ロモソズマブ12ヶ月→デノスマブ24ヶ月、で3年間です。
腰椎BMDは1年で+13.1%、3年で+18.1%、大腿骨(全体)BMDは1年で+6%、3年で+9.4%、驚異的ですね。やはり最初の1年の伸びがすごい。驚きなのは、BMDにおけるノンリスポンダーが5%程度ということです。感覚的には、全患者でBMDは上がる、と言っていいです。
椎体骨折の抑制効果は、1年で-73%、3年で-66%。これは毎回議論になってますが、この試験には、骨折率の低いLatin America人がたくさん入っているため、成績を落としています。日本人での効果はもっと高い可能性があります。
今回、ロモソズマブとアレンドロネートの比較試験(ARCH study)が発表されました、が、、私は残念ながら講演は聞けず。
2)アバロパラチドの3年半の結果が出ました(ACTIVExtend)
アバロパラチド18ヶ月→アレンドロネート24ヶ月、の3年半です。
椎体骨折の抑制効果は、1年半で-86%で、その後も骨折発生はほとんどなく3年半で-86%と、効果が維持されています。素晴らしいですね。
アバロパラチドは米国での発売が始まったようです。日本ではまだ先ですが、楽しみですね。
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