メールで1日が

これまたどうでもいいネタですが。

メール処理で1日が終わることありませんか?
メールって、世の中を便利に、そして大いに多忙にしたと思います。

受診件数は1日100件以上ですが、ジャンクがあるので実際は、どのくらいかな。
1分で処理できるものもあれば、1時間以上かかるものもあり、様々です。

逆に送信件数は正確に把握できますので、履歴を見てみますと、、
2016年 4311件
2017年 4412件
2018年 4532件

1日12件も誰かにメールを送りつけていた。どちらかというと、加害者でした。

— posted by 千葉恒 at 09:32 am   commentComment [0] 

パスポート

どうでもいいネタですが、私が知らなかった豆知識。

2月にカナダ出張があるのですが、私のパスポートの期限が7月でして、

どうも国によっては、パスポートの残り期限(残存有効期間)が3ヶ月や6ヶ月をきっていると、
入国できないことがあるらしいですね。ここLink にまとめサイトがあります。
あわてて更新に行きましたよ。

ところが、ここLink のサイトを見ると、カナダはあわてる必要はなかったみたい。
はやまったな。。まぁいいか、いずれはしないといけないし。
パスポート更新すると、ESTAやeTA、自動化ゲートも全部作り直しですよね。面倒だな。

— posted by 千葉恒 at 09:34 pm   commentComment [0] 

ロモソズマブ承認!

骨粗鬆症の世界で、大ニュースが飛び込んできました。

抗スクレロスチン抗体であるロモソズマブが、世界で初めて日本で承認されましたLink

一昨年にアメリカでFDAに申請されたこの新薬は、懸念事項を指摘され承認されず、日本での申請も止まっていました。
昨年に再解析の結果が報告され、今回、日本で先に1月8日付で厚労省より承認となりました。

商品名はイベニティです。現在ある骨粗鬆症治療薬の中では最強の薬となります。
これでまた、多くの骨粗鬆症患者さんが救われると思います。すばらしいですね。


— posted by 千葉恒 at 12:15 pm   commentComment [2] 

02CAD

かなり遅いペースですが、長崎のHR-pQCT研究の、第2弾の論文がアクセプトされました。

「02CAD」というコードで管理されているこの研究は、Cadaver(解剖学実習に用いるご献体)を用いて、解剖学に関するテーマを、長崎大学肉眼解剖学と共同で研究しています。コンセプトは、全身骨の"bone microstructure mapping" で、主に、全脊椎・上肢・下肢を対象としています。

CTには、病院で患者さんに使用する「whole body CT」と、研究室で実験動物に用いる「micro CT」があります。
臨床用の「whole body CT」は、生きた患者さんのどこの部位でも撮影できますが、解像度はスライス厚でいうと0.5mm程度で、骨微細構造の解析は困難です。一方、
実験用の「micro CT」は、主にマウスから摘出された脛骨や大腿骨を、高い解像度、ボクセルサイズ0.01mm程度で撮影できますが、ヒトのような大型の骨は撮影できません。

「HR-pQCT」はその中間の存在で、生きた患者さんに対しては、四肢限定ですが解像度は0.06mmで骨微細構造が解析でき、また、摘出骨であれば、ヒト脊椎などの大きな骨を、小さく加工することなく、そのまま撮影することができます。

大学院生の山田周太先生は、臨床では脊椎外科が専門で、私たちの研究室ではCadaverの全脊椎の研究(CAD spine)をしており、今回、その第一弾の成果が、Bone(IF:4.455)にアクセプトされました。

下図のように、全脊椎を3回にわけて撮影し(N=3)、各椎体を抽出し(total 48 椎体)、終板と後方要素を除いた椎体モデルを作成し、海綿骨と皮質骨それぞれの骨微細構造を解析しました。
加えて、椎体に力学シミュレーションで圧迫をかけて骨折を発生させ、「破壊負荷(failure load)と最も相関する骨微細構造は何なのか?」を調査しました。

予想通り、海綿骨の要素は高かったのですが、意外なことに皮質骨の要素が4割ほどを占め(8割ぐらいは海綿骨が支えていると考えていました)、海綿骨が消失した骨粗鬆症の椎体では、皮質骨も重要な役割を果たしていることがわかりました。

たしかに、椎体の前壁が折れて、椎体骨折が発生しているようなレントゲン画像を見ますよね。

ただ、今回の研究は、シミュレーション(有限要素解析)上のものであり、弱点はいくらでもあります。今後もデータを蓄積し、解析手法のレベルを上げていく必要があります。第一報としては、上出来だと思っています。

Yamada S, Chiba K, Okazaki N, Era M, Nishino Y, Yokota K, Yonekura A, Tomita M, Tsurumoto T, Osaki M.
Correlation between vertebral bone microstructure and estimated strength in elderly women: An ex-vivo HR-pQCT study of cadaveric spine.
Bone. 2018 Dec 13. pii: S8756-3282(18)30447-2. doi: 10.1016/j.bone.2018.12.005. [Epub ahead of print]
Link


NONALNUM-44Gu44Kz44OU44O8-E



NONALNUM-MuOBruOCs-ODlOODvA-E



NONALNUM-M-OBruOCs-ODlOODvA-E



NONALNUM-NOOBruOCs-ODlOODvA-E



NONALNUM-NeOBruOCs-ODlOODvA-E



2019-01-04154455



— posted by 千葉恒 at 07:22 pm   commentComment [0] 

あけまして

おめでとうございます。

元旦から当直してます。今年も年末年始にデスク周りの大掃除をし、気分一新いい気分です。

8PMごろ、夕食を買いに1Fに降りたらコンビニが閉まっており、今晩はお菓子でしのごうと思っています。
カマキリ先生の、昆虫すごいぜ、を見てたら、いつの間にか正月スケジュールで閉店してました。

さて、今年のテーマは、個人でなく研究グループのそれを掲げようかと思っており、以前から気がけていた3点、
「世界レベルの仕事を、工夫を凝らしつつ、楽しくやる!」でがんばろうと思います。

やるからには当然、世界に通じる仕事をしたいです。
しかしながら、規模では海外のグループに負けますので、工夫が必要です。今後もHR-pQCTの特殊技術で勝負することになります。
そして、楽しく研究をする。これって簡単じゃないです。研究ってうまくいかないことだらけですからね。やり直しばかりです。

昔とった写真をアップしてみます。初日の出でもなければ、そもそも日の出でもないですが、、

今年は結果が徐々に実を結びそうな良い予感。。

FH000012



— posted by 千葉恒 at 11:46 pm   commentComment [0] 

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0129 sec.

prev
2019.1
next
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31