 。景色が良くて最高でした。
ただし、岡の上にあるので山道がつらく、2-3件目に行く方がベターだったかもしれません。
サンフランシスコから直接ここに来たので、着いた時は皆さんぐったりしてました。。
テイスティングは、Sauvignon Blanc / Merlot / Cabernet Sauvignon ×2 の4種。Good でした。

ランチは、Cook St. HelenaLink というイタリアンレストラン。
この辺まで、皆さんのぐったりが続いてました。

2件目は、Stag’s Leap Wine CellarsLink
今回みんなで学んだワイン界の歴史的事件「76年パリ事件」の立役者が、ここのワインです。

1970年代まで、カリフォルニアワインは世界的にかなり低い評価を受けていたのですが、
76年、ある人物の発起により、フランスとカリフォルニアのワインを、
フランスワイン界の重鎮らにより、ラベルを隠された状態でテイスティングしてもらい、
順位を競うという会が開催されました。
その際にみごとフランスワインを凌いで優勝したワインが、ここ、Stag’s Leap の Cabernet Sauvignonで、
その後のカリフォルニアワインの世界的地位を向上させた有名な事件だそうです。

ここではテイスティングだけではなく、ケーブツアーもしました。
ツアーでは、このワイナリーの歴史や、ブドウ畑、ワイン樽が保管される洞窟などを見学できます。
その後、テイスティング。Chardonnay / Cabernet Sauvignon ×3 の4種。
同じ年のCabernet Sauvignonでも、畑によってこんなに違うものか〜

3件目は、Silver OakLink 。ナパを代表するカベルネメーカーです。
テイスティングは Cabernet Sauvignon ×3。うまいとしか言いようがない。
記念にグラスをもらえるのも嬉しいですね。皆さまここで納得のまとめ買いをしてました。

日頃の激務で疲弊気味の長崎の同僚達に、楽しいひと時を過ごせてもらえたようで、
がんばってセッティングしたかいがありました。良かったです。


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— posted by 千葉恒 at 04:14 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

AAOS

本日よりAAOSが始まりました。

長崎より引き続いて、宮本先生、福島先生と、新人の西野先生、森先生の4人がやってきました。

月曜はこの4人に加えて、横浜市立大学整形外科講師(医局長)の小林先生Link と、
同僚の松尾先生、宮前先生ら3人も合流して、B44Link というスペイン料理のお店に行きました。
ここも当たり。かなりおいしかったです。

横浜の先生達といろんな話ができて、違う大学のいろんな文化?も知ることができて、とても有意義でした。
彼らはORSとAAOSで毎年計10演題ほど発表しています。見習うべきです。

小林先生とは股関節学会でのつながりで、いつも良くしてもらってます。
骨感染症のPETによる診断や、リアルタイムPCRによる術中診断などで、全国的に知られている先生です。

本日、火曜日の夜は、waterbar と言うシーフード料理店に行ってきました。
先週末から来ている長崎の宮路、木寺、田上先生も合流し、9人で長崎大学の飲み会になりました。

久しぶりの医局の飲み会の雰囲気で、内輪ネタ中心の会話で、
長崎への郷愁を感じつつ、既にSFへの郷愁すら生まれていることに気付きました。
数年後には、また地元に戻るのかなという、安堵と寂しさですね。。

新人の西野先生、森先生は、世界最大の整形外科の学会であるAAOSに参加して、
いろいろ刺激を受けてくれることと思います。
森君は将来の留学を希望しています。
世界に飛び出そうとして考えている後輩がいることは頼もしい限りです。

明日はオフ日で、ナパへのワイナリーツアーを予定しています。楽しみです。。


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— posted by 千葉恒 at 03:29 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [12]

ORS

ついにORSとAAOSが始まりました。

ORSは Orthopaedic Research Society の略で、全米の整形外科分野の基礎研究者が集まる学術集会です。
AAOSは、American Academy of Orthopaedic Surgeons の略で、全米の整形外科医が集まる学術集会です。

いずれも米国の学会ですが、世界中の整形外科医が集まる、整形外科の世界では世界最大の学会です。
特にAAOSに関しては、集客規模は、医師以外の関係者も含めると3〜5万人にという、ばかでかい学会です。

今年は、ORSとAAOSが連続してサンフランシスコの同じ会場で行われます。
先週末よりまずORSが開催されており、日本から知人達が続々とサンフランシスコ入りしています。

長崎よりまず、宮路先生、木寺先生、田上先生の3人がSF入りしました。宮路先生はORSでポスター発表をされます。

土曜は3人に加え、宮路先生の共同研究者である、広島国際大学の蒲田和芳先生Link ら4人も加わって食事をしました。
もちろん、サンフランシスコ名物のシーフード料理です。

蒲田ラボは、PTの先生達を中心とする、バイオメカニクスの研究をしているグループです。
彼らの研究に対する真摯な思いと、興味深い研究内容を聞いて、いつもながら刺激になりました。

日曜は、宮路先生、木寺先生、田上先生と、イタリア料理に行ってきました。
A16Link という名前のレストランですが、当たりでした。食事もワインもとてもおいしかったです。
姉妹店が2つあるらしく、1つはサンフランシスコ市内、もう1つは、なんと東京とのことです。

これから一週間、毎日外食生活です。
ワインの飲み過ぎに注意します。


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— posted by 千葉恒 at 11:17 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [12]

外部審議会

以前、うちのラボがもらっている大きなグラントLink について、このブログで少し書きましたが、
今日は、このグラントに対して、外部委員による審議会が行われました。

この助成金はP50と言われていて、$ 6.3 million(5億円)の予算がついています。
NIHのGrantの種類Link はかなり複雑で、最も一般的なものがRシリーズで、R01を取ることが通常のPIの目標です。
他に、Kシリーズや、Pシリーズなどがあり、P50は大きい方のグラントです。

このグラントには、外部審議会Link (External Advisory Board)が設けられており、
同じフィールドの、他大学の著明な研究者や医師などが6人選ばれています。
本日、彼らが各地よりやってきて、丸一日かけて進捗状況を確認します。
内容的には、こちらのPI達によるプレゼンや施設紹介、外部審議会による教育講演と現時点での忠告と提案です。

こちらのPI達と外部審議員のミーティング自体はクローズドなので、細かなやり取りはわかりませんが、
おそらく、研究の方向性や予算の使い方などについて、いろんなツッコミがあるのだと思われます。
僕は、オープンになっている教育講演だけを聞きに行きました。

こういうシステムは興味深く、日本では聞いたことがありませんでした。
日本ですることと言えば、助成の終了後に報告書をまとめたり、報告会で発表することでしょうか。
複数年にわたる助成の場合、年度末ごとに中間報告書を提出します。それでも十分に面倒です。

加えて、最終的に結果がでなくても、金を返せとは言われませんので、
医学の進歩にそんなに役に立ってない研究がたくさん行われているかもしれません。

アメリカでは、このような大きな予算の場合、予算に見合う社会的還元が行われるかが、
外部の人間より厳密に審査される、ということであり、面倒ですが、こうあるべきで、正しいと思います。

ただ、以前も触れましたが、アメリカの研究予算は大きいとは、一概には言えません。
なぜならば、この予算から人件費や撮影費を捻出しないといけないからです。
日本では、人件費は病院や大学から出ていますし、機械の使用費を払うことも少ないですし、
被検者に謝礼を払ってもいけません。

アメリカの、特に研究者を雇うための人件費は、予算のかなりの額を使うと思われます。
興味があるので、今度、直接聞いてみようと思います。。


— posted by 千葉恒 at 04:12 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [7]

アイスホッケー

今日は、人生初のアイスホッケー観戦に行ってきました。

サンフランシスコから南へ約1時間の場所にあるサンノゼという都市には
サンノゼ・シャークスというNHLLink のチームがあり、
今日は夕方から日本人の友人と5人で、
サンノゼ・シャークス vs コロンバス・ブルージャケッツの試合を観に行きました。

ちなみにコロンバスはオハイオ州の州都です。
ちなみにオハイオ州Link は五大湖付近にある州です。

試合は1ピリオドが20分で計3ピリオドです。
それなら早く終わると思いきや、ハーフタイムが15分あり、
ファールや乱闘で試合が進むのが異様に遅く、
7:30から始まって、終わったのは10:00過ぎでした

プレーヤーは6人で、選手の入れ替えは何人でも自由に可能です。
キーパー以外の5人は相当の運動量らしく、1〜2分でどんどん交代していきます。

ルールもよく知らずに観に行きましたが、かなりおもしろかったです。

細かいことはわからなくても、ゴールすれば1点というのはわかりますし、
スピードがあって、ボディーコンタクト(チェックと言うらしい)が激しく、
何がおもしろいかって、やはり乱闘。

サンノゼの2番とコロンバスの40番の選手が、マッチアップしてるのか
再三乱闘をしていて、そのたびに会場は大盛り上がりしてました。

試合の方は、アウェーのコロンバスが一方的に負けていて、
第1ピリオドで2-0、第2ピリオドで4-0とボコボコ。
乱闘でも負け気味で、だんだんコロンバスに肩入れするようになってしまいました。

第3ピリオドで6-0になったにもかかわらず、なぜか試合は荒れる一方で、
コロンバスは気がおさまらないのか、最後にはほぼ全員がいたるところで殴り合いを始めてました。
コロンバスファンになってしまってた僕は悔しかったですが、
試合はサンノゼの大勝利で、会場は大いに盛り上がりました。


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— posted by 千葉恒 at 04:49 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

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