日整会採択結果

日整会総会2020@福岡の採択結果がでました。

私たちの研究グループからは、15演題応募していましたが、採択は12演題でした。
オーラルは6演題、ポスター6演題です。みんながんばりました。渡邉先生は2演題採択おめでとう。

オーラル
 千葉 慢性腎臓病による皮質骨微細構造の劣化 ―HR-pQCTによる骨微細構造解析―
 岡崎 骨強度を規定する骨微細構造は何か? ―健常女性におけるHR-pQCTを用いた有限要素解析―
 江良 Hip structure analysis(HSA)の骨粗鬆症評価における有用性
 近藤 超音波2波骨測定法で皮質骨と海綿骨を分離した評価は可能か? ―高解像度末梢骨用定量的CT(HR-pQCT)による検証試験―
 渡邉 HR-pQCTによる関節リウマチの関節微細構造解析 ―関節裂隙狭小化、骨びらん、傍関節骨粗鬆症の相関関係―
 太田 橈骨遠位の皮質骨における加齢変化の検討 ―HR-pQCTによる解析―

ポスター 
 松林 神経性やせ症患者と健常女性の骨微細構造の比較
 西野 四肢用高解像度CT(HR-pQCT)による足関節の骨微細構造解析
 山田 テリパラチド連日製剤が脆弱性骨折患者の椎体骨密度におよぼす効果 ―Quantitative computed tomography(QCT)による解析―
 土居 男性における骨微細構造と骨代謝マーカーの加齢性変化の特徴 ―HR-pQCTによる骨微細構造解析―
 渡邉 乳癌に対するアロマターゼ阻害薬に伴う続発性骨粗鬆症の病態解析 ―HR-pQCTによる骨微細構造解析―
 髙橋 連日テリパラチド、週1回テリパラチド、ビスホスホネート製剤の大腿骨に及ぼす効果 ―QCTによる解析(TERABIT study)―

先日、日整会の広報から今年の採択率が出ていましたが、
応募総数が2736演題で、採択は1700演題(採択率62%)で、うちオーラルは600演題(採択率22%)、ポスター1100演題だったそうで、私たちは良い結果だったと思います。

あと、30分の持ち時間ではありますが(2演者講演)、日整会ランチョンのデビューをすることになりました。
初日(木曜日)ですので、人が埋まるのかかなり心配です。しかも骨粗鬆症ではなく、関節リウマチ評価の話です。


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— posted by 千葉恒 at 11:34 pm   commentComment [0] 

バースデー

我が家の三兄妹はみんな早生まれで、1月2月3月で、それぞれ7歳4歳1歳になります。今月から毎月、お誕生日会です。
K-pon7歳ですよ。大きくなったな。ひーたん、あーたんは最強に可愛い姉妹になっていってます(いずれもブログ上の名前です)。

多忙な日々ですが、年末には初めてのUSJ&海遊館に行ってきました。楽しかったなぁ。
臨床も研究も家族も、もういくら時間があっても足りません。


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— posted by 千葉恒 at 10:08 pm   commentComment [0] 

最強のタイトル

講演会には、専門医の継続のための単位をつけることができます。日整会や、リウマチ、リハビリなどなど。
聴講者の中には「単位のために参加する人」もまぁまぁいます。

講演をするようになって知ったことですが、「どの単位を取れるか」は「タイトル」で決まる、らしいです。
よって、聴講者を増やすためにタイトルに細工をしている演者も多いです。

実際使う気は無いのですが、最近思いついた最強の講演会タイトルは、

「医療安全を考慮した多職種連携によるステロイド性骨粗鬆症の治療戦略」です。

「医療安全」で日整会14番が取れて、「多職種連携」でリエゾンがつけれ、ナースやPTの参加も見込めます、
なおかつ「ステロイド性」を入れることでリウマチの単位もつけれ、「骨粗鬆症」で日整会の1か4番も取れます。
こんなタイトルを見かけてら、「やりおったな」と思ってください。

ところで、縁あって、2ヶ月で2回も愛媛に行きました。愛媛は食べ物や風景など、気に入ってます。
下のお城の写真は、今治城で、壁の写真は、愛媛空港です。
「県獣:ニホンカワウソ」がシュールだったので、人が多くて恥ずかしかったですが撮りました。
長崎の県獣って何かな、、


→ 補足:ググりました。

県獣を選定している県は11県のみだそうです。長崎にもいました。
宮城 シカ
山形 カモシカ
栃木 カモシカ
富山 ニホンカモシカ
山梨 カモシカ
長野 カモシカ
三重 カモシカ
山口 ホンシュウジカ
香川 シカ
愛媛 ニホンカワウソ
長崎 キュウシュウシカ

シカ10匹 vs カワウソ の状態でした。カワウソがんばれ!

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— posted by 千葉恒 at 06:50 am   commentComment [2] 

あけまして

おめでとうございます。 ってもう、1月15日ですが。

さて、毎年かかげている今年の目標ですが、
昨年のテーマLink は「世界レベルの仕事を、工夫を凝らしつつ、楽しくやる!」でしたが、
「楽しくやる」ってのが、なかなか簡単でなかったですね。みんな常に時間に追われて、余裕がなかったかな。

今年のテーマは、私が「不得意」としてきた「組織力のレベルアップ」です。

今までの研究は「HR-pQCTでこんなんやってみました」みたいな、パイロット研究が主でしたが、
今後は、より規模が大きな臨床研究もやっていこうと思っています。

そのためには、個人ではなく組織で大きな仕事をする力が必要でして。
今まで、サンフランシスコ UCSF〜シリコンバレーで、いろんな人と出会ったり話したりする機会をもらってきましたが、
やっぱり日本の弱さはその辺にあるのかなぁ、と感じてきました。

鍵を握るのは、医師(大学院生)でなく、実は、研究補助のスタッフだと思っています。
現在、看護師、医学生、主婦の計8名の方が、HR-pQCTの研究をサポートしてくれてます。

仕事としては「コーディネート」「画像解析」「データ管理、IT」「書類(倫理委員会、CRF)」「会計」の5つです。
私が大学院生の時は(2007-11年)、私1人だったので、もちろん全部自分でやってきたのですが、
今はやっている研究の数や規模が違いますし、週1だけの社会人大学院生たちだけではとてもカバーできません。

以前、なにか学会の登録フォームで、下図のような、役職の選択をする欄がありました。
気になって、スクショを残していました。書き出すと、、

・Administrative Assistant 事務員
・Biostatistician 生物統計家
・Clinical Research Coordinator コーディネーター
・Database Analyst データマネージャーかな?
・Laboratory Director ディレクター これ私ですね
・Laboratory Information System Coordinator これはITかな
・Laboratory Supervisor スーパーバイザー 教授かな
・Laboratory Technician テクニシャン 私たちのラボの場合は、画像解析作業をする人ですね
・Nurse 看護師
・Physician 医師

私たちのラボの場合、上記のうち、生物統計家以外は、全部います:
上から、3、0、3、1、1、2、1、4、1、14人かな、
ただ、兼業・兼務が多かったり、経験値の浅さもあったりで、どうしたらいいものかと、悩み続けていました。

今年は、もっと意識的に、この組織力をレベルアップできないかと考えています、、嫌がられない範囲でね。
あとは、もし出会いがあれば、ポスドク(PhD、純研究者、医師でなくて)も、必要なのかもしれません。

ご存知の方も多いと思いますが、今、日本の臨床研究は、今、大きな転換期にあり、医師への負担が半端なく大きくなっています。
今の私の環境は、かなり恵まれており、まだ勢いのあるうちに、トライアル&エラーを繰り返して、本物にしたいと思っています。


2019-06-25102301



— posted by 千葉恒 at 09:19 pm   commentComment [0] 

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