昨年は縁あって、UCSFとSF総合病院の見学を僕が案内しました 。
あれからもう1年が経ったのか、、
今年は僕は演者になっていませんが、久光製薬アメリカ支店の綾部剛さんの講演があると聞いて、アメリカに進出している日本の製薬会社で、整形外科関連の商品を扱う企業には今まで接したことがなかったので、いい機会だと思って、学生さんに混じって講演を拝聴してきました。
久光製薬は佐賀県鳥栖市に本社がある「サロンパス」で有名な会社です。貼付剤の製造販売を主にしています。
関節や筋肉の痛みに湿布を貼るというのは、欧米では日本ほど一般的ではありません。
久光製薬は、アメリカを新たな市場として開拓しており、今ではSalonpas は、アメリカのメジャーな薬局にはほとんど置いてあるようです。その他、世界50カ国で展開しているとのことでした。
ところで、痛みの耐性には人種差がありまして、日本人はとにかくガマン強いです。
アメリカ人は痛みにすごーく弱く、NSAIDsで済ませるような関節痛にも平気でオピオイドを使ってます。
憶測ですが、痛みに対して強力な処置を求める性質が、湿布が今まで一般的でなかったことと関与してるかもしれませんね。
その後、どさくさにまぎれて、学生さんと一緒に、佐賀県人会にも参加させてもらいました。長崎県人会にも参加したことないのに、、
アメリカに長く住んでいる日本人とお話させてもらうと、いつもいろいろ刺激になります。人に歴史ありです。みなさま日本にいる日本人より日本人らしいところがあります。
一方、今年の学生さんたちも去年に引き続き個性派ぞろいです。真面目でしっかりしたところと、自由でモラトリアムなところが入り交じってて、昔の自分を見ているようです。
研修スケジュール は今年も充実しているようです。いい人生経験ですよね。実り多き研修になることを願ってます。
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