今回はポスター発表が1つ、オーラル発表が1つです。
ポスターは、医学部の学生さん(柴田さん)にやってもらった研究で、
CT画像を使った変形性股関節症の臨床的な調査です。
昨年の股関節学会にも発表しており、もうすぐ和論文になる予定です。
オーラルは、UCSFでやっていたHR-pQCTの研究で、英語での発表でした。
日整会には英語発表のセッションがありまして、会場には日本人しかいないけど、
日本人が英語で発表して、日本人が英語で質問をするという、何とも不思議な空間です。
面倒ですけど英語の練習と思って、来年以降も習慣にしておこうかなと。。
UCSFでお世話になった長尾先生が、シンポジストとして招待されていました。
アメリカの保険制度や、いわゆるオバマケアなどについてのお話で、
この講演を聞いて、初めてオバマケアのことが理解できましたよ。
アメリカには無保険の人がまだ多くいるのですが、
そういった人達を減らすために、保険の加入が義務づけられたわけです。
しかしそれは、民間の保険会社に委託されているようで、
会社は減収となる分、一般の加入者へのサービスを減らします。
病院側は、オバマケアで加入した患者を診ることは利益が少ないので、
結局、受診に制限をかけているみたいです。
つまり、今までの加入者も病院側も損しているようで、文句のある人は多いようですね。
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