ライセンスキー故障

一昨日の夜に、僕にとっては大事件が起きました。

僕の研究に使用しているソフトウェアには、ライセンスキーが必要です。

MS Office のような一般的なソフトウェアは、ご存知の通り、かつてはライセンスナンバーの入力、
現在ではさらにウェブ上で認識させてライセンスのプロテクトを行っていますが、
産業・研究用のソフトウェアは、違った仕組みを持ったものがあります。

僕の使用している研究用ソフトウェアは、ライセンスファイルとライセンスキーの2つで守られていて、
ライセンスファイルは、ただPCに入れておくだけですが、使用できる機能や期限の情報が入っており、
機能の変更や、期限の更新をするたびに、新しいファイルと入れ替えています。

ライセンスキーは、見た目は普通のUSBメモリーとほぼ一緒で、
それをUSB端子に差し込んでいるPCだけが、そのソフトウェアを使用できます。

学会抄録の締切と、中間報告会の準備に多忙の最中、それは起きました。
こういうときに限って、こういうことをしちゃうんですが、、

計算に何時間もかかるので、日中に作業をして、夜中に計算をさせているのですが、
夜に計算を始めさせて、しばらく見ていると、イマイチ動きが遅い気がしたので、
再起動をかけてやったのですが、その際に、反射的にライセンスキーを抜いてしまって、
その後から、ソフトが開かなくなりました。。

このソフトが使えないと、抄録も書けない。スライドもできない!
「ああ〜」と叫んでしまい、茫然自失、冷や汗、お先真っ暗、そこまで?って言うくらい落ち込んでしまいました。

そのソフトは日本製でして、すぐさま、日本の会社に電話をしたところ、
やはり、ライセンスキーの故障が疑わしく、基本的には、日本から新しいのを送らないと回復しない、
1週間ほどかかる、と言われました。

そこから、やんわりゴリ押し、ダダをこねました。
こういう時のこの会社の対応は、いつも非常に親切で、「何か手を考える」とのことでした。

その電話がすでに1AM前。2AMごろに、できるかどうか分からないが、あと数時間はかかると言われ、
一旦寝ることにしました。そこから数時間の睡眠中に悪夢を見る見る。メンタル弱いです。

6時AM頃に電話がかかり(日本は11pm)
「そのUSBを回復させるプログラムを作ったので今から送る、うまく行くかは不明」とのこと、

施行したところ、、、うまく行きました!!

どうも、PCの起動や終了毎に、そのUSBに書き込みをしているようで、悪いタイミングに抜いてしまったようです。
原因が未確定のまま、その回復プログラムを作ってくれたエンジニアに、心から感謝です!!


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— posted by 千葉恒 at 02:18 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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