講演と思いきや、そのほとんどがワトソンとクリックを題材にした過去の映画「Life Story
ジェームズ・ワトソン
その映画では、ワトソン、クリックと、ライバル達とのえげつない競争が描かれていて興味深かったです。まず驚いたのは、情報戦。インターネットなどない世の中なので、情報交換が閉鎖的で、何とかして他の研究者のデータを教えてもらったり、ひどい時は盗み見したり、、
ライバルの、ロザリンド・フランクリン
今も昔も、研究は情報戦。自分の頭の中だけで解明できる真理など何もなく、多くの発見や発明は、既知のデータの組み合わせから生み出されるものですね。
もう一つおもしろかったのは、受賞理由となった彼らのネイチャーの論文は、実証データなしのDNA構造モデルの提案だけだったということ。てっきり、現在のネイチャー論文のように、いろんな実験をしてそのデータの裏付けのもと仮説を導いたのだと思っていましたが、ワトソンとクリックは、他の研究者から何とか教えてもらった情報や、盗み見したデータを元に、モデルを提案しただけで、自分たちで実証していないんですね。受賞理由となったその論文
しかし、情報を結合して何を導くかが科学者の力量であることは間違いではありません。アナログに紙や棒なんかで塩基の模型を作って、それらを組み合わせたりして、DNAの三次元的構造を考えぬく描写は、何でもデジタルなデバイス上で考える現代と比べて、なんか逆にカッコ良かったです。























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